サンシュユ(ミズキ科)
原産地:中国/3〜5月に開花
サンシュユの蕾です。もこもこと、今にもこぼれ落ちそうなくらいに膨らんでいます。
「サンシュユ」というちょっと不思議な語感の名前。漢名である「山茱萸」の音訳そのもの。
「茱萸」とはグミのことで、秋にはグミのような赤い実を生らせます。だから別名「アキサンゴ」。
また、3月頃か5月にかけて、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、「ハルコガネバナ」とも呼ばれます。
早春の花には黄色いものが多いですが、虫が見つけやすい色とのこと。花粉を運んでもらうための作戦なんですね。
子孫繁栄のため、鳥や虫たちと共生。生き物というのは本当にたくましい。
少しずつ蕾が膨らんでくる様子は、なんとも可愛らしいです。
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