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きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ガールスカウト

2010年10月30日 | 韓国
ガールスカウト(原題:걸스카우트)  2008年  
監督:キム・サンマン
出演:キム・ソナ、ナ・ムニ、イ・ギョンシル、コ・ジュニ

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頼母子講の管理をしていた美容師が集めた金を持ち逃げする
そして、男に頼らず踏ん張って生きてきた女3人+1人が自分達の金を必死で取り戻す話
なんだけど、、、
わりとご近所さんの中で金や債権の奪い合いをするから
あんまりスケールは大きくないし
本人達にとっては大金だけど金額もそんなに大きくないし
最後は一件落着でよかったんですけどね
コメディとして大笑いする映画じゃないし
シリアスに真剣に行方を見守るって話でもないし
別にものすごくつまらないわけではないですけど
そんなに特別に面白いってわけでもなし、、

どーしてこの映画観たのかなぁ~って考えたんだけど、、、

、、あっ、そうでした
スエとユ・ジテの映画「深夜のFM」の監督作品だから観ようと思ったんでした
ソウルで「深夜のFM」を観てきた友達が面白かったよーって教えてくれたから
それで充分だったんですけどね

当時は「私の名前はキム・サムスン」でブレイクしたキム・ソナの出演で話題になったみたい
彼女を楽しむ映画だったかもです
気楽に観られる映画でした

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より良い人生を目指し様々な財テクに走るものの失敗続きの30代女性ミギョン。いい歳をしたニートの息子のために働き続ける60代女性イマン。夫を亡くしふたりの息子のために遮二無二働く40代女性 ポンスマン。最高の人生を夢見ながら宝くじに熱を上げる20代女性 ウンジ。
同じ町内に暮らしながら接点のないこの4人に重大な出来事が起こる。投資していたなけなしの掛け金を持ち逃げされたのだ。4人は一致団結して犯人探しを始める。



ライターをつけろ

2010年10月27日 | 韓国
ライターをつけろ(原題:라이터를 켜라)  2002年  
監督:チャン・ハンジュン
出演:キム・スンウ、チャ・スンウォン、パク・ヨンギュ、イ・ムンシク、カン・ソンジン、ユ・ヘジン

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思う一念岩をも通す、、ってか?
たった300ウォンのライターを返してもらうだけで映画1本作れちゃうんだもんなー
発想がすごい、というより、その迷いのなさがすごい(笑)

韓国映画界の名脇役勢揃い(出てない人を数える方が早そう)
断トツ楽しかったのが異様なおしゃべり男のカン・ソンジン
口がまわるまわる~滑舌が素晴らしい
映画を見終わった後、彼の機関銃のようなおしゃべりが一番頭に残るかも~
そしてチャ・スンウォンのヤクザの下っ端イ・ムンシク
ちっこいヤクザってだけで可愛いんだもん~
他にもたくさん、好みの脇役さんが次々でてくるだけで映画楽しんじゃうからなぁ、私

ソウルから釜山に向かう特急セマウル号がチャ・スンウォン率いるヤクザに乗っ取られて、釜山終点へノンストップで衝突か!って一見スピード感ありそうな映画なんだけど
普通にドタバタコメディです
なにしろキム・スンウが目指しているのは使い捨ての300ウォンのライターなので、暴走する列車の中なのに、さほどの緊迫感はない(?)という不思議な映画

正義の味方もいないし、これといった悪役もなしで事件は一見落着
取り戻した使い捨てのライターで美味しそうに煙草を吸うスンウ氏は気持ち良さそうでした~
ちゃんちゃん☆

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無職の男ボング(キム・スンウ)は軍の予備訓練の帰り道にソウル駅で唯一の持ち物であるライターを置き忘れる、それを拾ったギャングのボス・チョルゴン(チャ・スンウォン)は列車に乗り、ライターを取り戻したいボングもその後を追う。国会議員パク・ヨンガプ(パク・ヨンギュ)の選挙を手伝い贅沢に暮らそうとしたチョルゴンは、自分を避けようとするパク議員を追い、手下達を率いてソウル駅まできたのだった。ライターを取り戻すという一念でチョルゴンとパク議員が乗った釜山行き汽車に乗る。


なせば成る

2010年10月27日 | 韓国
なせば成る(原題:하면 된다)  2000年  
監督:パク・テヨン 
出演:アン・ソックァン、ソン・オクスク、パク・サンミョン、パク・チニ、チョン・ジュン、イ・ボムス

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なるほどねー
そーいう映画なのねー

後で調べてわかったんだけど、パク・テヨン監督は映画「クワイエット・ファミリー」の助監督で、最後に出てきたパク・イヌァン、ナ・ムニ、イ・ユンソン、コ・ホギョンは「クワイエット・ファミリー」の家族だそうです
雰囲気が似てそう(クワイエット・ファミリー観てないけど)

アン・ソックァン、ソン・オクスク、パク・チニ、チョン・ジュンの4人家族
ドラマではよくお見かけするけど、私は映画では全員お初かも
意外なメンバーのような気がするんだけど
保険金詐欺してる家族なのにすごく仲良しの家族で微笑ましく見えちゃうのよね
仕事がだんだんエスカレートしてきて、ちょっと雰囲気が変わったけど
みんな優しすぎだわ
もっともっとド迫力で常軌を逸した家族にならなくちゃブラックにならない
ものすごーい濃い家族にならないとこの映画は面白くならない気がするんですよね

イ・ボムスはさすが~、超楽しかった☆
彼が出てくると映画が動き出す感じ
できればもうちょっと長い時間出てて欲しかったな~

「静かな家族(クワイエット・ファミリー)」は日本でDVD発売されてるのに
レンタル店で見かけないんですよね
ネットレンタルでも見つからないし
すごーく観たい映画なんですけどねぇ、、、、

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父親チョン・ビョンファン(アン・ソックァン)の事業が失敗して自宅を差し押さえられて貧民街に引っ越してきた四人家族。自分達の不幸を嘆く四人だったが、ある日ビョンファンが事故にあったことにより傷害保険として500万ウォンもの大金を受け取った家族は、地道に働くことをやめせっせと保険金詐欺に励むようになる。


ザ・ブライド

2010年10月27日 | 韓国
ザ・ブライド 花嫁はギャングスター2(原題:조폭 마누라2 돌아온 전설) 2003年  
監督:チョン・フンスン
出演:シン・ウンギョン、パク・チュンギュ

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前半の記憶を取り戻そうと頑張ってるあたりまではそこそこ成り立ってたと思うのよね
中華料理店の主人の存在も面白かったんだけど、、、
話が動き出したらちんぷんかんぷんになってきた

記憶をなくした女組長が記憶を取り戻すってだけの話?
単なるヤクザの縄張り争い?
中華料理店の主人は死ぬの?あそこで?
じゃそれまでやってた話はなんだったの?
その娘ジヒョンは何?ラストを見る限りでは結局ヤクザになるの?

わからーーん

途中でドタバタエロコメディになって、笑えないどころか寒気がするほどのつまらなさ
俳優さんがかわいそうになってきちゃった。。。。
どうして町内会の人たちはいきなり一致団結したの
あれこれ出てくる人たちが何がしたいのかさっぱりわからず
いきなり出てきた胸をやったら振るお姉ちゃんは誰?
チュ・ヒョンは単なるエロ親父だったのか(笑)
突然始まる乱闘はなぜ?

花嫁はギャングスターってシリーズ1、2、3ってあって
その前後を見ないと楽しめないって話なのかなぁ
だったら最初からそう言ってよね
でもそれってヘンじゃない?
映画なんだから、単体で面白くなくちゃ
キレテマス

伝説の女ボス、ウンジン(シンウンギョン)はビルの屋上での対立組織との闘争の際に誤ってビルから転落し行方不明になる。たまたま通りかかった中華料理屋の主人(パクジュンギュ)に助けらたウンジンだが、転落のショックで記憶喪失になり自分がだれで何をしていたか思いだせなくなる。


空気人形

2010年10月24日 | 日本
空気人形  2009年  ☆☆☆☆☆
監督:是枝裕和
出演:ぺ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、オダギリジョー

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ペ・ドゥナじゃなかったらこんなにいい映画できなかったよね
空っぽな人形そのもの
大きくてうつろな目、肉体の質感、透明感があってキュートで、人間じゃないかもよ彼女

R指定映画なんですね
そりゃそうよねー、空気人形自体が極めてヤラシイ存在だもん
でも、自分に自分で空気を入れてる姿の綺麗なこと!
空気を抜かれて、また入れられることがこんなにエロティックだったとは驚きました
   (なんせ経験ないもんで、爆)

彼女の恍惚の表情は神々しささえ感じます

生命は自分自身で完結できないようにつくられている
生命はすべてそのなかに欠如を抱きそれを他者から満たしてもらうのだ


キーワードはからっぽ

そして誰かの代わり

「心を持つことは切ないことでした」の言葉が切ないね
お誕生日を祝ってもらって涙したシーンにすごく驚いちゃった
そのときに初めて、今まで表情がなかったことに気がついたの

オダギリジョーがおかえりって言った言葉にどれだけホッとしたか、、
他者に何かを満たしてもらって人間って完結するし幸せになるんだね(空気人形も)

ラストシーンが見事でした
そう、人間は生ゴミ(燃えるゴミ)だった
そして自分は燃えないゴミ、、
ゴミ捨て場に横たわったペ・ドゥナの表情が儚くて、素晴らしくて
まわりに並べられたビンやカンや、、綺麗、、で終わるシーンが秀逸です

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古びたアパートで持ち主の秀雄と暮らす空気人形は、ある朝本来は持ってはいけない「心」を持ってしまう
彼女は秀雄が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え一人で街へと歩き出す
メイド服を着ておぼつかない足取りで街に出た彼女はレンタルビデオ店で働く純一と知り合いそこでアルバイトをすることになる



白夜行

2010年10月23日 | 韓国
白夜行-白い闇の中を歩く(백야행-하얀 어둠 속을 걷다)  2009年  
監督:パク・シヌ
出演:ハン・ソッキュ、ソン・イェジン、コ・ス

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「白夜行」は山田孝之と綾瀬はるかのTV版を相当思い入れて観たんですよね
韓国版は全く別ものと聞いてたのでなるべく先入観なしで観ようと、、努力しました
、、努力したけど、、、

いや~~~
ほぼ同じあらすじなのに、こんなに印象が変わるものかと、ある意味衝撃です

14年前の事件を刑事が追う、というごく普通のサスペンスものでした
ドラマで見た、闇の中をたった二人で生きているような心細さとか悲しさとか
あの世界はかけらもなかったですね

暗闇の中を罪を背負って生きてきた二人にとって唯一の光はお互いの存在だった
彼の死は彼女にとって生きる光を失うこと
彼は苦しみから逃れ、彼女は一人で生きることで罰を受けるということなのよ
知らないと言い放つラストシーンは彼女の覚悟を見せるところ、辛くてたまらなかったのに
不思議~~、今回はイェジンちゃんが中途半端な悪女に見えて、コスがただのかわいそうな男の子にしか見えなかった
って、先入観なしって言いながら思いっきり比べてますけど(^^ゞ

コスは初めて見ました
演じるコス、ほ~現実離れしたオルチャンだわ
役柄と本人のイメージもあるのかもしれないけどおとなしいそうな雰囲気
イェジンちゃんも可愛くて、二人とも生々しさがないっていうか、綺麗、、で終わっちゃう
どちらかというと二人よりもハン・ソッキュの刑事の方がメインの描き方されてましたね
しかし、こういう感じの刑事を演じてるハン・ソッキュを最近何回も見てる気がして
また?って思ってしまった

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出所してまもない一人の男が残忍なかたちで殺害される。この事件が14年前に発生した殺人事件と関連があることを突き止めた捜査チームは、当時の担当刑事ドンス(ハン・ソッキュ)を訪ねるが本能的に当時の被害者の息子ヨハン(コ・ス)が関わっていることを悟る。一方、財閥総師スンジョ(パク・ソンウン)の秘書室長シヨン(イ・ミンジョン)はスンジョのために彼のフィアンセ、ミホ(ソン・イェジン)を調べ上げる。何もかも完ぺきなミホであったが、彼女には思わぬ過去があった。


黒い家

2010年10月23日 | 韓国
黒い家(原題:검은집)  2007年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:シン・テラ
出演:ファン・ジョンミン、ユソン、カン・シニル

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原作は貴志祐介の「黒い家」
角川ホラー文庫史上最も怖いといわれてるらしいです

大きな音で怖がらせたり、残酷だったり、超常現象が起きたり、そういうのあんまり興味ないので、ホラーならちゃんと怖がらせて欲しいと常々思ってるんですけど、この映画は途中から目を隠しながら観たので、うん、面白かったんだと思います

ぷっ、、カンシニルの奥さんが出てきた時点で「あっ、こっちのほうが怪しい」ってわかったよね
カンシニルがあそこまで不気味な役をしてるだけで違うって思うもん
私的には彼が一番気になる(笑)
幼なじみのサイコパスを愛しちゃった?
指を切られても両手切断されても、最後のあの表情って、、切な怖い~~
でも不思議、幼なじみだけど何人か目の旦那よね?
小学生でもあのホクロが目印ってのがちょっと笑えるんですが、、笑う映画じゃないか

恋人を助けるために黒い家の奥に入っていったときが一番怖かった
なんであんなにたくさん首吊りのナワみたいなのがぶら下がってるの?
思わず首を押さえて守っちゃいましたわ
逃げるときも「ヒモヒモ!」って叫んだし(笑)
もう嫌~、ファン・ジョンミンがどんくさ過ぎるんだもん 敵はオンナよ

最後がまさにホラーの定番?
死んでも死んでも襲ってくる、、みたいな
そーなると私的には怖さ激減して笑っちゃうですよね、、ダメジャン

弟が自殺したことの自責の念が、この事件に必要以上にかかわってしまった理由になってると思うんですよね
本当の怖さはそこにあると思うんだけど
サイコパスさえも助けようとした、もう人が死ぬのは見たくない、、では正直わからない、、、
さらに、どこにでもサイコパスは潜んでいるんだ、、みたいな終わり方になっちゃったのが
若干残念

でも、あーだこーだ言いながら楽しみました☆

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保険会社に入社したばかりのジュノ(ファン・ジョンミン)は、ある日自殺志願者と思われる顧客からの電話を受ける、人のいい彼は何とか彼女を思いとどまらせようとマニュアルを無視して自分も過去に弟が自殺し苦しんだことを話してしまう。数日後、彼は初対面の顧客(カン・シニル)から名指しされ彼の自宅を訪れる。


国家代表

2010年10月23日 | 韓国
国家代表(原題:국가대표) 2009年  
監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、ソン・ドンイル、キム・ジソク、キム・ドンウク、チェ・ジェファン、イ・ジェウン

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ソウルのロッテシネマで字幕付きで観たけど肝心のところウツラウツラしちゃって、、何しろソウルに行くと不眠不休で動き回るもんだから(^^ゞ
申し訳ない、映画のせいじゃなくて私がかなり疲れてたんだと思う、、ってずっと思ってたんだけど、そればっかりでもなかったかなぁ(笑)

スキージャンプっていうアイデアが新鮮
競技人口が極端に少ない中での国家代表っていうのも事実らしいのでこれは絶対に面白い
選手のエピソードもそれぞれで一つの映画ができそうなくらい面白いし
チルグ兄弟のおばちゃんのキム・ジヨンがもうちょっと活躍しただけで名作ができそう(笑)
アメリカに養子、軍役免除、麻薬、エセエイズ、etc、、、
だけど、たくさんありすぎで散漫な感じで導入部分でどこにも集中できなかったんですよね
おまけにキムスロまでゲストで登場してくれちゃって、嬉しいんだけどご馳走並びすぎでどれも食べた気がしない、好感をもって映画を観てるのに思ったほど楽しんでないんですよ、実は

でもクライマックスは迫力満点、スポーツ映画として楽しめました
スキージャンプってスクリーンで観るにはもってこいの競技
選手側からの視線で眺めると気持ちいいわ~☆
ラストが結局最下位だっていうのも無理がなくていい
っていうか、事実として最下位だったんだからそれはあたりまえか
群像劇としてのそれぞれのまとまり方も納得して、感動的な気持ち良いエンディングです

と、思いたいところなんだけど
本国で観る分にはそれで大丈夫なんだろうけど、なんたって長野五輪だから。。。
日本ではかなりの人があの大会のスキージャンプを覚えてますからね~
健闘を讃えあう選手のうしろで「フナキフナキ」って声が小さく聞こえたらクスって笑えるのに
まっ、それは仕方ないか(笑)

最初にこれは実話ですって表示されてなかった?
韓国スキージャンプが長野五輪で初めて大会に出場したことは事実のようなんだけど
霧の中の飛行という事実はないし、骨折もない、韓国チームの見せ場もなく断トツ最下位が事実、こういうのって気になって映画に集中できない原因になったりもするので、これはフィクションです、、という立場をはっきりさせてくれてたらもっと楽しめたような気がします

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冬季オリンピックの誘致を目論む韓国では正式種目であるスキージャンプの代表チームの結成が急務だった
しかし、それまで競技人口が皆無だった韓国では実力者どころか経験者を見つけることすら至難のワザ、子どもスキー教室の講師パン・ジョンサム(ソン・ドンイル)が代表コーチとなりさまざまな選手たちが召集される
結局集まったのは母を探してアメリカからやって来たボブはじめジャンプ経験ゼロの初心者ばかり、コーチも未経験者という完全素人集団だった



デッドマン・ウォーキング

2010年10月22日 | アメリカ・イギリス
デッドマン・ウォーキング(原題:Deadman Walking) 1995年  ☆☆☆☆☆
監督:ティム・ロビンス
出演:スーザン・サランドン、ショーン・ペン

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面白かった 見ごたえあった

ちょいと言い方が変だから誤解を受けないといいんだけど
手当たり次第に韓国映画を見続けて(勝手に)食傷気味になってたところで
こういう映画が観たいなぁってイメージしてたのがあって
やっとその望みどおりの映画を観たといいますか、そーんな満足感、満腹感☆☆

Deadman Walkingとは死刑囚が独房から処刑場へと連れられていくその最後の歩み、もしくは、監獄から処刑場まで出発の合図、ネット検索したらそんな意味のようです

宗教的な話は詳しくないからわからないけど
あの状況で死刑囚とあんなふうにゆるぎない姿勢で向き合えるってことは、凄いことだと思って信仰の力を感じた
人が人を裁くことはどういうことか(死刑制度に対する是非)
人はどうやって憎しみと対峙してくか
いろんな問題を投げかけてくるんだけど

それよりもなによりも、もー何が良いって
スーザン・サランドンとショーン・ペンの演技力の素晴らしさがケタが違う
登場した時のショーン・ペンの顔、怖かったよー
絶対に殺人犯の顔だった(笑)

堪能させていただきました
じっくり見てじっくり楽しんだって感じ
あー、満足☆  面白かった~~☆

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ルイジアナ州ニュー・オーリンズ、セント・トマスの希望の家で働くシスター・ヘレン(スーザン・サランドン)は死刑囚マシュー・ポンスレット(ショーン・ペン)から手紙を受け取る
マシューは相棒と二人でカップルを惨殺し州立刑務所に収監されていた
死刑囚と会うのは初めての経験だったがヘレンはマシューの求めに応じ刑務所を訪れ彼と面会する



ソナチネ

2010年10月21日 | 日本
ソナチネ  1993年
監督:北野武
出演:ビートたけし、寺島進 、村政信、大杉漣

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お初です、北野武監督作品
ファンの間で一番好きだっていう人が多そうだったのでこれを選びました

ヤクザ映画だしバイオレンス映画だとは思うんだけど
全然リアルに暴力的じゃないよね
バンバン打ち合ってるのに無表情でしょ?
その場に居合わせた人は普通恐怖で引きつって隠れるのにポカーンって見てる
脅しに乗らないおっさんをクレーンでぶら下げて、結局水死させるんだけど
なんだかちっちゃな子が平気でアリとか殺して笑ってるみたい

ヤクザの抗争の部分より沖縄で海の近くの隠れ家に逃げた後
退屈でみんなで遊んでる小学生みたいなおっさんたちが面白くて
紙相撲みたいなお相撲して
落とし穴掘って
花火(のようなもの)で打ち合いながら、喜んで発砲までしちゃって
おいおいおい、、(笑)

普通映画って起承転があって結末を迎えて納得して終わるんだけど
ヤクザの抗争がどーのこーのっていうストーリは一応あるんだけど
主人公が「死」に向かっていることが
村川がどーしてこうなったのかっていう説明には全然なってなくて
きっと彼はこうだったんだって、勝手に考えてっていう感じ?

セリフも棒読み、あれきっとわざとそういう言い方してるんだよね
動きも無くて紙芝居みたいな図
独特の間合いなんですよね
車が一本道をずーーっと走っていて、しばらくするとあっちから車がすーーっと走ってくる

でもなんか静かで綺麗な絵だよね

ビートたけしの人生とこの映画をシンクロしちゃうからみんないい映画って言うのかな~


組長からの命令により沖縄にある中松組の抗争の助っ人として舎弟たちと共に沖縄へと出向いた村川(ビートたけし)、しかし抗争は収まるどころかますます悪化する
事務所を爆破された村川たちは海岸沿いの空き家へと身を隠すことになる

親知らず

2010年10月19日 | 韓国
親知らず(原題:사랑니)  2005年  
監督:チョン・ジウ
出演:キム・ジョンウン、イ・テソン

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親知らず、、日本では大きくなって親が知らない頃に生えるからそう呼ぶけれど
韓国では「サランニ」愛の歯と呼ぶのだそうです
思春期の愛を知る頃に生えてくるから
サランニ、それがタイトルになってます

「誰もが経験する淡い初恋の痛み」もしくは「初恋のやりなおし」かなぁ
間違っても30才塾講師と17才高校生の禁断の愛の話ではなかったですね

いや、確かにちょっと溺れかけましたけど、、30才にして(笑)
おいおいおいっ、高校生を誘っちゃダメでしょー
いきなりモーテルなんてー(やめましたけど、笑)
彼氏に「ねぇ、包茎だと早漏になる?」なんてマジで質問するイニョンが可笑しくてね

バツイチの彼と同棲しながら17才の青年に惹かれ、ケタケタ笑って男に甘える仕草をして
あーーオンナってしたたかでいやらし~~(笑)
仕事をして自立して、乾いてるようで純情のようで、年齢相当のいやらしさ(笑)を持つイニョンをキム・ジョンウンは生々しく名演してました

現在と過去を回想する形だとばっかり思ってたら
なんとイニョンは同じ名前の少女で、突然イニョンの前に現れたので驚きました
不思議な雰囲気のシナリオです
死んだと思ってた(勝手に想像させられてたんだわねきっと)初恋の人イ・ソクが現れて、イニョンの初恋に対する幻想が解けていくあたりが面白かった

初恋の淡い恋の痛みと、大人の淡々とした男女の関係が混ざったような不思議な映画
理知的で、自由で、静かに物語が展開していくから私好みだったのかな
好き嫌いが分かれる作品かもね
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チョ・イニョン(キム・ジョンウン)は、美しく凛々しい女性。ある日、彼女の平穏な日常の中を新たに塾に入ってきた17歳のイ・ソク(イ・テヨン)が乱し始める。イニョンは自分の初恋の人と驚くほどに似たイ・ソクを愛するようになる。イ・ソクもまたイニョンへと向う心を隠しもせず積極的だった。

俺たちは天使じゃない

2010年10月19日 | アメリカ・イギリス
俺たちは天使じゃない(原題:WE'RE NO ANGELS) 1989年
監督: ニール・ジョーダン
出演: ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア

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ロバート・デ・ニーロとショーン・ペンが共演してるってことと
タイトルがいいよね
たぶん今までどこかで観たんじゃないかとは思うんだけど

デミ・ムーアは「ゴースト」で有名になった(よね?)けどその前年にこの映画に出てたのね
若くて、そして綺麗~~

ちょっととぼけた天然なショーン・ペンの即興説教と
滝(ダム)を流れるマリア様像がクライマックスね
デ・ニーロがとぼけた顔して演技してて楽しそうだった
(見るたびにアンタッチャブルのザキヤマさんを思い出して仕方ない、、すいません

カナダに近いアメリカの刑務所。極悪囚人のボブ(ルッソ)が処刑される寸前に看守たちを撃ち殺して脱走を謀った。処刑場にたまたま居合わせたコソ泥のネッド(デ・ニーロ)とジム(ペン)は訳がわからないままボブと共に脱走し、二人はカナダ国境を目指すのだった。しかし途中で老婆と出くわし、でまかせ言った言葉から著名な神父様に間違われる。


美しい夜、残酷な朝

2010年10月16日 | 韓国
美しい夜、残酷な朝(原題:쓰리 몬스터)  2004年  

1.パク・チャヌク監督 「Cut」
  イ・ビョンホン、カン・ヘジョン、イム・ウォニ、ヨム・ジョンア
2.三池崇史監督 「Box」
  長谷川京子、渡部篤郎
3.陳果(フルーツ・チャン)監督 「dumplings」
  ミリアム・ヨン、レオン・カーフェイ、バイ・リン

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日本・韓国・香港の共同製作で手掛けられたオムニバス形式のホラー映画

韓国版はパク・チャヌク監督の「Cut」
最初に登場したヨム・ジョンアはあれだけの出演なのね、贅沢だわ

芝居仕立てのような映画でしたね
最初何が始まったのかわからなかった
まぁ結局は最後でわからなかったですけど
残酷だけどなぜか綺麗なパク・チャヌクらしい映像
ミキサーの中に指が、、、恐ろしい~~

イ・ビョンホンはこういう映画にも出るんですねぇ、拍手しちゃう(笑)
でも彼にしては珍しくいつものキレや迫力は感じなかったかなぁ

香港版はあまりの強烈さにちょっとのめりこみましたけど
韓国版と日本版は「Cut」「Box」という題材を上手に表現してるとは思いつつ
すごいストーリがあるわけじゃないので飽きてきちゃう
もうちょっと短くていいと感じました

香港版の「dumplings」
危険すぎです、この映画
これはいいんですかねぇ
だいたい餃子ってタイトルだってわかった時点で想像はつきましたけど(笑)
あまり怖がらない私だけどさすがにこれは無理です、禁断過ぎます
しばらく水餃子が、いえ食べ物を食べるのも気色悪くなりそう
でも餃子を食べる時の表情、、あの女優さん、、すごいものがあります

日本版はね、、、
日本語なのに字幕つけてくれーって思うくらいに何を言っているのかわからなかった
頑張れ~(苦笑)
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3人のアジアを代表する監督の3本立てのオムニバス。
美しい夜、残酷な朝(英題:Three Extremes)
韓国編「cut」、日本編「box」、香港編「dumplings」


グラン・トリノ

2010年10月16日 | アメリカ・イギリス
グラン・トリノ(原題:GRAN TORINO) 2008年
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー

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グラン・トリノって車の名称だったんですね
フォード社製のヴィンテージ・カーの名称

上映されてた時からともかく皆さまが絶賛されるので、いつか観ようと思っていました

想像してたのと違いましたね
勝手に、すごい超大作映画をイメージしてたんだけど
うん、違いました
でもイメージしてたのより遥かに面白かったです

頑固なウォルト爺さんが暮らす家とタオが住むお隣や、ご近所や
すごく狭い範囲で起きてる話なんですよね
そして敵はすごい相手かと思いきや、ただの街のチンピラで

でも、古き良きアメリカを生きてきた誇りや
朝鮮戦争で戦った苦悩や
たくさんの移民してきた人たちや
人種の隔たりや
父親の姿や
あまりにも深くてたくさんのテーマが含まれてて驚きです

芝を刈り
道具を使って何でも修理して
車を洗って
年老いた犬と毅然と頑固に暮らしてて
ウォルトの暮らしぶりがすごくいいのよね

最初は俗世間から浮いている変わり者かと思ったけどそうじゃなかった
悪口を言い合いながら信頼しあってるイタリア人(?)床屋の友人がいるし
タオ仕事を斡旋する知り合いもいる
タオに口のききかたを教えるところなんて最高よね
悔しいけど、ちょっと女では太刀打ちできないカッコよさでした
ビールと料理につられてお隣にお邪魔しちゃうとこや
モン族の人の義理堅さに困惑するところも可愛かった
偏屈で頑固爺さんだけど、だからこそちゃんと人を見る目があるのよ

ラストはチト見事過ぎるんじゃないかと思いますけど(戦場じゃないんだし)
ずっと持ち続けてきた戦争の罪悪感をきちんと決着をつけたのね
それまであんなに武器を持って脅してたのに
最後は武器を持たなかったということの意味は深いよね
思わず、そうくるかー!と唸ってしまいました☆

死に様を見せるってあると思うんですよね
人はいつか死ぬから
こんなにカッコいい親父(爺ちゃん)を持ちながらウォルトの息子や孫たちはバカだよね

面白い映画でした☆

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妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく



コ死:血の中間考査

2010年10月13日 | 韓国
ブラッディ・ミッション(原題:コ死:血の中間考査)  2008年  
監督:チャン・ガムドク
出演:イ・ボムス、ユン・ジョンヒ、ナム・ギュリ、キム・ボム

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低コストで作ったため採算分岐点が低く軽々と目標を超え、さらに映画と同じ10代にうけて、ホラーにしては異例の観客動員をした作品
好評につき第二弾「コ死2番目の話:教育実習」が確かキム・スロで制作
、、、ということですが

確かに次は誰が死ぬかと言う恐怖はあります
殺され方が残酷で血みどろで躊躇なし
高校生たちが悶えながら死んでいく姿は刺激的で
そこが売りかもしれないけどかなり強烈です
殺人鬼から問題が出題されるっていうのも、やっぱりターゲットが高校生だから?
友だち同士でキャーキャー言いながら観るにはいいのかも

でも私はそんなに怖くはなかったですけどね
ただ人が死んでいくホラーは面白みがない(←おいっ、笑)

韓国の受験の状況はすさまじいものがあるので
抑圧された欲求不満が吐き出されてるのか、とか
解消させたい気持ち、というか
そういうのがあるのかなぁと想像しながら観ちゃいました
ちょっと前は70年代の戒厳令下の抑圧された学園モノを観てたのに
(他国の話ではありますが、笑)時代の流れを感じてしまった

原題の「コ死」というのは「고死」と書くんだけど
고は高校の高でしょうか
「考査」もコサと読むのでコサ(고사)とそれとかけてるという話も聞きます
定かではないですが、、、

日本版のDVDはキム・ボムがメインかのようなパッケージで売り出してます(相も変わらず)
もうちょっといい役かと思ったけど、意外とあっけなかったですね
とーぜんながら主役ではないです
ボムスさんというよりナム・ギュリがメインの映画です

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韓国の名門チャンイン高校では海外の学校から生徒を招き招請授業が行われることになり、そのため成績上位者による特別クラスが急遽実施されることになった。授業中、突如教室のモニターに女子生徒ヘヨンが水槽に閉じ込められている映像が映し出される。そこに「問題を解かないと彼女は死にます。全ての問題を解けば、最終的な答えが見出せます」と、犯人からのメッセージが届く。次々と与えられる犯人からの質問に生徒たちは懸命に答えようとするが、ひとり、そしてまたひとりと死者が続出する。電話も通じず、助けを求めることもできずに校内は大パニックになる。