Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

ただいま

2010年04月21日 | 波動をあげよう!
ただいま



中国各地を訪問した長い旅から帰国。


私の留守中、
東京の桜は終わり、
青い空にハナミズキが美しい季節になっている。






あまりに沢山のことがあって、
あまりに沢山のひとと会って、
あまりに沢山の土地を訪ねたので

最初の訪問地だった<南京>での出来事が
なんだかずーぅっっっと前のことのように思える。


今回の旅のことは
少しづつ、お話していくことにしよう。


旅の中でほんの少し分かったことが、あった。

それは

<ぐわんしぃ>というコト。


ぐわんしぃ、とは<関係>ということだけれど

~人間同士のつながり、間柄~を大事にする

中国の人々のことが、すこし、わかったような気がした。


この文化は昔の日本人にももしかしたらあったかもしれないけれど

少なくても、都心に住む、私たち世代に限らず
多くの世代の人間にとっては

あまり意識させられない事である。

逆に言えば、

この<ぐわんしぃ>がある意味面倒なので

すっきりこの文化をそぎ落としたような感すらあるのが
私たち日本人、である。

<無縁社会>という番組まで出る始末だ。






私もご他聞にもれず
どちらかというと<さっぱり>している性格ゆえ

たたみかけるような
絆をわざわざ強調するような人間関係は
ちょっと苦手だ。


だけど、この<ぐわんしぃ>を理解することが
隣国中国を理解する第一歩になるのかもしれない、と思った。


今回は
何度となくこの<ぐわんしぃ>という
人と人とのつながりに出くわしたような、そんな旅だった。










この間、ブログを読んでくださっているある方から


”いいところばかりに旅行して、楽しそうで、ずるい。不公平だ。”

と言われた。



・・・たしかに・・・


私の旅の頻度は
今年に入ってグンッと多くなっている。


旅が大好きな私としては幸せなこと。

でもだからといって




ということが全く無い毎日ではない。


”ブログに書いてないだけで、私にもイロイロあるのよ。”

と言っておいた。



今回、北京・武漢と同行した
西原春夫先生がこうおっしゃった。


”私も家内もね、モノはあまり買わない。
あの世に行く時、持っていけないからね。

若い時、考えたんだ。

あの世に持っていけるのは、<思い出>だけだと。

だから、二人でいっぱい旅行しようって決めたんだ。”



・・・まったく、同感。・・・


自分の人生は自分で決める。
自分にとって大切なものも、自分で決める。

そのモノサシは沢山ある。


だから、

私が何を選ぼうと何をしていようと
それは
誰かにとって、不公平にはならないし、


その人だって
自分が大切と思った人生を選んで生きている。



南京は大雨。
上海は曇り。
北京は琥珀がかった色の空。
武漢はまきあがる土ぼこりでかすんでいた。


今日、
ひさしぶりに、真っ青な
大きな空を仰いで、気持ちよかった。


ただいま、日本




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