きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

二流小説家

2013年06月20日 | 日本
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全米を欺いた史上初の三冠海外ミステリー衝撃の映画化なんだって
私は上川隆也主演に魅かれて見ました
彼の映画って、、「怪物くん」くらしか思い浮かばない

もともと私がミステリーものにあまり関心がないせいもあって
犯人が誰だろうっていうドキドキ感はあまりなくて
結局これは母と子の話なのかな?
たくさん女性の死体がでてきて刺激的なんだけど
なんか時代背景が懐かしいというか「昭和のかほり」がするのは何故なんだろう

上川隆也が売れない小説家である理由があまりストーリに反映されてないのがものたりない
というか、武田真治の尖った一人舞台のような芝居ばかりが前に出てきて
上川隆也の朴訥とした感じが嫌いではないけど
彼って意外と下手なん?って思えるくらいな、、、(一流の役者さんなのに)

つまらなくはないんですよね
面白かったんだけど
どこかバランスが悪い気がするのは何故なんだろう、、



二流小説家  2013年 
監督:猪崎宣昭
出演:上川隆也、武田真治

ある日、小説家としてぱっとしない赤羽一兵(上川隆也)は、死刑が確定している連続殺人犯の呉井大悟から告白本の執筆を依頼される。彼はそのチャンスに飛び付き、呉井に面会に行くと、彼を主人公にした小説を書くという条件を提示される。赤羽は、ふに落ちないながらもOKし、3人の女性たちに取材をするのだが、行く先々で殺人事件が発生する。


かぞくのくに

2013年06月08日 | 日本
「あなたも、あの国も大っ嫌い」
「あの国で、私もあなたのお兄さんも生きているんです」


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「かぞくのくに」を観ました
泣きすぎて息が苦しかった

ヤン・ヨンヒ監督のドキュメント番組を録画したものを頂いてたので
続いてそれも見させていただいたんだけど

国境は
分断したり区切られているけれど
それは政治によるもの
映画を作る立場から見ると
国境はつなぎ目だと思いたい
だから渡れるもの
ひょいと越えられる糸みたいなもの
越えるものだと思っている


監督の心からの切望ですよね
北朝鮮で暮すお兄さんや姪と会えない
自分の作品を観てもらうこともできない

劇中で大きなスーツケースを見つけて
これを持って自由に好きなところへ行くんだって言った
オッパの言葉が悲しかった

そして母心が、、
貯金してお金を送ってあげることだけなんだよね
できることは
ヤン同志にスーツを用意して
息子をよろしくお願いしますと言う母の心に
涙するしかなかったです



かぞくのくに  2012年  ☆☆☆☆☆  
監督:ヤン・ヨンヒ
出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、津嘉山正種、宮崎美子

日本に住むリエ(安藤サクラ)と帰国事業で北朝鮮へ帰った兄ソンホ(井浦新)。離れて暮らして25年が経ち、ソンホが病気の治療のために日本に帰国することになった。期間は3か月。家族や仲間はソンホとの再会を喜ぶ一方、担当医には3か月では治療は不可能と告げられる。しかし、滞在延長を申請しようとした矢先、本国から「明日帰国するよう」と命令が下る。