ヒヤシンス(キジカクシ科)
原産地:地中海沿岸/3〜4月に開花
すらりと伸びた花茎に香りの良い花をゴージャスに咲かせる春の使者り
ヒヤシンスは通常1ヶ所から2本の花茎がたちあがるようですが、2本目は小さめ。
すらりとしたその姿は、支柱を立てないと、あっという間に傾いてきてしまうほど。
しかし、部屋の中でぬくぬくと育てると、こんな姿になってしまいます。
葉が伸びず、驚くくらい、ずんぐりむっくりしています。これでも満開↓
ヒヤシンスは芽が出るまでに、低い温度を経験しないと、このような咲き方になるんだそうです。
水栽培の場合、根がしっかり張って、芽が出るまでは冷蔵庫に入れておくのがいいそうです。
冷蔵庫なら、温度も、湿度もほぼ一定。
本来は寒い戸外で育つ植物ですから、きちんと寒さに当てた方がいいようです
そういえば、チューリップとか桜も寒さに当たらないと咲かないんだって聞いたことがあります。
花々が美しいのは、たくさん苦労をしているからなんですね。
人間もそうかなぁ…なんて思うのですが、あえて苦労はしたくないなぁ…(笑)
最初に咲いた花が倒れてきたら、切り花にしてもOK(写真左奥)。
ヒヤシンスは本当に丈夫。
花だけ水に浮かべてもOK、まったくの無駄なし♪
とっても丈夫なので、地面に植えておけば翌年も目をだしまします。
道端の忘れ去られたプランターからも律儀にひょっこり
水栽培でも、鉢上でも、直植えでも楽しめます。
北欧では、冬の寒い時期に室内でたくさんの球根を育てるのだそうです。
フィンランドではクリスマスの頃にプレゼントし合うんだとか…
すてきな風習だなぁって感じました。
ちょっと真似してみたいかも♪
春を待つ窓辺にヒヤシンスを!!
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