足先にキス、、というエロティックなシーンが強烈で、
気になりつつ見逃してた「娚の一生」
WOWOWで放送していたので鑑賞いたしました。
面白かった。
全然予想に反してた。
ちょっと笑えるっていうか、
トヨエツが色気のある渋い役なのかと思ってたけど、
あの佇まいでいながら、意外と真面目で一生懸命なおじさんだった。
設定としてはトヨエツは50くらいらしいけど
もうちょっと上の初老のおじさまって印象。
榮倉奈々は30前後で、
20才以上の年齢差があるってことでしょ。
恋のライバルとして若くてピチピチした向井理が登場して殴り合うなんて
健気過ぎて微笑ましかったくらい。
正直、前半はいい年して榮倉奈々を口説くなよ!って思ったもん。
ただのエロいおじさんにしか見えなかった。
インパクト大だけど、あのシーンを予告に大々的に使うのは、
ちょっと詐欺に近くないかい?
けっこうなラブストーリなのかなと想像しながら観たわけですが、
イメージとかなり違って大らかだったな、いろいろと。
田舎暮らしのまわりがなんでもいいから一回は結婚しときなさいって雰囲気だったよね。
意外とそんなもんかもよ。
ひとりで生きていくより男と女が協力して暮らしていく方がいいんだもん、きっと。
できれば一緒にいて居心地のいい人とさ。
母親に見捨てられそうな男の子の登場で
お互いにトラウマのように抱えてた寂しさに共通点を見つけたのかもしれない。
観終ったあと、どうして「娚の一生」ってタイトルなのかと思ったけど、
おとこと読むけど、「男」と「女」って字が並んでるから、
オトコとオンナの一生って意味なんだろうなって思った。
素直な感想はオトコとオンナの大らかな出会いの物語でございました。
しかし大学生の頃の師にずっと恋し続けて、
憧れの師亡き後、その孫に恋するって、、やっぱちょっとクスクスってなっちゃうのはなぜでしょね。