きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

天国からの手紙

2011年02月25日 | 韓国
なんか、、、、バカみたいに(笑) むちゃくちゃ感動してしまった

原題は「火星に行った男」
監督は「リメンバーミー」のキムジョング、脚本はチャン・ジン
わかる~
このファンタジーな世界は二人が作ったものだわ
              
天国からの手紙(原題:화성으로 간 사나이)  2003年  
監督:キム・ジョングォン 
出演:シン・ハギュン、キム・ヒソン
    感動のあまり☆5にして 翌日ちょっと冷静になって☆4にしました(笑)

天国からの手紙

シンハギュンが演じるスンジェは愚直なまでに誠実な田舎男
幼なじみのソヒを一途に愛して
ストーリだけを見るならば、だからどうした?って感じなくらい
芸がないっていうか、なんていうか、、
単純にラブストーリとして見たら、つまらない映画って感じるんだろうと思うんですよね

田舎の郵便配達員のスンジェは手紙を運び、村の人たちと話し
動けなくなった父親やソヒのおばあちゃんの面倒を見て
ソヒからの手紙を楽しみに暮らす
そんなスンジェを見てるとともかく癒されるの

なんでこんなに気持ちがいいのかなぁって思いながら見てたんだけど
途中で思ったんですよね
あっ、スンジェは故郷なんだなぁ、、、、って、、、

いつでも帰ることのできる場所で
そこに帰るとホッとして安らいで
自分がどんなに変わっても、いつも変わらずにそこにいてくれるもの
でもいつもあると思っていたけれど、いつのまにか無くなってしまうもの
そういう、消えていく郷愁というか、、、

スンジェが暮らす村はダム建設に伴って水の中に沈んでいったけど
だから最後スンジェはいっしょに水の中に消えて行ったんだよね

物語だけを追ってると、何であそこで自殺する?って
わけがわからん!って話になっちゃうんだろうけど

あのあたりから突然ファンタジーの世界に入っちゃうのよね
スンジェは故郷としてみんなの心の中に入っちゃったのよ
だからあんなに幸せそうな顔してたんだよね

あそこらへんから白けてた人がいるんじゃないかと想像できるけど
私はそのあたりからバカみたいに泣いてました
いや~~、この映画でこんなに泣くかい?って自分で思ったけど
嵌りました(笑)
やっぱりシン・ハギュンはいいわ~~♪

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死んだ父は火星に行ったと信じ火星宛ての手紙を出し続ける少女ソヒ。彼女を思う幼なじみの少年スンジェはソヒの父のふりをしてこっそり手紙の返事を書くが、ソヒはソウルに住む叔母に引き取られていく。やがて大人になったスンジェは村の郵便配達人に、ソヒは成功を夢見て都会の大企業に就職する。ある日、スンジェの前に美しく成長したソヒが現れる。


チョンウチ

2011年02月24日 | 韓国
チョンウチ(原題:전우치)  2009年  
監督:チェ・ドンフン
出演:カン・ドンウォン、ユ・ヘジン、キム・ユンソク、イム・スジョン     
    ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ 、キム・サンホ 

チョヌチ

超時空ファンタジー
たーーっぷり楽しんだと思ったら、なんと136分もあったのね
始まりは500年前
妖怪は出るは、掛け軸に封じ込められちゃうは、なんでもあり
途中から時代は今になり
チョンウチがソウルの街を珍しそうに歩くところは面白かったですね
王がいないことに驚いたり
商人が国を動かすのかって驚いたり
そして映画のラストは常夏の海、、、って??(しかし、あの終わり方でいいの?笑)

間抜けな三人の仙人が現代では僧侶ソン・ヨンチャン、占い師(?)チュ・ジンモ、神父キム・サンホになってて面白い
私的にはソン・ヨンチャンがいいな~
彼は怖い役も一流だけど笑える演技ってけっこうツボにはまるんです

ヒロインはイム・スジョン
彼女好きです
でもこの映画にラブラインはいらないよね
わがまま女優のヨム・ジョンアのキャラがキレキレで
彼女の存在で十分っていうか、、イム・スジョンが中途半端になっちゃってる気がします

アクションに縁が遠そうなキム・ユンソクがカン・ドンウォンと闘うシーンが
なかなか様になってて意外です
なぜか清渓川で戦ってるところが面白い
3人の仙人からも依頼を受けてたけど、緑の血を流してたし、、、彼が悪役よね?
って確認しちゃうくらい、誰が悪役か途中で迷っちゃいました
わかりにくい
結局、観てる時は面白いんだけど終わってみたらなんだっけ?って感じなのは
テーマがはっきりしてないからかも

「田禹治伝」は朝鮮時代(1392~1910)に実在した「チョンウチ(田禹治)」を主人公にした作者不詳の古典小説で、チョンウチは優れた道術の力をもつソンビ(学者)
それを土台にしたキャラクタ設定だから韓国の人はチョンウチと聞いただけでもうそのイメージがあるのでしょうかねぇ
お札を使って幻を見せる忍術や分身の術、時間と空間を行き来する移動して、空も飛ぶし
チョンウチの存在がなんなんだか、、最初ちょっととまどっちゃいました

この映画の面白さはなんといってもカン・ドンウォンよね
アクションあり、ギャグあり
そしてビジュアルも最高
李朝時代から現代まで様々な衣装を着こなしてさすが超カッチョいい
チョンウチの家来で実は犬のユ・ヘジン
楽しめます~♪

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500年前の朝鮮時代、伝説の笛「萬波息笛」が妖怪の手に渡り世の中が混乱し始める。3人の仙人は最高の道士であるチョングァン大師(ペク・ユンシク)とファダム(キム・ユンソク)に助けを求め、妖怪を閉じ込め「萬波息笛」を二つに分け二人にそれぞれ委る。しかしチョンウチはファダムの罠にかかり、チョングァン大師を殺した犯人にされチョレンイと共に掛け軸に閉じ込められる。
2009年・ソウル、閉じ込められた妖怪たちが再び現れ世の中をかき乱す。仙人たちは再び集まり掛け軸に閉じ込められたチョンウチとチョレンイを呼び戻す。
チョンウチはすっかり変わってしまった世の中を見物するのに忙しく、過去(朝鮮時代)に一目ぼれした女性とそっくりのソ・インギョンに出会う。そしてファダムが再び現れ伝説の笛・萬波息笛を前にチョンウチと対決することになる。



韓半島

2011年02月24日 | 韓国
韓半島(原題:한반도)  2006年  
監督:カン・ウソク
出演:アン・ソンギ、チョ・ジェヒョン、チャ・インピョ、ムン・ソングン、カン・シニル 

韓半島

いろいろとこの映画の感想は聞いてたから
どんな感じかなぁってずっと気になってたんですよね
観たら腹立つかなぁって思ったけど(きっと腹は立てないだろうとは思ったけど)
最後まで面白く観ました

20XX年、韓国・北朝鮮間の鉄道京義線の開通を日本が反対し威圧的な日本政府は海上自衛隊を派遣、韓国政府も空軍・海軍を動員して一発触発の状態に、、、

あまりにも荒唐無稽な設定に、、え~~っ?と思いつつ
まっ、映画だし、、何でもありかーと思ったり
それにしてもこれ真剣にやってる?
笑わそうとしたりして?、、でもやっぱりマジ?
いろんな意味でドキドキしちゃいました

100年前と今の国としてのあり方を比較したりして面白かったけど
(明成皇后を演じたのはカン・スヨンだったのね、初めてお目にかかりました)
本物のハンコにこだわるあたりは、ストーリとして重いのか軽いのか?
反日映画という言われ方をしてるけど(??なところはありましたが)
やはり自国の人たちに問いかけをしている映画なんだろうなぁという気がしました

それにしても俳優陣の贅沢さに、ちょっと納得できないくらいで(笑)
こういう映画でこれだけの俳優を揃えちゃうカン・ウソク監督ってすごいのね、、、
と思ったのでした

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韓国と北朝鮮が統一を約束し、その初めての象徴として朝鮮半島を結ぶ京義線鉄道完全開通式を推進する。しかし日本は、1907年の大韓帝国との条約を根拠に開通式を妨害し、韓半島に流入したすべての技術と資本を撤収するとして大韓民国政府を圧迫する。「高宗の隠された国璽(皇帝が使用する印鑑)がある」という主張で史学界の異端児扱いを受けてきたチェ・ミンジェ(チョ・ジェヒョン)博士は、国璽を探し出せば日本の主張を拒否することができると確信する。彼の確信を信じるようになった大統領(アン・ソンギ)は、日本海への日本の自衛隊の出現などで非常戒厳令を公表すると同時に、国璽発掘真相究明委員会を構成し、チェ・ミンジェに最後の希望をかける。


冬の小鳥

2011年02月03日 | 韓国
静かないい映画でした
原題は「旅行者」
たった9才の女の子が人生のひとつの旅を終えて
新しい世界に旅立つようなそんな映画
彼女のまっすぐな瞳の強さが印象的でした

冬の小鳥


冬の小鳥(原題:여행자)  2009年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:ウニ・ルコント
出演:キム・セロン、パク・トヨン、コ・アソン、パク・ミョンシン

監督自身が韓国に生まれ9歳の時にフランスの家庭の養子となった経験を持つ
自身の体験を元に作られた映画なのね

キム・セロンちゃんを続けて見たけど
「アジョシ」のセロンちゃんはそんなに思わなかったけど
この映画のセロンちゃんは可愛い
映画によって表情まで変えちゃうんでしょうか
恐るべし名子役です

物語は孤児院に預けられてから、養子縁組が決まるまでの話なんだけど
幼くて可愛いくて人懐っこい子から養子に貰われていくんですよね
足が不自由で年長のコ・アソンは引き取り手がないまま
養子というより雇用されるような関係で引き取られていく
彼女のその後の人生を考えると切なくなっちゃう
それが現実なんだろうなぁ

感傷的に描かれてないんですよ
監督自身が経験してきたことだからか、冷静で、現実的
淡々と、、静かに、、
そんな中で自分は孤児じゃない、お父さんのところへ行くって主張するセロンちゃんが
現実を受け入れていくんだよね
仕方ないよね、9才の子になにができる?

大事にしていた小鳥が死んでしまって
土の中に埋めてあげる
明確に死を意識した行為じゃなかったかもしれないけど
今の受け入れられない現実と一緒に
土の中に自分を埋めて葬ってしまおうと思ったんでしょうか

新しい人生を歩もうとする彼女だけど
思い出したのはお父さんの背中
切ないよね~

お父さん役、ソル・ギョングでした

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親に捨てられた少女ジニ(キム・セロン)。父親(ソル・ギョング)は、ある日突然9歳の彼女をソウル郊外にあるカトリックの児童養護施設に置いて去ってしまう。ジニは受け入れがたい現実に心を閉ざすが、年上のスッキ(パク・ドヨン)とは次第に打ち解け、共に傷ついた小鳥を世話し、養子として一緒に外国へ行く約束をする。やがて小鳥は死にスッキとも別れる日がやってくる。


アジョシ

2011年02月03日 | 韓国
字幕なしでの鑑賞
なので完璧な状態で理解したわけじゃないけど
面白かった!

アジョシ

アジョシ(原題:아저씨) 2010年 ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イ・ジョンボム
出演:ウォンビン、キム・セロン

最初から最後まで緊張が途切れない
殺人はもちろん、臓器売買、それに巻き込まれる子供たち
かなり残酷なシーンが多かったけど
残酷だからこそウォンビンの怒りの爆発が納得できる
ウォンビンのためのウォンビンの映画でした

予告編を観るとウォンビンがかっちょよくて
逆にすこしアイドル的な、ウォンビンをかっこよく見せようとする映画かな?って思ったけど
本編はそれどころじゃく、半端なくもっともっとかっこよかった!

「レオン」と比較されたりして(あの映画は最高に面白いけど)
確かにアパートの隣に住む女の子との話だけど
レオンの場合は年齢差があっても、微妙な連帯感とか恋愛感情(かな?)みたいな結びつきがあったけど
それよりももっと博愛的に子供たちを愛する気持ちを感じて
より力強さを感じた

「アジョシ」「マザー」「マイブラザー」「ブラザーフッド」「キラー達のおしゃべり」
韓流スターの先駆け的存在で、アイドルスター的なイメージがあるけど
こうしてみると骨太でいい映画ばかり出てるのね
今まであまり意識したことなかったけど、全作品観てきてるわ
わぁ、、これからは意識的に彼の作品は観たいと思います☆

それとイ・ジョンボム監督
2作品目ですけど、前作の「熱血男児」
そんなにヒットしなかったらしいけど、これもすごい好きなんですよね
骨太でどっしりした作品を作る監督
こちらも注目したいです☆

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ソーシャルネットワーク

2011年02月03日 | アメリカ・イギリス
エジプトの民衆による体制転覆運動にツイッターとフェイスブックが重要な役割を果たし
現在、抗議活動を抑えるためにアクセスが遮断されてると連日ニュースで流れてます

情報伝達の手段として世界中に大きな影響を与えた世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)“フェイスブック”の創設者
マーク・ザッカーバーグの半生を描いた作品
なんといっても彼は現在まだ26歳!
世界的億万長者で総資産額推定約40億ドル(!)

ソーシャルネットワーク

ソーシャル・ネットワーク(原題:THE SOCIAL NETWORK) 2010年
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク

そもそもの始まりが「フェイスマッシュ」というサイトで
女の子の品定めが目的だったってとこから始まるところがね
面白い(現実の話ですからね~)

現実は女の子にふられたところか始まり
最後もそこへの思いで終わる
世界を変えるくらいの大きな業績を残しているのに
ぜんぜんサクセスストーリじゃなくて(現実には超サクセスストリーだけど)
映画としてはそこが面白い

今この時代じゃないと存在しないような物語よね
つまらないわけじゃないけど、ものすごく面白いわけじゃない
ネットに疎い旦那や私の親世代が見たら、さっぱり意味不明かもね(笑)
でもそれが今の時代を動かしてるものすごい力なんだから

起業してそれが成功していく過程が興味深かったです
どこにでもあることなんだろうけど

主人公が嵐の二宮君によく似てたね~

エンディング曲がビートルズの「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」
ノルウェイの森に続いて、ビートルズの原曲が聴けて
私は嬉しかったのです☆