クロッシング(原題:크로싱) 2008年 ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:キム・テギュン
出演:チャ・インピョ、シン・ミョンチョル、チュ・ダヨン
札幌シアター・キノで鑑賞
全国拡大 命がけのロードショー!(命がけ?なにかあったんでしょうか、笑)
たくさんの人に観て欲しい映画だわ~
お近くの劇場は公式サイトでチェックできます →オフィシャルサイト
伝えたいことたくさんある映画
監督の「過酷な現実を知ってほしい」という願いは充分に伝わってきました
監督は脱北者100人以上から話を聞き「正確を期す」ことに力を注いだそうです
融和政策の前政権下では秘密裏に作られ現政権でやっと公開できたとか
日本での公開に際しても紆余曲折あったとかなかったとか、いろんな話が聞こえてきます
そういう部分を抜きにしてこの映画が語れないことは重々承知だけど
映画として楽しんで(楽しんでもいいですよね)
人間の本質を感じる素晴らしい映画だと思いました
父はひたすら家族を守ろうとし
息子は父を信じ、父と約束したのに母を守れなかったことを悔いて
そして父との再会を信じてたった11才の少年が想像を絶する道を進む
国境超え、陰惨な収容所、中国の延辺や瀋陽、モンゴルの砂漠が半端ないスケールの大きさです
過酷な運命の下でも人間が持つ力や家族を愛する心はこれほど強いものだと
魂が揺すぶられる思いでした
炭鉱で働く父キム・ヨンスを演じるのはチャ・インピョ
ドラマ「白い巨塔」のマッチョな外科医が印象的で、映画「木浦は港だ」のヤクザの親分役が好き
一瞬チャ・インピョとわからなかった
彼(ヨンス)はあれからどうやって生きて行くんでしょう
映画を観終わった後もあれこれ考えると涙してしまうくらいキム・ヨンスを見事に演じてました
息子ジュニのシン・ミョンチョル君は膨大な人数のオーデションから選ばれたそうです
風貌がピッタリ
あまりにも過酷な状況なのにジュニの純粋で無垢な存在が物語の重さを少し楽にしてくれてたような気がします
後半、彼が電話で話すシーンは悲しくて胸につまりました
どうか悲惨なエンディングになりませんように、、祈りながら映画を観てました
飛行場のあのラストシーンにしてくれた監督さんに感謝したい気持ちです
キム・テギュン監督はデビュー作が「パク・ボンゴン家出事件」
その後「火山高」「オオカミの誘惑」「百万長者の初恋」と続いて今作品へ
今までの映画とずいぶん違う映画を撮ったのね
これからどんな映画を作っていくのか楽しみです
追記:映画「裸足の夢」はキム・テギュン監督の作品だったんですね
ほぉ~~、観たかった
</object>
北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族、元サッカー選手のヨンスは妻のヨンハと11歳の一人息子ジュニと貧しいけれど幸せに暮らしていた。しかし妻がヨンハが肺結核で倒れてしまう。北朝鮮では薬を入手するのも難しくヨンスは薬を手に入れるため危険を顧みず中国に渡ることを決意する。決死の覚悟で国境を越え身を隠しながら薬を得るために働くヨンス。脱北者は発見されれば容赦なく強制送還されそれは死をも意味していた。その頃、北朝鮮では夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。孤児となったジュニは父との再会を信じ国境の川を目指す。しかし、無残にも強制収容所に入れられてしまう。
監督:キム・テギュン
出演:チャ・インピョ、シン・ミョンチョル、チュ・ダヨン
札幌シアター・キノで鑑賞
全国拡大 命がけのロードショー!(命がけ?なにかあったんでしょうか、笑)
たくさんの人に観て欲しい映画だわ~
お近くの劇場は公式サイトでチェックできます →オフィシャルサイト
伝えたいことたくさんある映画
監督の「過酷な現実を知ってほしい」という願いは充分に伝わってきました
監督は脱北者100人以上から話を聞き「正確を期す」ことに力を注いだそうです
融和政策の前政権下では秘密裏に作られ現政権でやっと公開できたとか
日本での公開に際しても紆余曲折あったとかなかったとか、いろんな話が聞こえてきます
そういう部分を抜きにしてこの映画が語れないことは重々承知だけど
映画として楽しんで(楽しんでもいいですよね)
人間の本質を感じる素晴らしい映画だと思いました
父はひたすら家族を守ろうとし
息子は父を信じ、父と約束したのに母を守れなかったことを悔いて
そして父との再会を信じてたった11才の少年が想像を絶する道を進む
国境超え、陰惨な収容所、中国の延辺や瀋陽、モンゴルの砂漠が半端ないスケールの大きさです
過酷な運命の下でも人間が持つ力や家族を愛する心はこれほど強いものだと
魂が揺すぶられる思いでした
炭鉱で働く父キム・ヨンスを演じるのはチャ・インピョ
ドラマ「白い巨塔」のマッチョな外科医が印象的で、映画「木浦は港だ」のヤクザの親分役が好き
一瞬チャ・インピョとわからなかった
彼(ヨンス)はあれからどうやって生きて行くんでしょう
映画を観終わった後もあれこれ考えると涙してしまうくらいキム・ヨンスを見事に演じてました
息子ジュニのシン・ミョンチョル君は膨大な人数のオーデションから選ばれたそうです
風貌がピッタリ
あまりにも過酷な状況なのにジュニの純粋で無垢な存在が物語の重さを少し楽にしてくれてたような気がします
後半、彼が電話で話すシーンは悲しくて胸につまりました
どうか悲惨なエンディングになりませんように、、祈りながら映画を観てました
飛行場のあのラストシーンにしてくれた監督さんに感謝したい気持ちです
キム・テギュン監督はデビュー作が「パク・ボンゴン家出事件」
その後「火山高」「オオカミの誘惑」「百万長者の初恋」と続いて今作品へ
今までの映画とずいぶん違う映画を撮ったのね
これからどんな映画を作っていくのか楽しみです
追記:映画「裸足の夢」はキム・テギュン監督の作品だったんですね
ほぉ~~、観たかった
</object>
北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族、元サッカー選手のヨンスは妻のヨンハと11歳の一人息子ジュニと貧しいけれど幸せに暮らしていた。しかし妻がヨンハが肺結核で倒れてしまう。北朝鮮では薬を入手するのも難しくヨンスは薬を手に入れるため危険を顧みず中国に渡ることを決意する。決死の覚悟で国境を越え身を隠しながら薬を得るために働くヨンス。脱北者は発見されれば容赦なく強制送還されそれは死をも意味していた。その頃、北朝鮮では夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。孤児となったジュニは父との再会を信じ国境の川を目指す。しかし、無残にも強制収容所に入れられてしまう。