ヘクソカズラ(アカネ科)
原産地:日本、東南アジア/7〜9月に開花
漢字で書けば「屁糞葛」。読んで字のごとく「屁」と「糞」の匂いがします。
実際そこまでは臭くないですよ。…いや、臭いかも(^^;;
こんなに可憐な花なのに気の毒な名前です(T_T)
花の内側には細かい毛が密生しています。一説には蜜泥棒のアリをシャットダウンするためのものなんだとか。ただ、小さなアリには効果がないとも言われています。
やはり悪臭には勝てなかったのか…
残念でなりません。
実もとってもくさいです…
悪臭を発するのは虫よけ効果を狙ってのものだという説もあるようですが、どうなんでしょう???
秋になって完全に熟した実は鳥に食べられる散布されます。その頃になると匂いはずいぶんと薄らがますから、鳥も食べやすいのかもしれません。
へクソカズラの実は、光沢があるので、リースの素材として、とても重宝しています。
金や銀に着色すると、さらにピカピカに!
リースの飾りに使えば、ゴージャス感、倍増♪
そのまま置いておくだけでも、雰囲気があって素敵です。
冬になり、朽ちゆく寸前の哀愁もたよし。
しかし春になると、再びすごい勢いで、蔓を伸ばしてくるに違いありません。
結局のところガーデナーからは厄介者なんですよねぇ(^^;;
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