きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

陽だまりの彼女

2013年10月14日 | 日本
観終ってこんなにほのぼのと幸せ感漂う映画とは思いませんでした
ひとことで言うと
いろんなものがベストマッチした気持のいい映画
ビーチボーイズの「素敵じゃないか」の歌詞が嵌る~♪

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原作は読んでなくて
これはネタバレなしで早めに観ないといけない気がする
そんな気がして公開初日に急に思い立って観てきました

正解でしたね
だからねぇ、私もあまり書けない
これから観る方にはできれば情報なしで観てほしいから

と言いつつ
最後の方になって驚く展開らしいけど
もう早々にファーストシーンでわかりました
まさかとは思うけど、きっとそうなんだって、、

若干、、なんじゃそれ!って(笑)

それが受け入れられるかどうか
大きい気がします
私はとても面白かったです

音楽がいいでしょ
江ノ島の風景に二人がとけこんでたし
新居も可愛くて
空気感というか
日差しの温かさというか
ともかく気持ちいい

潤くんと樹里ちゃんが悔しいくらいに相性ピッタリで
あの役は樹里ちゃんじゃないとダメって思うくらいにはまり役でした
樹里ちゃんが核にいて、潤くんが大きく受けとめてた

子役の(中学生の)二人もすごくいい

原作のラストは違うんだってね
(ネットで知ったけど、これもネタバレなので書けないなぁ)
幸せな終わり方だったけど
私はひとつ前のシーン
あそこで終わった方が断然好きだったなぁ(それもネタバレになるから言わない、笑)

ネタバレ無頓着に書く私がここまでこだわるのも珍しい

それくらいに
真っ白な気持ちで観てもらいたいと思う
そういう素敵な映画でした



陽だまりの彼女  2013年 
監督:三木孝浩
出演:松本潤、上野樹里、玉山鉄二、菅田将暉、北村匠海、葵わかな
原作:越谷オサム

取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介(松本潤)は、そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの真緒(上野樹里)と10年ぶりの再会を果たす。学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられていた彼女が、当時の姿から想像がつかないほど魅力的な女性になったことに驚く浩介。再会に運命めいたもの感じた二人は惹かれ合うようになり、結婚を決意するまでに。だが、真緒は誰にも知られてはならない、とんでもない秘密を持っていた。

食神

2013年10月14日 | 香港・台湾・中国
人気スター周星馳による料理対決アクション・コメディ

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セクサーン~~(食神)

おーちゃんがラジオで
面白かったって絶賛するもんだから
観ちゃいましたよ
確かにネット検索するとこの笑いのツボに嵌った人をチラホラお見受けします

料理の名人が料理対決するんだけど
観れば観るほど食欲が失せますな(笑)

カンフー映画はほとんど縁がないので
周 星馳(チャウ・シンチー)さんがどんな方かも存じあげず
笑いのツボはぴったりとは嵌んなかったけど
面白かった

凶暴なこのお姉さんが
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こんな方だったってことに驚いたのでした
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食神  1996年  
監督:リー・リクチー 、チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、ヴィンセント・コク、カレン・モク

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桃さんのしあわせ

2013年10月09日 | 香港・台湾・中国
桃(タオ)さんのように、静かに、丁寧に暮らしたい ☆☆☆☆☆

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60年もの歳月をひとつの家族の世話をしてきた桃さんは
毎日同じ市場で買い物をし、掃除をし料理をし、飼い猫と会話しながら暮らしてる。
なくてはならない空気のような存在でありながら、当然家族ではない。
雇主と家政婦という一定の距離を保ちながら労わり合う関係性が見事でした。
桃さんの生きる姿が凛として素晴らしい。

脳卒中で倒れ、誰の世話にもならないと入った老人施設は
埃ひとつなく綺麗に暮らしてきたものとはかけ離れた環境だったので悲しくなったけど
桃さんは黙って受けいれて、周りの人たちときちんとした関係を築いていくんだよね。
なんて素敵な人なんだろう。

ロジャーは息子のような気持ちで見守っていて
桃さんも訪ねてきてくれるロジャーを息子のように待ち焦がれながらも
主人と使用人という距離感は崩さない。
押しつけがましくなく、無理もせず、でもしっかりとした絆で結ばれている。

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ロジャーは映画プロデューサー。
作業着のようなジャンバーを着て、バックを背負って歩き
空調作業員と間違えられたり、タクシーの運転手に間違えられたり
そして女っけはまったくない独身男性。
女の独り身を貫いてきた桃さんと、どこか似ているような気がして
この二人、きっとものすごく相性がいいんだよね、きっと。

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桃さんの作る料理が本当に本当に美味しそうで
愛情と手をかけて作る食事は、この世の中でどんな贅沢にも勝るよね。
料理すること、食べること、暮すこと
大事に暮らしていきたいと、改めて思い直しました。

淡々と、そして静かに人生の終焉を描いた作品。
きっと何度も観たくなる、感動が静かに心にとどまっていつまでも残る作品です。



桃さんのしあわせ(原題:桃姐)  2011年  ☆☆☆☆☆
監督:アン・ホイ
出演:アンディ・ラウ、ディニー・イップ

広東省生まれの桃さん(ディニー・イップ)は、13歳から60年もの間梁家の使用人として4世代の家族の世話をしてきた。今は、生まれたときから面倒を見てきたロジャー(アンディ・ラウ)が彼女の雇い主で、彼は映画プロデューサーとして中国本土と香港を往復する多忙な日々を送っていた。そんなある日、桃さんが脳卒中を起こして倒れる。

⇒⇒ 公式HP

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