きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

超能力者

2012年11月28日 | 韓国
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面白かった
ケド不思議な映画だった
怖いんだか、悲しいんだか、温かいのか
チャンプルーされてる(笑)

ふたりの超能力者の闘い

カン・ドンウォンがいる世界と
コ・スがいる世界が真逆なんだよね
ま、そこが面白いのかもしれないけど

雨の中、包帯を目に巻いて母親に手を惹かれて歩く
片足が義足のチョイン少年の姿から始まる
生まれつき超能力を持つチョイン(ドンちゃん)は眼力で人を操作しちゃうから
その能力を封印するために包帯で目を隠して生きてるんだね

母親に暴力をふるう父親を怒りのまなざしで見つめることで
父は自ら首をひねって死んでしまう
怖かったわー

母と別れたチョインは、その能力を使って金や人の命を奪いながら生きてきてた
眼力によって周りにいる人の時空間が止まってしまうの
よーするに彼は誰とも話すことも心通わすこともできない
世界中でたった一人で生きているようなものでしょ

悲しすぎるよね
想像するだけで怖い
生きてても生きてないようで
生きてる意味もないし
そんな人生は悲しすぎる

ある日、自分の眼力が通じない男、キュナム(コス)に会う
彼はスクラップ工場で働く
低賃金だが元気に楽しく働き
仲良しのガーナ人のトルコ人の友達がいる
「生きるとは死ぬまで生きること」

自分の不思議な超能力に気づいたキュナムは
脈絡もなく殺される人を助けたくて
これができるのは自分しかしないと信じて
必死にチョインを探して闘いを挑むんだけど
ともかく人が良いの
自分を顧みることなく人のために動く人

コスって美形だけど硬いイメージでそんなに好きではなかったけど
今までとガラッとイメージが違ってて良かったなぁ

ドンちゃんは、ひたすらカッコよかった
「M」とか「カメリア」とかを思い出すけど
スタイリッシュで気迫があって悲しげで
彼しかできないような独特の世界感がある

二人の外国人とコスとのトリオが面白くて
途中笑える部分もあるんですよね
なので重くならない
コスはやられっぱなしで、どれだけ出血したやら(笑)
ラストもひとひねりあってちょっとだけ驚いた
でも悲惨な感じがなくて
明るく頑張るなーって、、、

片やドンちゃんは
冷たくひんやりした悲しい世界の人

この対比が面白いのかもしれないけど
相殺しあってるような気がしないでもなくて
どっちって言いきれない微妙さ

だから不思議な印象って感想なんだけど
結果、面白い映画でした




超能力者(原題:????)  2010年
監督:キム・ミンソク
出演:カン・ドンウォン、コ・ス

一人の男がいた。誰とも目を合わさず常に視線を避ける男。特別な能力を持った男は、目で人間を操る超能力者チョイン(カン・ドンウォン)だ。もう一人また別の男がいた。小さなことにも幸せを感じ常に積極的で誠実に日々を過ごす平凡な男、イム・ギュナム(コ・ス)だ。ある日、2人の男の静かで平和な日常が一遍する。ギュナムが働く職場へやってきた超能力者。すべての人々の動きを止めた男だったが、一人だけ超能力がきかず動く人物が…それがギュナムだ。自身の能力が通用しない超能力者も、自分以外のすべての人間を操れる超能力者に会ったギュナムも、互いの存在に驚くばかりだった。


くだらないロマンス

2012年11月28日 | 韓国
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面白かったわー
テーマがテーマだからB級テイストな映画かと思いきや
B級のニオイをプンプンさせつつ
安心して楽しめる堅実な映画って気がする

イ・ソンギュンとチェ・ガンヒのカップルで
テーマがコレ(どれ?笑)ってだけで楽しめることは確約されたようなもの(笑)
期待通りの面白さでした

途中で妄想がアニメで登場するんだけど
ほんっと楽しめた

お互いに事情があって共同で仕事を始めることになった二人が
最初はまったく無関心だったのが
知らず知らずに惹かれていって
ハッピーエンドを迎えるという
王道のストーリとわかりつつ
素直にすんなりと楽しめる気持ちよさ☆

楽しくて気持ちいい映画でした



くだらないロマンス(原題:??? ???)  2010年
監督:キム・ジョンフン
出演:イ・ソンギュン、チェ・ガンヒ

天才的な絵の才能がありながら、つまらないストーリーしか作れない漫画家ジョンベ(イ・ソンギュン)。作品を持ちこんだ出版社で門前払いを喰らったある日、ジョンベはアダルトコミック公募を知る。賞金は何と1億3千万ウォン!賞金を狙ってさっそく腕利きのストーリー作家を探すことにする。成人雑誌の翻訳をしている自称セックス・コラムニストのタリム(チェ・ガンヒ)。トラブルを起こして会社をクビになってしまった彼女は、ひょんなことから出会ったジョンべの公募の話に乗ることになる。“君、経験ないだろう? VS 全て私の経験談よ"初日から言い争うが、ケンカを繰り返しながらも徐々に惹かれ合う二人。ある日、韓国一といわれる有名なストーリー作家がジョンベに仕事の依頼を持ちかける。しかし、条件はパキスタン行きだった。


ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY

2012年11月28日 | 日本
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面白かった
卒業を控えた高校3年生(チュウは退学したけど)が
バカなこといっぱいしながら
こんな大人になりたくないって抵抗しながら
成長していく青春ムービー
アイドル映画として楽しむだけでない
その枠を超える面白さが充分あった

場所的には東京のど真ん中でありながら
田舎みたいな狭い人間関係のある八潮団地の暮らしが面白くて
大人たちは決して立派な大人じゃないんだけど
押しつけがましくなくて
子どもたちはおバカなことしながらも
自分の道をちゃんと見つけて自ら大人になっていく環境になってるんだよなぁ

細かいところにクスって笑えるギャグがちりばめられてて退屈しない

5人のキャラクタ設定が秀逸で
それぞれがそれぞれらしいんだけど
翔君のヤンキー役は抜群のはまり役でした
医者とか執事とか、今までいろんな役を演じてるのを見たけど
一番似合っててはまってた

この3年後が、「ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY」
こちらも続いて鑑賞したいと思います

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ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY 2002年
監督:堤幸彦
原案:井ノ原快彦
脚本:河原雅彦
出演:相葉雅紀(通称・シュン)
   大野智(通称・ハル)
   櫻井翔(通称・チュウ)
   二宮和也(通称・タクマ)
   松本潤 (通称・ボン)

品川に立ち並ぶマンモス団地、八塩団地。東京だけどどこか東京でない、ちょっとヘンテコなこの団地に、中学校以来の「クサレ縁」で結ばれた5人組がいた。ちょっとクールなリーダー格のタクマ(二宮和也)、八塩一リッチな棟に住むボン(松本潤)、八塩で一番不運な男ハル(大野智)、ヤンキーだけど曲がったことが大嫌いなチュウ(櫻井翔)、そして、ごく普通の高校生のシュン(相葉雅紀)。卒業後の身の振り方なんてまるで頭にない彼らも気がつけば高校3年生。高校最後の「原宿詣で」に出かけた5人。この日を境に、卒業までの歯車が一気に回転し始めることを、彼らはまだ知る由もなかった。