後悔なんてしない(原題:후회하지 않아) 2006年
監督:イソン・ヒイル
出演:イ・ハン(キム・ナムギル)、イ・ヨンフン
恋愛映画、ただ男女じゃなくて男と男だってことだけで
いい映画でした
孤児院育ちで学歴もないスミン
一族とかコネが幅を利かす韓国で
何の後ろ盾もなく一人で生きていくのは辛いだろうなぁ
そして自分は男性しか愛せないゲイで
最初はそんな孤独感ばかり感じてしまった
ブライドを持って生きようとしてたスミンが
リストラにあい、仕事も見つからずに男娼まで堕ちていく
スミン役のイ・ヨンフンが上手いんですよね
ホストクラブで裸になって男性に体をゆだねたあと
自分はどうなっていくんだって思いながら街を歩くところとか
しばらく過ぎると金も入って暮らしも楽になって白い犬を飼うんだけど
いろんなもの吹っ切っちゃって俺はこれで金を稼ぐんだってスッキリした顔になってるの
スミンを兄と慕うカラム(キム・ドンウク)は最初からそうなりそうな予感はあって
アンダーグランドで必死で生きてる彼らが切なくて
ソウルの街に遺灰をまくとこなんてちょっと泣けそうでした
御曹司のジェミンもゲイである自分を閉じ込めて
親が決めた結婚をしようとしている
自分が自分らしく生きられない抑圧を感じながら生きてきてるんですよね
(婚約者がキム・ジョンファだったのがちょっとビックリ)
私は同性愛に対して偏見とか拒否感はなくて
ああ、そんなふうに生まれてきたんだな、って思うくらいなんだけど
でもやっぱり未知の世界なので
二人がいくら熱く見つめ合っても同感してキュンってなるのはちょっと難しい
でも同性愛を描くうえでは避けて通れないと思う二人が愛し合うシーンとかキスシーンは全く抵抗感がなかった
綺麗でしたね
俳優さんは難しかったと思うけど、凄いな
ラストで車のなかでスミンがジェミンのあそこに手を置いて二人で見つめ合って
それを警官が覗きに来て
そこまで抑圧されてきた重苦しさが
なんかふっと軽くなって笑えて
二人がこれからもう少し楽に生きられそうに匂わせて映画が終わったから良かった
幸せに生きてね
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デザインの勉強を夢見て田舎の孤児院から上京してきたスミン(イ・ヨンフン)。だが都会で待っていたのは、昼は工場、夜は代行運転のバイトに追われる日々だった。ある夜、金持ち風の男ジェミン(イ・ハン)の車を代行すると「部屋に来ないか?」と誘われる。仕事があるからと断ったが悪い気はしなかった、彼はゲイなのだ。スミンが働く工場で大量のリストラがあり、結局スミンは仕事を辞めてしまう。あのジェミンは経営者一族の御曹司だったのだ。やがてゲイのホストバーで働くことになったスミンだがジェミンが客としてやってくる。
監督:イソン・ヒイル
出演:イ・ハン(キム・ナムギル)、イ・ヨンフン
恋愛映画、ただ男女じゃなくて男と男だってことだけで
いい映画でした
孤児院育ちで学歴もないスミン
一族とかコネが幅を利かす韓国で
何の後ろ盾もなく一人で生きていくのは辛いだろうなぁ
そして自分は男性しか愛せないゲイで
最初はそんな孤独感ばかり感じてしまった
ブライドを持って生きようとしてたスミンが
リストラにあい、仕事も見つからずに男娼まで堕ちていく
スミン役のイ・ヨンフンが上手いんですよね
ホストクラブで裸になって男性に体をゆだねたあと
自分はどうなっていくんだって思いながら街を歩くところとか
しばらく過ぎると金も入って暮らしも楽になって白い犬を飼うんだけど
いろんなもの吹っ切っちゃって俺はこれで金を稼ぐんだってスッキリした顔になってるの
スミンを兄と慕うカラム(キム・ドンウク)は最初からそうなりそうな予感はあって
アンダーグランドで必死で生きてる彼らが切なくて
ソウルの街に遺灰をまくとこなんてちょっと泣けそうでした
御曹司のジェミンもゲイである自分を閉じ込めて
親が決めた結婚をしようとしている
自分が自分らしく生きられない抑圧を感じながら生きてきてるんですよね
(婚約者がキム・ジョンファだったのがちょっとビックリ)
私は同性愛に対して偏見とか拒否感はなくて
ああ、そんなふうに生まれてきたんだな、って思うくらいなんだけど
でもやっぱり未知の世界なので
二人がいくら熱く見つめ合っても同感してキュンってなるのはちょっと難しい
でも同性愛を描くうえでは避けて通れないと思う二人が愛し合うシーンとかキスシーンは全く抵抗感がなかった
綺麗でしたね
俳優さんは難しかったと思うけど、凄いな
ラストで車のなかでスミンがジェミンのあそこに手を置いて二人で見つめ合って
それを警官が覗きに来て
そこまで抑圧されてきた重苦しさが
なんかふっと軽くなって笑えて
二人がこれからもう少し楽に生きられそうに匂わせて映画が終わったから良かった
幸せに生きてね
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デザインの勉強を夢見て田舎の孤児院から上京してきたスミン(イ・ヨンフン)。だが都会で待っていたのは、昼は工場、夜は代行運転のバイトに追われる日々だった。ある夜、金持ち風の男ジェミン(イ・ハン)の車を代行すると「部屋に来ないか?」と誘われる。仕事があるからと断ったが悪い気はしなかった、彼はゲイなのだ。スミンが働く工場で大量のリストラがあり、結局スミンは仕事を辞めてしまう。あのジェミンは経営者一族の御曹司だったのだ。やがてゲイのホストバーで働くことになったスミンだがジェミンが客としてやってくる。