クリスマスローズ(キンポウゲ科)
まだ寒い時期に大輪の花をつけるクリスマスローズはイングリッシュガーデンでは早春の定番植物。
クリスマスローズって本来はクリスマスに咲くものなのですが、日本ではなぜかその品種を含む属(ヘレボレスまたはヘレボラス)全体を指して、クリスマスローズと呼んでいるためややこしいことに…(^^;;
クリスマスローズって本来はクリスマスに咲くものなのですが、日本ではなぜかその品種を含む属(ヘレボレスまたはヘレボラス)全体を指して、クリスマスローズと呼んでいるためややこしいことに…(^^;;
そんなわけで、クリスマスローズは、バラとは全く関係ないうえ、一部を除いてクリスマスにも咲きません(笑)
花をよく見ると、花弁は退化し、蜜腺と呼ばれる器官があります。
蜜腺(ネクタリー)は蜜を分泌する組織です。虫をおびき寄せ、受粉がすむと、雄しべとともに散ってしまいます。そして外側の萼と、中心の雌しべだけが残ります。
素人(わたし)は萼にばかり目がいくのですが、じつはコレクターの皆様は、この蜜腺の色や形にこだわるようなのです。
たしかに、そう思って観察すると色々な形状の蜜腺があっておもしろい!!
クリスマスローズを見るときは、ぜひぜひ蜜腺をご覧ください。
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