きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

チム~あこがれの人~

2009年09月18日 | 韓国
チム~あこがれの人~(原題:찜)  1998年  
監督:ハン・ジスン 
出演:キム・ヘス、アン・ジェウク




確かに日本でも昔流行りましたけど、、こういう化粧
最初、キム・ヘスの半端ない口紅のつけ方に拒否反応がでて(笑)
アン・ジェウクの髪型もすごいし、、、
これ、最後まで耐えらないかもって思ったんですよね。。。。。

ところが
予想外に面白かった☆



シンプルに作るっていうのはやっぱり王道なんだわね
気持ちよく観られました
韓国映画にしては珍しいくらい(?)ツッコミどころがなかった

ヘンに笑わせようとしてないんだけど、ときどきクスっと笑って
このままハリウッド映画になっても違和感ないくらい洗練されてました(10年前限定で)
あえてツッコムなら女装したアン・ジェウクの髭?
でも全然違和感なくて綺麗でした

韓国では年上の女性と結婚するのはタブーなんですかね
勘違いしたおじさんとのリアクションが面白かった
キム・ヘスの弟役のカン・ソンジン、若い~~
彼はヤクザ映画でよく見るけど、こういうコメディが似合うよね

不覚にも(笑)思わずラストシーンでは涙ぐんじゃいました
違和感あったキム・ヘスの唇も慣れてきて、可愛く見えてくるから不思議



キム・ヘスのお見合いの相手としてキム・スンウやクォン・ヘヒョが出てきてビックリしたんだけど、あれはゲスト出演なのか、はたまた本当にチョイ役扱いなのか、、謎です
ちなみに「チム」は「目を付ける」という意味の隠語だそうです
オールドミスの香水研究員ユン・チェヨン(キム・ヘス)は理想の男性を探すあまり婚期を逃しかかっている。見合い相手の外科医(キム・スンウ)は食事中に手術の話しをするし、判事(イ・サンイン)は見合いの席で延々と法律論議をするし、ヘビメタ好きの男(クォン・ヘヒョ)もイマイチ。彼女の弟(カン・ソンジン)の友人ミン・ジュンヒョク(アン・ジェウク)は中学時代からずっとチェヨンを思いつづけている。あることでもう彼女に会えなくなったジュンヒョクは彼女のそばにいたい一心で、せめて女友達として過ごせないものだろうかと女装することを決心する。

踊るJSA 帰還迷令発動中!?

2009年09月14日 | 韓国
踊るJSA 帰還迷令発動中!?(동해물과 백두산이)  2003年  
監督:アン・ジヌ
出演:チョン・ジュノ、コン・ヒョンジン




原題は「東海の水と白頭山が」
チョン・ジュノの役名がベクトゥ(白頭)でコン・ヒョンジンの役名がドンヘ(東海)なんですよね

邦題は悩んだでしょうね
「踊るJSA」 はないだろ~ってと思うけど確かにタイトルつけにくい
邦題からおバカなハチャメチャコメディを連想しちゃいましたけど
このタイトルでは映画が可哀相だ!
ハメを外しすぎない、真面目で笑えるコメディ映画でした



主人公二人の凸凹コンビがいいのよね
コン・ヒョンジンのドンヘはおバカなんだけど根がいい奴で、どことなく哀愁も感じて
南の人は贅沢だって言いながら、北に帰った時のためにお土産にいろんなもの拾ったりコレクションして可愛い
チョン・ジュノのベクトゥも、ドンヘに命令ばかりする堅物の将校なんだけど
チラチラと見せる人間味がなかなかいいです



最後もあれでよかったよね
あの凸凹コンビが珍道中しながらいつか北に帰る頃には
「統一されてたりして、、、」って冗談めいて話してたけど(聞き逃さなかったぞ、笑)
そうなったらいいなって思った
声高な主張ではなく南北問題を描いているところが好きかな~

ナラと、今度は友達として会おうって約束したけど
そうやっていつか再会できるといいね☆





北朝鮮海軍の寡黙なエリート将校チェ・ペクドゥ(チョン・ジュノ)と問題兵士のリム・ドンヘ(コン・ヒョンジン)と甲板長は、ボートでの海釣りの最中に寝てしまうが、海が大荒れになり遭難する。ペクドゥとドンヘが目を覚ますとそこは自国ではなく、韓国の海辺のリゾート地だった。北朝鮮に戻るため帰還作戦を開始した二人だったが全く帰れる見込みは無い。そんなとき、2人は家出娘のナラと出会い国境を越えた友情を育んでいく。


マイ・リトル・ブライド

2009年09月14日 | 韓国
マイ・リトル・ブライド(原題:어린 신부 )  2004年  
監督:キム・ホジュン 
出演:キム・レウォン、ムン・グニョン 




「奥様は18歳」よね(古っ)
グニョンちゃんが岡崎友紀でレウォンクンが石立鉄男?
あはは~、あまりの古さに自分で自分が笑える
だってリアルタイムで見てましたから



可愛いね~~☆
安心しきって映画を楽しんだって感じです
ぶっとい眉毛の可愛いグニョンちゃんにはお色気は感じませんでしたけど
そんな奥さんにそれなりに迫る(笑)レウォン君の若い男の子のお色気がなかなかでした
     (んーーー、、なんか発言がおばんチックだわ、汗)

カラオケのロマンチックな猫のレウォン君とグニョンちゃんのはじけっぷりが楽しかった
韓国映画で必ずこういうシーンを入れるのはお約束ですかね
今でもある??



ラストの学園祭での告白シーンはちょっとこそばゆかったです

エンディングで流れたNGシーンのなかでグニョンちゃんがバンジージャンプしてるんだけど
そんなシーンなかったよね
彼女はためらいなく飛んでた、根性ありそうだわ~
 (私は極度の高所恐怖症なのでまずそこまで上がるのがムリ)



ボウンの弟役は「息子」でチャ・スンウォンの息子(のような、笑)のリュ・ドックァンじゃないですか~
この映画の頃はまだ高校生くらい?今は大人になってるよね
韓国俳優さんの中では167cmってかなり背が低いんだけどなんか気になる俳優さんだわ
ボウンはお尻の大きさが不揃いでドングは○○が、、、ってところで大笑いしちゃいました

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16歳のボウン(ムン・グニョン)はやさしい家族に囲まれて育った元気いっぱいの女子高生。些細なことで弟とケンカをしたり平凡だけれど楽しい毎日を送っている。ところがある日、危篤状態のおじいさんからとんでもなく無茶な命令が下された。なんと兄弟のように育った幼なじみの大学生サンミン(キム・レウォン)と結婚しろというのだった。


連理の枝

2009年09月14日 | 韓国
連理の枝(原題:연리지)  2006年  
監督:キム・ソンジュン
出演:チェ・ジウ、チョ・ハンソン




日本でブレイクしたチェ・ジウのドラマの映画版って感じでしょうか
チェ・ジウは明るくて純真で、不治の病でも明るく前向きに生きてる女性を演じてます
良い意味でも悪い意味でもやっぱりチェ・ジウはチェ・ジウよね
可愛いなぁ~

でも、可愛いけどヘウォンはミンスよりきっと年上の設定よね
恋愛を楽しむプレイボーイ のミンスを相手にしても堂々としてて
結局はすべてお見通しだったわけで
なんかチェ・ジュウの貫禄さえも感じちゃいました(笑)



もう少し重い雰囲気かと思ったけど
前半は笑える部分もあって暗い映画ではまったくないのよね
逆にヘウォンが元気で明るいので余命が短い切なさが伝わってこないというか
彼女の人生や、ここに至る心情がわかったらよかったのに

不治の病で死んでしまう悲しい話というより
短い時間でも連理の枝のように寄り添って生きていける人と出会えた幸せを伝える映画なんでしょうね
でも、韓流の王道をいくような映画かも

ギョンミン役のチェ・ソングク、初見でした
どの作品も私と遭遇してない
微笑ましく笑えて彼の存在がすごく効いてました



それにしても、最後は驚きました
まさかミンスまで、、、
一緒に死んじゃうかと思ったけどさすがにそれは、、、
まっ、映画だから~(それを言ったらおしまいじゃ~笑)

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若き青年実業家ミンス(チョ・ハンソン)は恋愛を楽しむプレイボーイ。そんな彼がある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つヘウォン(チェ・ジウ)だった。早速ヘウォンを口説きはじめたミンスだが次第にその明るく純粋な姿に心を奪われていく。それはミンスにとって初めての恋だった。しかし、ある日出かけた動物園でへウォンは突然倒れてしまう。彼女には生きる時間がわずかしか残されていなかった。


デュエリスト

2009年09月11日 | 韓国
デュエリスト(原題:형사 Duelist) 2005年  
監督:イ・ミョンセ
出演:ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、アン・ソンギ  




日本で公開された頃の評判を知ったうえでの鑑賞なので
イラつくこともなく(笑)想像どおりの綺麗な映像を楽しみました

ストーリは全くつかめないまま終盤まで観続けて
最後の方になってやっと
なるほど、、
これは朝鮮王朝を舞台にした結ばれない恋なのか、、と
やっとそこまで理解できました(遅いですかね、笑)

久々にドンちゃん見たなぁ
目をウルウルさせた表情は、なんちゅー悲しげな目をするんだー



茶母という下働きをする人がいて、女刑事のような仕事をしていと初めて知ったんだけど
だからナムスンは刑事のようなことしてるのね
原作は漫画とはいえ、この時代に女刑事なんてあるのかって思ったけど
あったんだ
「チェオクの剣」を観た人はもうちょっとすんなりこの映画を理解したのかな

それにしてもドンちゃんは、ホント漫画の世界から飛び出してきたみたいに綺麗だわ~
ジウォンちゃんもいろんな表情を見せてくれて楽しませてくれたけど
この映画って立ち回りがかなり重要なシーンよね
ジウォンちゃんってボクシングやったり、身体柔らかくて運動神経のいい女優さんだと思ってたけど
立ち回りがいまひとつ、、、



道化役のアン・ソンギがすごくよかった
私的にはこの映画はアン・ソンギで楽しみました
とぼけた感じの三枚目だけど、厳しい表情はさすがにビシッと決まるし
立ち回りになると身のこなしが軽くてビックリしました
さすがです





朝鮮王朝時代、国中を揺るがす大規模な偽金事件が発生した。その背後に潜む陰謀を暴くため捜査する女刑事ナムスン(ハ・ジウォン)は、市場での潜入捜査中に悲しい目をした謎の刺客(カン・ドンウォン)と運命的に出会う。


小さな恋のステップ

2009年09月09日 | 韓国
小さな恋のステップ(原題:아는 여자)  2004年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ  
監督:チャン・ジン
出演:イ・ナヨン、チョン・ジェヨン 




映画「息子」繋がりでチャン・ジン監督の作品

洒落てて、ちょっとシニカルで、シュールで、優しくて
あまりの可愛らしさに涙出ました(イ・ナヨンがムッチャ可愛い!)
たぶん5回くらい「可愛いー」って軽く叫んだと思う(笑)



二人がデートで観た映画が「電信柱の恋」
主人公が電信柱なんです
この突拍子もない発想が楽しくて大笑いしたんだけど
他にもたくさんのエピソードが全部面白く繋がっていて
終盤でけっこうそんなところで笑えるんだけどジーンとします



不思議ちゃんな感じのイ・ナヨンが本当に良くて
今まで見た彼女で、この映画のナヨンちゃんが一番可愛いい
二人の微妙な呼吸、というか間合い、というか
会話のズレ加減が絶妙で
可笑しくて楽しくてたまらなかった

エンディングの二人もいいのよね~~~
最高



韓国エンタメ界の鬼才と呼ばれるチャン・ジン監督は
演劇の脚本からスタートしマルチな才能の人
独自の世界観があって「チャン・ジン印」という言葉もあるそうです
もうすぐ公開のチャン・ドンゴン主演の「グッドモーニングプレジデント」はチャン・ジン監督よね
釜山国際映画祭のオープニング作品になるらしい
今年の韓国映画、面白そうです~~☆

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彼女に突然フラれ医者からは余命3ヵ月と告げられたプロ野球の2軍選手チソン(チョン・ジェヨン)はやけ酒をあおり酔いつぶれてしまう。その時彼を介抱してくれた女バーテンダーのイヨン(イ・ナヨン)は、実は10年間ずっとチソンのことを秘かに想い続けていたのだった。


息子

2009年09月08日 | 韓国
息子(My Son~あふれる想い~ ) (原題:아들)  2007年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:チャン・ジン
出演:チャ・スンウォン、リュ・ドックァン




ざっとあらすじを読んだだけで泣けそうな映画よね
湿っぽい映画を想像しつつ観たわけですが
意外でした
ベタベタしてない
それでいて父親と息子のお互いの気持ちもきちんと伝わってきて泣ける
見てて爽やかな気持ちになれる映画だわ~



15年ぶりに対面する父と息子
お互い顔もはっきりわからない状態で
ぎこちなくて
二人の心情を心の呟きとして知るんだけど
ぜんぜん感傷的じゃなくて、ちょっと冷静で、それでいて相手に対する愛情もあって
あれ?って感じ(笑)

そのうち雁の一家が登場して
なにやらファンタスティックな雰囲気の映画になってきて驚きました

夜中に二人で街の中を走って
大きな満月を見ながらカンシクが呟くシーンは良かったですね~
かつての殺人犯はなんて可愛い人に生まれ変わったんでしょ



呆けた母役はキム・ジヨン
キム・ジヨンさんは相変わらず体当たりのおばあちゃん役でおしめまで替えてもらっちゃってました

息子役のリュ・ドックァン
殺人犯の父と15年ぶりに会う高校生
もっと屈折した感じで現れるかと思ったけど
賢そうで冷静で凛とした雰囲気もあり、でも父を求める男の子の子供っぽさも感じて
すごく良かったです

この親子の身長差が可笑しかったんですけど
結末は意外な展開に、、、
ひねりすぎな感はないでもないですが(笑)
おもしろい映画でした




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強盗で二人を殺し無期懲役の刑で服役しているカンシク(チャ・スンウォン)。妻は離婚後音信不通になり母と当時3歳だった息子とは15年会っていない。そんなカンシクに1日だけ息子と過ごす時間が与えられる。


殺人の追憶

2009年09月08日 | 韓国
殺人の追憶(原題:살인의 추억)  2003年  ☆☆☆☆☆
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン



86年から91年にかけてソウルから南に約50キロ離れた農村の半径2キロ以内で起きた
10件に及ぶ連続強姦殺人事件
その捜査には180万人の警官が動員され3000人の容疑者が取り調べを受けた

実際に起きた事件がモデルになっています



↓で「カル」を観て、韓国映画って面白いな~~☆ って思ったばかりですが
これはさらに面白い



殺人事件とはいえ、田舎で起きた事件は最初はなんとなくのどかな雰囲気が漂うんですよね
思わず笑ってしまうような笑える場面もちゃんとある

パク刑事とチョ刑事(キム・ルェハ)の根拠のない見込み捜査
強引な自白の強要も繰り返されるんです
ソウルからソ刑事が派遣されて捜査に加わり
さらに残忍な殺人事件が続き
解決の糸口の見つからない事件にだんだんと緊迫感が高まってきて
警察が次第に追い詰められていきます



「映画は擬似経験」
そういう意味の言葉を聞いてすごく納得したことがあるんだけど
この映画はまさにそういう感じ

ミステリー映画(犯人は見つかりませんが)ではあるんだけど
軍事政権のもと民主化運動に揺れていた韓国の
その時代にあったであろう閉塞感
重苦しい空気までも
思い切り吸い込んだような、そんな気分です

コリアン・サスペンスの最高傑作と言われる所以、納得です☆


1986年10月23日ソウル南部の農村で手足を縛られた若い女性の無惨な変死体が発見される。数日後には同様の手口で2人目の犠牲者が出た。地元の刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)ら捜査班の懸命な捜査も空しく一向に有力な手掛かりが掴めない。ソウル市警からソ・テユン(キム・サンギョン)刑事が派遣されてくるが性格も捜査手法もことごとく対称的で2人はたびたび衝突してしまう。捜査は行き詰まり犠牲者だけが増えていく。そんな中一人の有力な容疑者が浮上してくる。

カル

2009年09月08日 | 韓国
カル(原題:텔 미 썸딩)  1999年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:チャン・ユニョン
出演:ハン・ソッキュ、シム・ウナ、ヨム・ジョンア




監督いわく、ハード・ゴア・スリラー
         (ゴアとは血糊のことだそうです)

のっけっから人が切り刻まれるわ、鮮血が流れるわ、度肝を抜かれましたが
オープニングから引き込まれました
すごい映画!
10年前の作品なのね、、、
自称遅れてきた韓国映画ファンとしては
今頃ですがこういうのに出会っちゃうから楽しいのよね~☆

ハン・ソッキュとシム・ウナは前年に「八月のクリスマス」で共演
前作とのあまりの違いに驚くけど
私はこっちの映画の二人の方が断然好きです
シム・ウナは恐ろしいくらいに綺麗で
ハン・ソッキュは難航する事件に苦悩する刑事役が
クールでカッコいい

ボーイッシュなイメージだったので最初はわからなかったけど
スンミン役はヨム・ジョンアだと途中で気付きました



死体がバラバラにされたり縫い合わされたり
かなりなグロテスクさなんだけど
エグい印象ではないところが不思議で
なにか深いところに意味がありそうな雰囲気とか
ともかく主演二人の演技力が抜群なんです
でも残酷な描写が多くて
リアルに作られた死体が何度もでてくるから
そういうのが苦手な人には無理でしょうね(半端じゃないです)

20090905-3

犯人が誰なのか
状況によって想像される犯人が次々と浮かんできて
最後まですごい緊張感
事件解決かと思ったら
とんでもないドンデン返しが最後に待っていて、、、

オ刑事が残した写真を見つけたときの
絶望的なハン・ソッキュの表情や
パリ行きの飛行機に乗る、今までとは全然雰囲気の違う晴れやかなシム・ウナの表情にゾクゾクしました

20090905-4

702号室のアパートに掛けられていた絵は
「生きた人の皮を剥がして公開処刑をする様子を描いた、キャンプセス王の裁判」
スヨンの部屋にあった絵葉書のようなものは
「愛するハムレットに父を殺され心を狂わせたオフィーリア」
二つの絵が謎解きのように出てくるんだけど

この作品の公開時のコピーが「この謎は一人では解けない」
監督がインタビューで何度も観ないとわからないと言ってました
「カルの謎」という本が出されたり
ネットで検索すると謎解きのサイトがたくさんあって

何度も観ないと理解できない映画ってど~~よ!って思いつつ
情報をちょっとだけ整理して2度目の鑑賞してみると
違った見方ができて面白かった

映画を観終わってすべてがわかるのではなく
映画が終わった時点から新しい答え探しが始まるような作品を目指したと言ってます
犯人探しの正解はないんでしょ?きっと、、、

いろんな意味で衝撃的な映画でした

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チョ刑事(ハン・ソッキュ)は猟奇的な殺人事件の捜査を始めるが解決の糸口を掴むことができない。連続して発生する殺人事件、3番目の事件で決定的な糸口を見つける。犠牲者の大学教授クォン・ジュンヒョンの恋人が捜査線上に浮かび上がり、彼女は殺害された三人全員と恋人の仲だったという事が分かったのだ。彼女は国立博物館遺物復元室職員のチェ・スヨン(シム・ウナ)。チョ刑事は彼女から犠牲者に関する情報を聞き出し犯人を探していく。


達磨よ、遊ぼう!

2009年09月02日 | 韓国
達磨よ、遊ぼう!(原題:달마야 놀자) 2001年  ☆☆☆
監督:パク・チョルグァン
出演:パク・シニャン、パク・サンミョン、カン・ソンジン、キム・スロ 
    チョン・ジニョン、イ・ウォンジョン、イ・ムンシク、リュ・スンス、キム・インムン 




「達磨よ、ソウルに行こう!」の前作にあたる映画
2001年の映画なのに全く古さを感じない、今年公開って言われてもわかんない
   そういえば出演者のみなさんが若干若いか~

パク・シニャンが率いるヤクザの面々が
パク・サンミョン、カン・ソンジン、キム・スロ、ホン・ギョンイン 
キム・スロはちょい役なのにむっちゃインパクトある脇役が多いけど
今回はまとも(な風貌)で普通だったしちょい役でもないかった(笑)

迎えうつチョン・ジニョンが率いるお坊さんの面々が
イ・ウォンジョン、イ・ムンシク、リュ・スンス

もーもーこの俳優陣を見るだけでこの映画楽しそうって思う

チョン・ジニョンは「楽しき人生」と「達磨よ、ソウルに行こう!」を見てすっかりファンになっちゃいました
もうすぐ公開されるグンソク君と共演の「梨泰院殺人事件」も楽しみだわ☆



「達磨よ、ソウルに行こう!」を先に観たので、(フラフープとか)いつ対決が始まるのか
って思っちゃったけど、そういう映画じゃないのね(笑)
続編の方がはっちゃけててコメディ映画としては笑えて楽しかったけど
逆にこちらの方はストーリがしっかりとある作品になってました

ヤクザやお坊さん、登場人物がたくさんいて
それぞれのキャラクタもしっかりわかって、それぞれのエピソードも描かれてるのに
違和感なくストーリが進むのが気持ちいい

途中、ヤクザたちが大真面目に作戦会議を開いて
お坊さんたちを「只者じゃない」って分析するんだけど
本当に只者じゃなかったのね、ワケありな人たちなのかしらん(笑)
お坊さん達の格闘シーンはなかなか迫力でした



「底の割れた甕に水を満たせ」の住職のとんちは
自慢じゃないけど私はすぐのピンときました(←自慢か、笑)

住職が味方になるはず、といって簡単に答えてしまったお坊さんチームと
ガムシャラにチームワークで頑張った意外と真面目なヤクザさんチーム
この映画は「信頼」がテーマかしらね
いつでも「パンモゴ?」て言ってる気がする住職(キム・インムン)のラストは驚きました

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暴力団の主導権争いで激しい抗争をしていたジェギュ(パク・シニャン)たちだったが敵の圧倒的な襲撃を受けて退却し山奥の小さなお寺に身を潜めることにした。組織の連絡も途絶えてしまったジェギュたち居場所となったその山寺には慈悲と真理を修行中の僧侶(チョン・ジニョン)たちが住んでいた。静寂だった山寺は不意に訪れたジェギュたちのために騒然となる。