きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ベルリンファイル

2013年07月31日 | 韓国
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最高~~に面白かった
リュ・スンワン監督
若くって映画が好きで好きで仕方ないっていう印象の監督で
2001年の「血も涙もなく」とかね
エネルギーが溢れ出るような作品だったけど
それから10年以上過ぎてるんだもんね
ここまで来ましたかーって思いました(偉そげでスイマセン)

前作の「不当取引」も迫力あって面白かったけど
女性が一人も出てこなくて
むさ苦しい男ばかりの映画って記憶が、、
今回はチョン・ジヒョンさんがいますからねー
ありがたいです

可愛くてコメディな役も
コケティッシュな役もできて
「4人の食卓」で嗜眠症(しみんしょう)の治療を受ける役も演じられる
とっても好きな俳優さんです

スパイ映画でアクション映画
前半は息するのを忘れるくらいアクションに魅入りました
ハ・ジョンウがめちゃくちゃカッコよかった

ただ最初の頃は相関関係をつかむのに苦労しながら観てました
そこを整理して観たらもっともっと面白い気がします

人物相関図

レビューを見ると整理してもう一回観たいって人が多いのは頷けます
↓こんなのもしてるらしいです
みんな同じこと思うのね
私ももう一回観てもいいなぁって思ったもん
リピーター割引

韓国映画を「シュリ」で知ったという人も多いと思うけど
あれから何年?
情報院で仕事をしていたハン・ソッキュの数年後と思えなくもない

今も分断され対立する北と南
でもこの映画は主軸がイデオロギーの対立じゃないんですよね
国のために働いてきた諜報員が、組織の利害関係から陰謀で追われ
韓国国家情報院のハン・ソッキュは仕事に熱心なあまり同僚から煙たがれる
国のトップが変わった北の官僚も身内の繁栄のために動く

最後は誰に疑われようが妻だけには信じてほしい
妻と一緒に逃げ切りたい
お腹の中にいる子供と夫と平和に暮らしたいだけだった妻
一人目の子供には乳さえも満足に与えられなかった、、

誰もが共感できる思いで、最後まで行く末を見守ってドキドキした

リュ・スンボムはこういう役をすると迫力があって
本当に怖いんだけど
何故か男前な印象なのが不思議です





ベルリンファイル(原題:베를린)  2012年  ☆☆☆☆☆
監督:リュ・スンワン
出演:ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン

韓国国家情報院のすご腕エージェントであるジンス(ハン・ソッキュ)は、ベルリン市内で行われるアラブ系組織と北朝鮮諜報員ジョンソン(ハ・ジョンウ)の武器取引の情報をキャッチ。ジョンソンはホテルから脱出して難を逃れるものの、韓国側に情報が漏れていることに不安を抱く。さらに、北朝鮮大使館の通訳官を務める妻ジョンヒ(チョン・ジヒョン)の二重スパイ疑惑を知らされてがく然とする。韓国国家情報院の追撃を懸命にかわす中、ジョンソンは自分と妻、さらには宿敵ジンスまでもが巨大な陰謀に飲み込まれていることに気付く。