Face to Faceのコミュニケーションの大切さ
もうずいぶん前にご退職された外務省の方が
”最近、用事で役所に行くと、
事務所がし~んと静まりかえっているんだよ。
みんな、パソコンに向かっていて。。。
お昼休みなんかもお弁当売り場が大行列で、
みんな弁当買って、パソコンの前で食べる。
昔は定時で切り上げて、飲みながら
意見を戦わせたり、記者仲間と色々な話をする。。。
ところが、最近は、夜遅くまでパソコンに向かっていて
飲みに行こう、というような感じがないんだよね。”
と。
そして、同席していた日本を代表する企業のCEOの方も
”だって、隣の人や目の前にいる人に対しても
メールで話しかけているのが普通ですよ。”と。
私も電話よりメール派、なので
多少苦笑いもありながらも、その会話を聞いていた。
そこで次に
メールでのコミュニケーションが良い場合と
メールでのコミュニケーションによって生ずるさまざまな<ズレ>が話題に。
Face to Faceでのコミュニケーションだったら
相手の顔を観て
言葉を選んだり、フォローしたり、出来るが
メールはそういうわけにはいかない。
儀礼的すぎると親しみを感じないし、
逆に感情的になってメールを書いてしまうと
相手にとっては
目の前で言われるよりも不快感や疑惑が倍増し
修復するのにとても時間を要することになってしまう、のだとか。
たしかに。。。。
最近私もFaceBook愛用者で
コミュニケーションはこういったツールがメインになりつつある。。。
FaceBook上でお互いの情報を共有しているので
実際にお会いしてみると
ぐっと距離が近く、旧知の仲、みたいな感じすら初対面で感じることが
出来るのは
FaceBookのなせる、すご技だと思う。
でも、
本当に会いたいな。。。
会ってお話したいな。。。
と思った相手でも
相手がパソコン上でのやりとりで十分満足している、という場合・・・
わざわざ時間を作って、
ちょっと緊張もして、
もしかしたら少しお金もかかるかもしれないし、
ちょっと面倒くさい。。。
いいぢゃん、
こうしてメールで会話できるし
相手の状況を把握できるんだから。。。。
という理由で、<Face to Face>にたどり着けない。
でも、Face to Faceでなければ伝わらないことって、たくさん、ある。
ある会社の方は
とてもお互いが実際に会って話をする、ということを重要視しているので
出張費はケチるな、と言ってるんですよ、と。
相手が
目の前にいない自分ひとりの世界で
画面に向かって言葉を発するのと
相手がどんな表情をしているのか、
相手がどんな気分でいるのか、
相手のことを
考えたり、思いやったり、
自分の言葉や態度によってのリアクションに
喜んだり
驚いたり
怒ったり
ムカついたり。。。。いろいろな思いをしながらも
お互いが少しづつ理解しあい、一歩前に踏み出していく。。。。
従来のこうした人間関係とは別の、
バーチャルな世界での人間関係で満足しはじめてしまう人がいる一方で
これが原因というわけではないが
<うつ病>もすごい勢いで増えているのだという。
私もメールやFaceBookの愛用者ではあるけれど
本当に会いたい人には
会いに行く。
本当に必要だと感じたら
きちんとつかまえに行く。
パソコンの中だけの会話を飛び越えて
人と人が出会わなければ、
今までの長い歴史の中で繰り返してきた
人、として、
誰かと会い向かう、コミュニケーションをする、という遺伝子が
うまく機能しなくなって行ってしまうような気も、する。
こういう時代だからこそ、
きちんと、
人と出会い、
人に会いにいこう。。。。
そして、
美味しいものを一緒に食べたり、
美しい音楽や映画を観て、一緒にその感動をわかちあったり、
せっかくあふれてくる言葉を
相手になげかけてみよう。
そして、
相手から投げかけられる言葉たちを
全身で受け取ってみようぢゃ、ありませんか。。。。
*桜はこの4月に撮影したものたちです。
もうずいぶん前にご退職された外務省の方が
”最近、用事で役所に行くと、
事務所がし~んと静まりかえっているんだよ。
みんな、パソコンに向かっていて。。。
お昼休みなんかもお弁当売り場が大行列で、
みんな弁当買って、パソコンの前で食べる。
昔は定時で切り上げて、飲みながら
意見を戦わせたり、記者仲間と色々な話をする。。。
ところが、最近は、夜遅くまでパソコンに向かっていて
飲みに行こう、というような感じがないんだよね。”
と。
そして、同席していた日本を代表する企業のCEOの方も
”だって、隣の人や目の前にいる人に対しても
メールで話しかけているのが普通ですよ。”と。
私も電話よりメール派、なので
多少苦笑いもありながらも、その会話を聞いていた。
そこで次に
メールでのコミュニケーションが良い場合と
メールでのコミュニケーションによって生ずるさまざまな<ズレ>が話題に。
Face to Faceでのコミュニケーションだったら
相手の顔を観て
言葉を選んだり、フォローしたり、出来るが
メールはそういうわけにはいかない。
儀礼的すぎると親しみを感じないし、
逆に感情的になってメールを書いてしまうと
相手にとっては
目の前で言われるよりも不快感や疑惑が倍増し
修復するのにとても時間を要することになってしまう、のだとか。
たしかに。。。。
最近私もFaceBook愛用者で
コミュニケーションはこういったツールがメインになりつつある。。。
FaceBook上でお互いの情報を共有しているので
実際にお会いしてみると
ぐっと距離が近く、旧知の仲、みたいな感じすら初対面で感じることが
出来るのは
FaceBookのなせる、すご技だと思う。
でも、
本当に会いたいな。。。
会ってお話したいな。。。
と思った相手でも
相手がパソコン上でのやりとりで十分満足している、という場合・・・
わざわざ時間を作って、
ちょっと緊張もして、
もしかしたら少しお金もかかるかもしれないし、
ちょっと面倒くさい。。。
いいぢゃん、
こうしてメールで会話できるし
相手の状況を把握できるんだから。。。。
という理由で、<Face to Face>にたどり着けない。
でも、Face to Faceでなければ伝わらないことって、たくさん、ある。
ある会社の方は
とてもお互いが実際に会って話をする、ということを重要視しているので
出張費はケチるな、と言ってるんですよ、と。
相手が
目の前にいない自分ひとりの世界で
画面に向かって言葉を発するのと
相手がどんな表情をしているのか、
相手がどんな気分でいるのか、
相手のことを
考えたり、思いやったり、
自分の言葉や態度によってのリアクションに
喜んだり
驚いたり
怒ったり
ムカついたり。。。。いろいろな思いをしながらも
お互いが少しづつ理解しあい、一歩前に踏み出していく。。。。
従来のこうした人間関係とは別の、
バーチャルな世界での人間関係で満足しはじめてしまう人がいる一方で
これが原因というわけではないが
<うつ病>もすごい勢いで増えているのだという。
私もメールやFaceBookの愛用者ではあるけれど
本当に会いたい人には
会いに行く。
本当に必要だと感じたら
きちんとつかまえに行く。
パソコンの中だけの会話を飛び越えて
人と人が出会わなければ、
今までの長い歴史の中で繰り返してきた
人、として、
誰かと会い向かう、コミュニケーションをする、という遺伝子が
うまく機能しなくなって行ってしまうような気も、する。
こういう時代だからこそ、
きちんと、
人と出会い、
人に会いにいこう。。。。
そして、
美味しいものを一緒に食べたり、
美しい音楽や映画を観て、一緒にその感動をわかちあったり、
せっかくあふれてくる言葉を
相手になげかけてみよう。
そして、
相手から投げかけられる言葉たちを
全身で受け取ってみようぢゃ、ありませんか。。。。
*桜はこの4月に撮影したものたちです。