きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

クヒオ大佐

2012年12月12日 | 日本
演じる上で準備したのは、腕立て伏せを頑張ることですね(堺雅人)




堺雅人シリーズ☆その②
これ実在の話なのね、ビックリ。

確かに腕立て伏せ、見事でした
ずっとやってる場面はちょっと笑えた(←こういうの好きな人)

堺雅人が好きな人には、絶対に楽しい映画よね
可笑しかったわー
なんでこんなに嘘くさいのに騙される?
だいたいクヒオ大佐って、、、
名前だけですでに笑えるんですけど(笑)

松雪泰子なんて、騙されたい願望で溢れてたもんね
クヒオ大佐は金儲けというより
もしかしたら騙されたい願望がある人のところに寄っていちゃうのかも

大好きな新井浩文が途中から登場して
私的にはお得感が満載☆
彼が登場すると、面白さが倍増して作品が落ち着くんですよね
ホント好きだわ~♪

最後がふわふわってしたまま終わっちゃった
彼の生い立ちの話もいいんだけど
ありえない話でもなんでもいいから(←いいのか)
クライマックスの部分がもうちょっとどどーんとインパクトが強かったら面白かったのにな

ラストシーンはハリウッドで撮影したらしいから
だったら尚のこと銃撃戦かなにかでどどーんと(←まだ言ってる)
クヒオ大佐が単なる妄想で生きてる人みたいな感じで終っちゃった
そこは実在した話、ってことで縛りがあったのかなぁ

とぼけた感じの堺雅人も面白かったです(成果アリ(^o^)丿)
   付け鼻いる?(鼻の穴のデカさはどうやって作ったのか気になります)




クヒオ大佐  2009年
監督:吉田大八
出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、新井浩文

米特殊部隊ジェットパイロットのジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。華麗なる経歴と流暢な日本語で次々と女性をおとす彼は、実は名前も経歴もでっちあげの稀代の日本人詐欺師だ。今は弁当屋の女社長・しのぶを夢中にさせているにも係わらず、博物館のエリート学芸員の春や銀座のホステス・未知子もその毒牙にかけようとしていた。しかしそんな中、しのぶの弟・達也にクヒオが詐欺師だと見抜かれてしまう。


アフタースクール

2012年12月12日 | 日本
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「その夜の侍」で堺雅人に驚愕したので
彼のことちょい追っかけようと思いましてね
堺雅人シリーズその①としてこの作品を選びました
主役ではないと知りつつですが
これは最後のどんでん返しを楽しむものなんだなーってのはわかってたんだけど、、、

こういうのをジャンルとして
「コンゲーム」って言うのね

ま、ま、わからんでもない(←なんつー言い方)

でもさ、映画って2時間ぶっとおしで束縛されるわけですよ
テレビドラマみたいに、ご飯食べながらとか
アイロンかけながら(←よくやってる)とか
なんかしながら見てるわけじゃない

そしたら、やっぱりそれなりに観終った後に何かを感じたいでしょ

あーーなるほど、こういう仕掛けだったのねー、、、
、、、だけではね
ちょい納得できず

すんません、若干辛辣ですね
期待が大きかったからかな(←苦笑)
2時間の単発ドラマとしたら傑作だったかも

でも、主人公3人はとーっても素敵でした
はい、洋ちゃん好きです☆




アフタースクール  2007年
監督:内田けんじ
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人

母校で働く中学教師・神野(大泉洋)は、夏休み中も部活動のために出勤していた。そんな彼のもとに、同級生だったという探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は島崎と名乗るが、神野はほとんど覚えていない。探偵は、やはり同級生の木村(堺雅人)を捜していた。神野と木村は中学時代からの親友で、今朝も産気づいた木村の妻(常盤貴子)を、仕事で忙しく昨夜から全くつかまらない木村の代わりに病院へ連れて行ったばかりであった。神野がそう探偵に告げると、今朝撮ったという1枚の写真を渡される。そこには若い女(田畑智子)と親しげにしている木村が写っていた。ショックを受けている神野に、探偵は木村捜しを手伝ってほしいと頼む。まず、神野は顔が知られている探偵の代わりに、木村の件を探偵に依頼してきた男を尾行する。


グッド・ウィル・ハンティング

2012年12月12日 | アメリカ・イギリス
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最近になって映画を観始めた私は
入り口が韓国映画で、今はもっぱら日本映画を観ているので
まだ(←まだ)洋画に手を出す余裕がないってのが正直なとこなんだけど
実は映画好きな息子はマッド・デイモンが好きで
彼の作品はかなり観ていて
息子が借りてきたので一緒に鑑賞、これが大当たりでした
観て良かった~☆
(映画ファンの間ではもしかして知る人は知る名作なのかもですが、、)

マット・デイモンと親友役のベン・アフレックは実際にも親友同士で
マット・デイモンがハーバード大学在学中に書いた物語を元に
二人で共同して脚本を書いて映画化した作品なんだそうです
俳優としても大活躍なのに、才能のある人だと知って驚いた
ともかく脚本が素晴らしいんじゃないですか~

数学の天才ウィル・ハンティング(マット・デイモン)は
孤児として育ち、虐待され、誰からも愛情を受けずに育ったために
自分の世界から外に出ることができない
理屈や理論では誰にも負けないが、狭い世界で自分ひとりの理論で生きている

精神分析医ショーン・マクガイア(ロビン・ウィリアムズ)と出会い
カウンセリングを受けながら自分を取り戻していく話
でも、そこだけじゃなくて人間関係の描き方が秀逸なんですよねぇ

ウィルが好きになったスカイラー(ミニー・ドライヴァー)との関係も素敵だし
いつもつるんで遊んでた4人の仲間との関係もすごく良くて
ラストはどういう終っていくんだろうって思ってたんだけど

親友のチャッキー(ベン・アフレック)が言った言葉、、
「もしも20年経っても、お前が同じ仕事をしていたらお前を殴ってやる。お前は生まれながらにして当たりの宝くじを持っているんだ。俺たちはその当たりくじが欲しくてずっとあがいている。だからそれを持っている奴が活かしもしないで捨てるのは我慢がならない。お前は俺たちとは違うんだ。」

泣けたねぇ
ある日突然消える友を
何もなかったように受け止める親友たち
その奥にある深い友情をあえてサラッと描いているところにグッときた
そして、恩師ショーン・マクガイアが受け取った手紙もね

映画ってどんなラストをむかえるかって重要だと思うんだけど
久々に
「いいね~~」って言いたくなるようなエンディング
名作でした☆



グッド・ウィル・ハンティング(GOOD WILL HUNTING)  1997年  ☆☆☆☆☆
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムズ、ベン・アフレック

南ボストン。ウィル・ハンティングは、MIT(=マサチューセッツ工科大学)で清掃員のバイトをしている。親友のチャッキー、モーガン、ビリーらとつるんで、たびたび警察沙汰の事件を起こしたりとタチが悪いが、実は彼は、特に数学に異様な才能を見せる天才だった。ある日。ウィルは人目を盗んで、MITの掲示板に書かれた難解な数学の証明問題をこっそり解く。出題者のランボー教授は問題を解いたのがウィルと知り、傷害事件で拘置所にいた彼をたずねて、身柄をあずかる。


その夜の侍

2012年12月08日 | 日本
他愛のない話がしたいだけなんだ



整理されない気持ちというのが描かれた作品。
(人と人は)その関係性の中でしか語ることができない。(堺雅人)

木島を演じてみて本当の自分なんてものは人間にはないなと思った。木島は結局何なのか僕にはわからないし、全く理解ができない。でも僕はその時それがすべて正しいと思って演じた。(山田孝之)

    

面白かった
日本の映画、キテマスネ

その夜の侍ってタイトルもそんな印象を受けるし
奥さんをひき逃げで失った男が復讐する話かと思うじゃない
実際そうなんだけど
でも全然違う話だった

どしゃぶりの雨の中で対決する侍二人は
片や
奥さんが残した留守電を毎日聞きながら
糖尿病だけどぷっちんプリンばかり食べてて
片や
コンビニ弁当だけで生きてる
そんなもん

ひと言で言えないんだけど
混沌としてて結論なんてないんだけど
人間って、人のぬくもりが欲しいんだって思った
誰かと一緒にいたいんだって
なにが正しいかなんてわからないし
正論を振りかざす必要もない
それでも人は健気に必死に生きていくんだなぁって思ったさ、ワタシ

山田孝之が演じる木島って男が
嫌な奴でね、悪い奴なのよ
自分勝手でやりたい放題
周りにいる人は彼のことで嫌な思いばっかりしてるのに
磁石みたいに彼のまわりから離れられないの
人との繋がりが何もないよりも、嫌なことでもいいから人と繋がりたい人ばかり
アホなんだけど切ない
わかんないんだけど、わかるような気もするの

そして何と言っても
堺雅人ですよ
ビックリしたもんね
すごいな堺雅人!ってずっと思いながら観てました

無口で
存在感が薄くて
でも、ちゃんと真っ当に仕事して暮らしてて
良く見ると二枚目なのにあまりに地味なので気がつかないっていう
度の厚いメガネしてて
いそうだもんなー、まわりに、、

なんでもない普通の人
でも、普通の人の狂気が一番怖いんだよ
普通だけど変な人(奥様を失った喪失感で)
ギリギリ変な人なんだけど
なんだかもー、やったらと可愛くて

あんな風に混沌とした人を普通で異常な感じで演じるって
すごいと思った

私の好きな安藤サクラとのホテルのシーンが
最高ね
何がしたいのかわかんない
わかんないけど、わかる(←意味不明)

そしてまたまた大好きな新井浩文がね
これまた高校の先生で(死んじゃった奥さんの弟)
普通に義兄を心配するいい人で
良いんですよ、ホント

同僚の先生を義兄さんに紹介するんだけど
その先生もまた私の周りに居そうな感じで
あー、なんかみんないい人でみんなどっか寂しいーって
思うじゃない

たわいのない話をする人がね
どれだけ大事なのかってことが
泣けるよね

人間てなんて愛おしい生き物なんだって思う


友達と話してて
彼女は「大奥」で堺雅人がいい!って言ってたけど
キテマスネ
堺雅人さん

今年観た映画の中で
ベスト5には絶対ランクインする、、っていうか
新年早々に観た「ヒミズ」が一番印象が強かったけど
間違いなくそれに匹敵する

ホント
面白い映画でした



その夜の侍  2012年  ☆☆☆☆☆
監督:赤堀雅秋
出演:堺雅人、山田孝之、綾野剛、田口トモロヲ、新井浩文

小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、抜け殻のようになりながらも復讐(ふくしゅう)することだけを考えて日々を生きていた。やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐(ふくしゅう)を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たす。