YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ヘリクリサム

2020-03-13 19:32:00 | 園芸植物


ヘリクリサム(キク科)
原産地:オーストラリア・タスマニア

キク科のヘリクリサム属全体の呼び名のようです。なんと500種ほどあるらしい。

上の写真は「かんざし姫」という園芸種。
こちらは、「コロロ」↓


冬にいくつか開花して、春になって再び咲き出しています。



ヘリクリサム属は日本語ではムギワラギク属。

ムギワラみたいにカサカサした花が咲きます。
だから咲いている花を摘み取ったらそのままドライフラワーになっちゃうんです!

すごく便利。
リースに入れれば1輪でも結構目立ちます。


右下の黄色い花がヘリクリサム「コロロ」

で、先日新たに購入したのが「かんざし姫」なのですが、




こちらは、小さな花がいくつか集まって咲くタイプ同じようにカサカサしているので、ドライフラワー向きかなって思ったのですが…




扱いやすいよなワイヤーに刺して乾かしてみたところ…




1日たって花がぐったりと下向きに…
(T ^ T)

ならばこのまま下向きにつるしてしまえ〜ってことで、現在乾燥中



うまく乾燥してくれるといいのですが…

ちなみにヘリクリサムの仲間にはシルバーリーフもあったりします



これ↑と、これ↓が同じ名前で流通しているややこしさ(^^;



※白いのはハナカンザシ

どちらもヘリクリサム!!!!!




ややこしや〜ってご賛同くださる方は、こちらのクリックもお願いします↓

★★★★★★★★★★★★★★★★★

季節の話題がギュッと詰まったホームページを新設しました→横浜歳時記七十二候

日々の自然情報をインスタでアップしていますynwc_photos

★★★★★★★★★★★★★★★★"







ルスカス(ウラバナナギイカダ)

2020-03-13 07:00:00 | 園芸植物



ルスカス(ユリ科)

和名は、ウラバナナギイカダ
花束やフラワーアレンジメントなどの葉物として流通しています

あまり気に止めることもない葉なのですが、よくよく観察するとこれが面白い!




葉っぱから、花(実)が!?

葉っぱの真ん中から伸びる花茎といえば、「シナノキ」。



でも、正確にはシナノキは葉っぱではなく苞の真ん中から花茎が伸びたもの。

しかも葉の真ん中から花茎が出ているわけではなく、花茎の一部が葉脈と癒着したまま真ん中まで伸びているのです。

「ハナイカダ」も同じ。


ハナイカダ

ところが、よくよく調べると、ウラバナナギイカダの花はこれらともまた違うようなのです。



この葉っぱに見える部分、「仮葉枝」とか「葉状茎」と呼ばれるもので、厳密には葉っぱではなかったんです。

葉っぱは鱗状(棘状?)に退化しているとありました。

えええ~っ∑(゜Д゜)
そんなのアリなんですか???

葉と茎の違いってなんなんでしょう?
勝手な思い込みでは、

葉…光合成を担当
花…生殖器官(葉から進化)
茎…葉や花を支える

と理解していたんですが、
葉状茎というのは茎から葉に進化する途上ということ?

その辺まだ未解決のままなんですが、とりあえずウラバナナギイカダは、葉と花が癒着しているわけではなく、茎に花をつけているようです。

ひょっとしたら葉の付け根なのかも…



鱗状(棘状)の葉っぱってどれだろう???

ちなみに花屋に並ぶルスカスにもいろいろ種類があるようで、こちらはイタリアンルスカス。
 


花束やアレンジメントの葉や花も、よく観察するとおもしろいものなんだなって思います。


おもしろ〜いって思ってくださった方は、こちらもよろしくお願いします↓

★★★★★★★★★★★★★★★★★

季節の話題がギュッと詰まったホームページを新設しました→横浜歳時記七十二候

日々の自然情報をインスタでアップしていますynwc_photos

★★★★★★★★★★★★★★★★"