世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意志を示そうという世界規模の環境アクション「アースアワー」。
日付変更線に近い南太平洋諸国に始まり、現地時間の20時30分を迎えた地域から順次消灯し、消灯リレーが地球を1周するそうです。
今年は我が家も参加してみました。ペットボトル買っちゃうし、分別は十分だし、なかなかエコには近づけない毎日を反省しつつ、蝋燭の灯りで過ごす1時間、まずは形から〜
この取り組みは2007年、オーストラリアから始まったそうです。
繋がっているって感じること。世界中の人が気持ちを一つにするって、すごく素敵なことですよね。そんな輪が広がるといいなって…。
さて、コロナウィルスによる外出自粛要請初日。外は春爛漫。
いつもと変わらず三ツ池公園へ散歩に行くと、大勢の家族連れやカップルでにぎわっていました。ブルーシートこそなかったですが、そこは平和そのものの光景。
とはいえ、ニュースのトップには相変わらず新型コロナの話題がずらり。
どんどん増えていく数字に暗澹たる思いですが、通常の日本で1日にどれくらいの人が亡くなるのか調べてみました。
こんな資料が出てきました。
必要な部分をトリミングすると↓
現在国内で新型コロナで亡くなられた方は49名。現段階ではそこまで多くはないように見えます。
しかし、未知の感染症がまた恐ろしさというのは、感染力の強さ以上に「医療崩壊」であるということが分かってきているようです。
未知の感染症対策に追われる病院が通常の業務ができなくなる、入院用のベッドが足りなくなる、医者や医療従事者が疲労して倒れる…
スペインでは、昨日1日で832名の方が亡くなられたとのこと。遺体安置所から足りなくなりスケートリンクを利用している地域もあるようです。
スペインの人口は4666万人（2018年）とのことですから、日本の1億2680万人の1/3ちょっと。これは怖い…。
このグラフをもとに感染した場合の致死率を計算してみたのですが
現段階で、日本は3.2%、世界は4.6%。
ちなみに他のデータで計算したところ
スペインは6.0%。
もっとも癌の場合は年間99万人が発症し、うち38万人が亡くなられていますから致死率は相変わらず高く37%。それでも不治の病と言われていた時代からは格段に回復する方が増えています。やはり科学の力はすごい。
そう思うと、闇雲に騒がす、医療従事者、特に研究部門の方たちが仕事に集中し、新型コロナウィルスに対抗する手段を1日も早く生み出してくれることを待つしかないのかなぁというふうに思います。
というか、それしかできない？
↑こういうのとかはもってのほか(/ _ ; )
もちろん多少の備えは必要だと思いますから、それを責めるつもりはありません。
わたしも全国に休校要請が出たあたりで、ラーメン、ツナ缶、野菜ジュース、果物の缶詰など多少ポチりましたし…
だって我が家の隣が商店街なんで、普段買い置きなんてほとんどしていないのです。
でも明らかに、必要以上に買ってる人がいますよね。すでにあるのに不安になっちゃうのもどうかと思います。
とにもかくにも新薬ができるまでの辛抱。いつもと同じ生活を求めるのではなく、今できること、この後のためにできることをやっていくしかなさそうです。
自粛の煽りをもろに被ってらっしゃる方は本当にお辛いと思いますが、どうかもちこたえていただきたいと思います。
折れてもなお咲いている桜を眺めながらそんなことを考えた外出自粛要請初日でした。
季節は止まることなく、確実に前へと進んでいます。
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