YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

植物たちの冬支度(11/22訂正あり)

2014-11-21 06:01:42 | 三ッ池公園の自然情報
※またまた間違い情報がありましたので、タイトル及び太字の部分を訂正しました。教えていただき、ありがとうございました。



早春に真っ白な花を咲かせるハクモクレン。あの優雅な姿とは違い、秋に実る姿はごつごつの塊。すでにまん丸な赤い実はこぼれ落ちた模様。

こぼれ落ちたっていうのは、ちょっと表現が違います。



モクレンの実はチューインガムのようにびよ~んと伸びる物質で固定されているんです。びよ~んと伸びて、ゆらゆらと揺れることで、鳥たちに気がついてもらいやすくしているのではないかという説あり。ほんと、植物っておもしろいです!!



こちらはマルバマンサク(コメント欄参照)。紅葉した葉の付け根には、すでに来年のための芽が用意されています。冬の寒さに負けないようたくさんの毛をまといモコモコ。

葉を落とした木々は、こうして次の春のための芽を用意して、静かな冬の眠りにつきます。寒い冬をやり過ごすための賢明な知恵です。







ご近所のカキの木。日に日には葉が少なくなり、今朝はついに最期の一葉(正確には三葉)となりました。毎年、毎年、繰り返される自然のサイクル。

暖かくなると芽吹き、花を咲かせ、たくさんの太陽を浴びて葉を茂らせて栄養を蓄える。そして寒くなりは始めると枝葉を落とし、その生命活動を最低限のレベルまで引き下げて寒さをやり過ごす。

そうしたたゆまない歩みを、何十回、 何百回、何千回と繰り返しているかと思うと気が遠くなりそうです。最近のちょっと自堕落な自分の生活と比べてしまい、ちょっぴり反省しているところです(^^;;

明日から再び三連休。ささ、そろそろ本格的に冬支度&お正月支度を始めないと…。

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晩秋を彩る

2014-11-20 07:00:40 | 三ッ池公園の自然情報


かろうじて残ったススキ。紅葉した木々とのコラボレーション。
夕日越しに静かに揺れる姿は、哀愁漂い、晩秋に似合う趣き。



花壇エリアでひときわ高い位置に君臨する皇帝ダリア。皇帝というわりに、優しげな色合い。





背丈の低いものは、わずかに残っている黄花コスモスと共演し、こちらもなかなかいい感じです。



黄昏時の立ち姿。



路傍のエノコログサは、すっかり色が抜けてきました。



今朝は一段と冷えますね。そろそろ手袋が恋しいです。

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ビワの花咲く

2014-11-19 06:54:03 | 三ッ池公園の自然情報


どことなく、ごつい印象のあるビワの木。漢方の世界では「大薬王樹」と呼ばれ、様々な民間療法に用いられているといいます。

もっとも、個人的に馴染みが深いのは「実」の方で、初夏に出回るオレンジ色の実は素朴な甘さがたまりません。

そして、ビワの花はなんと、この季節にひっそりと咲いているのです。



虫の数が減る初冬に咲く変わり者。毛でおおわれ、モコモコとしているのは、寒さ対策なのかな?

虫は減るけど、この時期に咲く花も少ないので、そういう意味では市場独占。虫だけでなく、メジロなどの鳥類も蜜を求めてやってきます。

ビワって、野生でも実るのに、なんであんなに高価なのかと思っていたけど、どうやら栽培にはいろいろと手間がかかるらしいです。



その中でも面倒そうなのが、「花もぎ」。写真を見てわかる通り、ビワはたくさんの花をつけます。1本の枝に100程の花を咲かせるらしいのですが、これを30ぐらいに減らす作業を「花もぎ」と言うそうです。更に実がなった時点で今度は3つまで減らすんだとか。高さもあるので大変な作業ですよね。

でもそうしないと、実が小さくなって売り物にはなりません。野生のものと市販のもので大きさが違うのは、そういう苦労があるからなんですね。

また、ビワの実は痛みやすいため、一つひとつに袋をかけたり、輸送にも細やかな配慮がされているんだそうです。

撮影していてふと思い出しました。



そうだ、ビワの葉で染めものをすると、なんとピンクに染まるらしい…。夏にアサガオの花びら染めにハマったときに、そんな記述を読んだことを思い出したのです。

ならば、試してみなくては…。



葉っぱを切って鍋にかけてはみたけれど、普通に緑色~。あれあれ?ピンクになるはずでは…。ちなみに、本当は染色液だけにしてから染めるんだけど、面倒なので、染色液を作りながら麻紐を投入して、葉っぱと一緒にぐつぐつ煮ちゃいました。



見た目、お蕎麦みたい…(笑)
最初こそがっかりしたのですが、もう一度調べてみると、ビワの葉はアクが強いので、「一度湯をこぼし、再度煮る」とあります。

なるほど、時間をかけて煮出していくと、たしかに赤茶の染色液になりました。



ただ、葉っぱの量が少ないのか、煮出す時間が足りなかったのか、思ったよりも薄い色にしか染まりません。以前写真で見たものは、もっと茜色に近い仕上がりでした。次は、葉の量を多くして再挑戦してみようかなぁ。



右側は対比のためのあ染色前の麻紐です。それにしても、緑の葉からピンクの染め物ができるなんて、ものすごく不思議です。

遊んだ後の葉っぱ↓



葉軸のあたりが赤くなっています。モミジが赤く紅葉するのは、落葉の準備が始まると、糖が不要になってアントシアン(赤色色素)に変わるため。また、黄葉については、もともと葉に含まれているカルチノイド(黄色)が葉緑素が破壊されることで浮かび上がってくるんだとか…。

しかしながら、酸性で赤みを増すアントシアンと違い、ビワの葉の色はアルカリ性で赤みを増すようです。ですからビワの場合は、カルチノイドのようにもともと何らかの色素を持っていて、普段は葉緑素で見えないとか…。謎が残ります。

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落ち葉パウチ

2014-11-18 06:15:41 | 日々のお話




北海道はすでに大雪だそうですが、ここ横浜は落ち葉が美しい季節。今年は思いきって、押し葉をにしたあとパウチしてみました。

何も考えずに、ランダムに挟み込んだだけなんですが、なんかもう、それだけでもいい感じ(≧∇≦)

これをチョキチョキとはさみで切って…



落ち葉でお絵描きコーナーの出来上がりです。



手触りを楽しめないのは残念ですが、劣化の心配がないのがありがたい。楽しい作品が次から次へと生まれています。





手触りこそリアルではないですが、パウチしても葉拓はとれます。写し絵遊びってやつです。

ちなみにしばらく遊びに使った後は、こんな感じでテーブルに飾る予定↓



写真は、以前に飾っていたやつですが、3年を超えるとさすがに劣化が激しくて(写真は完成のもの)…。パウチの分だけ厚くなったけどうまく飾れるかな。

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紅葉の林で星を見つける

2014-11-17 06:08:10 | 三ッ池公園の自然情報
三ッ池公園は紅葉が始まっていい感じになってきたところです。

トウカエデ

カツラ

カツラ

ハウチワカエデとカツラ

イロハモミジ

オニドコロ?

下の池

グラウンド

そんな紅葉の林の中で、ひっそりと咲いていたアザミ。



花粉をめいいっぱい出して、今が最盛期。



アザミはたくさんの小さな花が集まった集合花。一つ一つも星のような、らっぱのような、かわいい形をしています。





そうそう、星といえば…



久しぶりに星野珈琲店でパンケーキを食べてきました!!…って、かなり強引なオチですね(^^;;

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