YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ドライブ日和、海辺でクラフト

2015-01-08 06:06:24 | 八重山2015冬


今回の八重山ツアーは天気に恵まれました。到着日の夜だけは曇って寒かったのですが、あとは気温上昇で夏のような青空。最終日もすばらしいお天気でした。

この日は西表島の東側から西側までドライブ。 途中、鳥をみたり、クラフトショップに寄ったり、ご飯を食べたり…







とんとんみーさんのツアーには、ガイドさんの手作りランチがつくのですが、この日メニューはパパイヤ入りタイカレー。

青空の下で食べるご飯は最高(≧∇≦)
ちなみに1日目は、石垣牛の牛すじスープでした。



ご飯のあとは貝殻拾いへ!!

…とその前に、クバの葉っぱで籠を作ります。とんとんみーさんのツアーならではの自然素材でのクラフト体験。

クバの葉っぱはこちらの神社などによく植えられているシュロに似た植物。

すでにガイドさんが調達してくれていた材料を水に濡らして柔らかくしてから使います。



葉っぱ一枚を丸めながら形を整え、葉柄の部分で持ち手を作っていきます。





このカゴで昔は井戸の水をくんだりしたそうです。たった1枚の葉っぱで作ってあるのに、水も漏れない優れもの!



↑水が入っているんだけどわかりますか?

さあ、このカゴをもって貝殻拾いです。



綺麗な貝殻やシーグラスがたくさん拾えました。

たっぷり遊んで港へ向かったのですが、船の時間まで、まだ少しあるので、今度はマーニの葉っぱで干支の羊を作ることに!

マーニはこちらの言葉で、和名はクロツグ。ヤシの仲間です。八重山ではマーニの新芽は子どものおもちゃを作ったり、カゴを編んだりするための材料として活躍していたようです。



こんな風に葉っぱを折りながら編んでいきます。基本は馬なのですが、それを応用してなんとなく羊っぽくしてみました。

悪戦苦闘すること30分弱。完成です。



くるくるした角をつけようということになったのですが、実際、羊の角がどんなだったか思い出せないまま、なんとなく作りました(笑)

この土地ならではの材料を使ったクラフト。この土地の人々の暮らしの知恵にふれ、それを自分の手で感じることができました。

クラフトといえば、地元の子どもの生活科での作品↓

どんぐりカレンダー

これ、いちばん上の曜日に使ってるのは、オキナワウラジロガシなんです
Σ(・□・;)

なんて、贅沢な!!

小1男子が書いたというオキナワウラジロガシのトトロっぽいどんぐりをお土産にいただきました。



ありがとうございます!!!
家宝にします。

ところ変われば、クラフトに使う植物も変わって面白いですね。

クラフトといえば、午前中に寄ったショップの奥さんは、素材用に拾った種を庭にまいていました。素材を自ら育てるという新発想。



ここのお庭ではシロツブやらハスノミカズラ、カショウクズマメなどが栽培されています。芽が出ないこともあれば、途中で虫にやられちゃうこともあるとか、試行錯誤しながら育てるのを楽しんでいらっしゃるようでした。

昨シーズン豊作だったオキナワウラジロガシも植えたらしいのですが、カラスにほじくり返されてしまったとのこと。ただ、敷き藁がわりに月桃の葉を敷いてあった場所からは、ちゃんと新芽が出てきていました。



やがて、この場所でどんぐり拾いができるのかな?

八重山の自然にたっぷり浸かった3泊4日でした。連日、充実のツアープログラムを組んでくれたガイドさんに感謝、感謝です。

自然観察専門店とんとんみー


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