屋久島の木を磨くワークショップと出会って3年。今シーズンも参加させていただきました!!
初めて木を磨いた時のブログはこちら
→木と語り合うこと
今回は西八王子のレンタルスペースにて、素敵な絵と音楽に包まれての開催。
このワークショップは屋久島でネイチャーガイドをしている、なおちゃん、けんちゃんご夫妻が毎年行っているもの。
屋久島に流れ着いた流木や自然素材を紙やすりを使って丁寧に磨き上げるというワークショップ。きっかけはホスピスでの活動とのことで、木を磨くという作業は単純でいて奥が深く、ヒーリング効果抜群。
磨きあげるとゴツゴツとした流木がこんなにも輝き出します。
流木の他にも、夜光貝やクジラの牙、虫瘤なども磨く対象。
今回は久しぶりに流木を磨いてみることにしました。
流木を磨く人は、たくさんの流木が入った袋の中に手を入れて、その感覚だけで選び取ります。日頃私たちは視覚にばかり頼っているから、そういうのって大切なんだそうです。
私が選んだのはこちらの流木。ヒノキだそうです。握った時、手に馴染んできたのでこれにしました。
ちなみに、これらの流木は屋久島の工房でけんちゃんが大まかな形にカットして機械で削ってくれたものです。5〜6年は乾燥させるということで、本当に大変な作業。
いつか、自分で拾ったものを形にしてみたいと思っているのですが、なかなか難しそうです。
大まかに削っていただいているとはいえ、ここから先も大変な作業。でも紙やすりで磨くにつれ、だんだんと見えてくる年輪の美しさ。そして、手に馴染んで表面がつるつるになってきます。
ヤスリの番号が大きくなるほど目が細かくなって、けずると滑らかになっていきます。
この作業がなんとも癒しなんですね。
木の良い香りや、初めは見えなかった美しい模様が浮かび上がってくる驚きと喜び。どんどん愛着が湧いてきます。
途中、昼食や休憩をはさみつつではありましたが。4時間近い時間ひたすら磨いて完成した皆さんの作品。
作品を並べるのはけんちゃんのお仕事なんですが、本当にいつも綺麗に配置してくれます。作品たちが生き生きと嬉しそう♪
私の作品はこんなネックレスになりました。
へへへ。とってもいい感じでしょ♪
本人大満足!!!
自分からは上の部分がよく見えるんですけどね(^^;;
↑この角度(笑)
磨きながら気づいたのですが、真ん中のくびれたあたりで木目がねじれて見えるのです。
なんとなく自分のひねくれた心みたい…。
そんなことを口にしたら、同席の方から「じゃあ、今そのねじれた心を磨いているんだね」と…。
そして「まっすぐばかりじゃ面白みにかけるから、ひねくれてる方が断然いいよ」って…。「ねじれに磨きをかけろ〜」みたいな(笑)
なんて温かい方なんだ!!!!
なんだかすごく元気をもらってしまいました。そんなことをね、笑って話しなが磨きをかけたわけなんですよ。木も心も!!
もともと、直感を頼りに引き当てたこの流木。きっと自分とつながりが深いのでしょうね。木を磨きながら、自分の心と対話した気分。
なおちゃんによると木と一緒に寝ると不思議な夢を見るそうです。今晩は身につけたまま眠ってみようかなぁ…。ヒノキの良い香りに包まれながら眠りにつけそう。
木を磨くって、おそらく想像以上に素敵なことだと思います。この後も関東各地でワークショップが開催されるようですので、興味のある方は足を運んでみてください。
詳しくは→屋久島の木+αを磨くワークショップ2017関東秋
これまで磨いた作品です(*^_^*)
今回はシンプルなものを作ろうと思ってたのですが、いちばん存在感がありますね(笑)
ヤクジカの角を磨いたときのブログ↓
瑠璃も玻璃も磨けば光る ヤクジカの角も
夜光貝を磨いたときのブログ↓
瑠璃も玻璃も磨けば光る もちらん夜光貝も
最初に磨いた屋久杉が現在行方不明中なので、もう一度磨くチャンスが来るといいなぁ…
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