節分です
以前、三ッ池パークセンターで見つけた節分飾り。鬼の髪の毛に使われているのは、なんとクヌギの帽子(殻斗)
以前、三ッ池パークセンターで見つけた節分飾り。鬼の髪の毛に使われているのは、なんとクヌギの帽子(殻斗)
こんな使い方があったとはびっくり!!
節分といえば、豆をまいたり、いわしとヒイラギ飾ったり…
節分といえば、豆をまいたり、いわしとヒイラギ飾ったり…
豆には魔を滅するという意味が込められているとか。百の鬼が夜な夜な闊歩していたという室町時代の頃からの風習らしいです。
イワシは生臭い「臭い」でそんな鬼を撃退。ヒイラギについてはこちらをどうぞ
さて、節分とはそもそも何かってというと…
季「節」を「分」けること!
つまり、冬と春の境目!!
本来は春と夏、夏と秋、秋と冬。節分は1年間に4回あるのですが、江戸時代以降、冬と春の境目、つまり立春の前日を指すことが多いとのことです。
節分は年間9回ある雑節(ざっせつ)の一つ。雑節とは二十四節気や五節句の他に定められた季節を表す特別な暦日のこと。
これが雑節↓
【節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日】
節分の日の慣しとしては、「豆まき」「イワシとヒイラギを飾る」の他に、恵方巻を食べるなんていう地方もあります。
以前は一部の地域(一部の業界?)で食べられた恵方巻。某コンビニの戦略により今では全国区で騒がれるようになりました。
太巻き丸ごと一本を、その年の恵方を向いて、一気に食べることからもともとは「丸かぶり寿司」と呼ばれていたようです。
なお、2020年の恵方は西南西だそうですよ。
ところで、2020年の節分は2/3ですが、2021年は2/2です。
節分は立春の前日。二十四節気は太陽周期と関係しているので、毎年固定された日程というわけではありませんので、節分の日にちも年によって変動するというわけです。
こちらは野原の小鬼ちゃん↓
春の雑草コオニタビラコです。
そろそろ咲き始めているみたいですね。
さてさて、本日は節分!!
「鬼は外〜。福はうち〜。」
心の鬼を追い出して、清々しい春(新年)を迎えましょう。
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