きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

許されざるもの

2009年06月30日 | 韓国
許されざるもの(原題:용서받지 못한 자)  2005年  
監督 ユン・ジョンビン
出演 ハ・ジョンウ、ソ・ジャンウォン、ユン・ジョンビン




のろまでいじれられる新兵ジフンを演じているのが実はこの映画の監督
そしてその監督は当時大学生で
大学の卒業制作作品がこの映画だそうです
プサン国際映画祭で4冠受賞



日常生活とは切り離された社会
上下関係が厳しく絶対服従を強いられる軍隊の話だけれど
上から抑圧される話ではなく
小さな世界で慣習にとらわれているようでもあり、、、

入隊した順に昇級していくから新参者がいつも虐げられる世界なんでしょうね
非日常的な世界に突然入って馴染めない人もいるだろうな
徴兵制のない国に住んでいる者には捉えにくい部分もあって感想が言いにくいけど
テジョンの「軍隊時代のことは思い出したくもないよ」が本音なんでしょうね






ハ・ジョンウ君めあてで見たわけですが
そうじゃなかったら出会わない作品ですね(笑)
面白い! とはいえないけど
淡々と観ちゃいましたよ
無名の学生監督が撮ったとは思えないしっかりと作られた作品でした


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テジョン(ハ・ジョンウ)はまもなく除隊を控える兵長。ある日中学の同級生スンヨン(ソ・ジャンウォン)が新兵として入隊してくる。軍隊生活に馴染めず反発するスンヨンに対してテジョンは上司として面倒を見るが自分の立場も悪くなる。テジョンは命令どうりに行動する方が楽だと助言し、自分が除隊した後を心配するが、スンヨンは自分が古参兵になったら古いしきたりは改善すると聞き入れない。やがてジフンという新兵が入ってくる。


絶対の愛

2009年06月29日 | 韓国
実は今、密かに小祭り実施中(笑)
「ハ・ジョンウ小祭り」
まずは映画第一弾☆


絶対の愛(原題:시간)   2006年  ☆☆☆☆
監督 キム・ギドク
出演 ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ




キム・ギドク監督
本国での評価とは裏腹に海外で高い評価を受けている監督
ある発言がマスコミからたたかれて
「絶対の愛」を最後に映画界から引退すると明言してファンに衝撃を与えたそうですが
その後も監督業続けてますよね、よかったです、、
ワタクシこの後「悲夢」を観る予定です



日本の予告編を見ると
「時とともに薄れゆく愛への劇薬の処方」と説明してますよね
確かにそういう始まり方だけど
私が感じたこととはずいぶん違うな~
たから「絶対の愛」という邦題は違う気がする
原題の「時間」もちょっと謎なタイトルですけど

顔、容姿ってなんだろうって思いました
他人が自分を識別する大きな要素だけど、じゃあ外見が変わると自分は自分じゃなくなるの?
じゃあ自分ってなに?
誰かを愛するってどういうことなんだろう、、、って

最初は女性が整形をして彼は彼女がわからなくなる
後半は男性が整形をして彼女が彼を見つけられなくなる
すごい話です
最初と最後のシーンが同じでセヒはセヒ(自分)とぶつかって(始まって)終わるの
頭こんがらがる(笑)



整形後のヒロインはソン・ヒョナ
「女は男の未来だ」で二人の男性を受け入れる役を演じてました
ジウを探し回った挙句の果て
髪を振り乱しマスカラは流れ涙と鼻水だらけの顔になってボロボロでした
迫力ありました

ハ・ジョンウ君めあてでこの映画を観たわけですが
整形前も整形後も激しい性格の彼女に対して優しくて
彼女の激しい愛に応えようとする誠実さが出てました
彼の整形後はどんな顔になるのかとドキドキしましたけど(笑)

面白かった
キム・ギドク作品、他も観てみたいです

</object>

セヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)は付き合いはじめて二年になる、しかしセヒは不安になっていた。彼は私に飽きているに違いない、かわり映えのない私の体に、私の顔に、、、
セヒは忽然とジウの前から姿を消して、内緒で整形手術をした。そして名前をスェヒ(ソン・ヒョナ)と名乗りジウと出会う。次第にスェヒに惹かれていくジウ。しかし、ジウにはかつての恋人セヒへの想いもまだ心に残っていた。セヒはジウがスェヒを愛してもセヒを忘れないでいても、どちらもジレンマを感じる。そして、時が怖かった、愛されたかったから姿を変えたとジウに告白する。ジウはショックと怒りでそのまま姿を消す。


悲しみよりもっと悲しい話

2009年06月26日 | 韓国
悲しみよりもっと悲しい話  
    (原題:슬픔보다 더 슬픈 이야기 ) 2009年
監督:ウォン・テヨン
出演:クォン・サンウ、イ・ボヨン 、イ・ボムス、チョン・ヨエン



90年代に一世を風靡した詩人ウォン・テヨンの映画監督デビュー作
映画の公開より先に出版された小説「悲しみよりさらに悲しい話」を購入したんだけど、当然ながらハングルなので読めてません
辞書を引きつつ挑戦しようと思ったこともあったけど、、やはり無理

今読んでいる「重力ピエロ」日常の会話がすごく素敵なの
「重力ピエロ」は難しいと言われてたけど映画化されて、映画はまだ見てないんですけど評判いいですよね
「悲しみよりもっと悲しい話」も、本は読んでないから断言できないけど原作の雰囲気を描けてそうな気がした



どこか釈然としない、でもそんな愛もあるんだと納得する
それが観終わった直後の感想です

いい映画かどうかじゃなくて
好きか嫌いか、、そういう映画だろうと思ってました

自分の余命が短いことを知ったKはクリムがよい男と結婚することを願い
すべてを知ったクリムは何も言わずにそれを受け入れる
そしてKの後を追う
「私の愛する人が死んでいくのに、、」

結果として、コケにされたかたちの歯科医役をイ・ボムスが静かに演じてて
彼はすべてを受け入れてたってこと?
女流写真家役のチョン・ヨエンも芸術家らしい敏感な女性としての存在感があった

ありえないくらい陳腐な愛の物語でもあるわけで
不思議な映画(笑)

前半が好き
ケイとクリムの日常生活や会話の雰囲気が素敵でさすが詩人監督作品
サンウの抑えた演技が良かった
ケイは自分の余生が短いことを早い段階で知っていて
痛みや悲しみに耐えながらクリムと暮らしてたわけで
落ち着いた静かな二人の暮らしを見ていたらそれだけで泣けてきて
映画の前半の方が泣けた

クリムのはじけた天衣無縫な感じも可愛かった

ケイとクリムは恋人でもなく家族でもなく兄弟でもなく
お互いがお互いというか、自分自身の存在だったんでしょうね
だから相手がいなくなったら自分も存在しなくなっちゃう

婚約者がいるのに別れさせたり
心はケイとの結婚のつもりでチャ・ジュファン(イ・ボムス)結婚したり
ものすごく利己主義な行動をしたけど
ケイとクリムはふたりでいないとこの世で生きていけないことを
気がついてたけど認識できてなかったのね

あまりの理不尽さにボムスさんが可愛そうになってクリムに腹が立ったもん
そこを見ている側が受け入れられるかどうかよね
前半の雰囲気がずっと続いたらものすごくよかっただろうな


韓国で公開されたときに、カメオ出演が多くてダメって批評があったけど、それはそんなに気にならなかった
イ・スンチョルさんの曲がとてもよくて映画にピッタリだったけど
最後スンチョルさんが歌うシーンで終わるのはどうなんでしょ

ケイとクリムを見ながら静かに終わりたかった



「生まれ変わったら何になりたい?」
「指輪、眼鏡、ベッド、日記帳、、、」
「そんなのつまらないでしょう?」
「君が買えばいい、そうすれば毎日退屈しないだろ?」

こんな会話に、詩人ウォン・テヨンを感じる映画でした



親に捨てられたラジオPDケイ(クォン・サンウ)。交通事故で家族を一時に皆失った作詞家クリム(イ・ボヨン)。同じ日に孤児になった二人はお互いの寂しさを埋めあい家族のように暮らしている。自分の人生に限りがあると知ったケイはクリムに最後のプレゼントを用意する。クリムと結婚して欲しいと願ったチャ・ジュファン(イ・ボムス)には婚約者ジェナ(チョン・ヨエン)がいた。

僕らのバレエ教室

2009年06月26日 | 韓国
僕らのバレエ教室(原題:발레 교습소)  2004年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督 ピョン・ヨンジュ
出演 ユン・ゲサン、キム・ミンジョン、オン・ジュワン、キム・ドンウク




面白かった
3人の男の子がバレエ教室に通う話だと思ってたけど
ケサン君の映画だったのね
映画初主演で大鐘賞新人男優賞を受賞
普通の高校生のケサン君が可愛い~~~~



学歴偏重社会の韓国の高校3年生
受験に対するプレッシャーって大きいよね
そのあと兵役も待ってるし、、
父親から航空科への受験を強いられて
病気で死んだ母親を思い出して寂しくもなる
どこにでもいるような高校3年生のミンジュが日常生活の中でちょっとだけ大人になっていく様が
自然に描かれていて素敵な映画です

マンションの住民が署名を集めて小児ガンの子たちを追い出したり
路上で男の子が平気で女の子をボコボコに殴ったり
日本では考えれないんだけど
そんな不条理も監督さんは映画で訴えたかったんだろうなって気がしました
女性の監督さんらしい



バレエ発表会はクライマックスシーンだけど
なにせ区民文化祭なのて親近感あるわ~
ケサン君の微妙なヘタさ加減がまたいい☆

妹が小児ガンでお父さんが死んじゃった元不良
必死にアルバイする同級生役のキム・ドンウク君
コヒプリのハリム役が可愛くて気になってたんだけどこの映画が長編映画デビューだそうです



ミンジュとスジンがレンタルビデオ「地球を守れ」を見ながらいい雰囲気になっちゃうところ
キスしたときのケサン君の手がギューってなってるところが超可愛かった
ケサン君可愛いー! の流れで(笑)、g.o.dの映像さがしちゃいましたよ
超人気グループだったのね
「愛に狂う」のインタビューで「恋愛経験は多い方ですが」ってナニ気に言った言葉に「多いんかいっ!」って突っ込んだワタシ
確かに、、モテモテの10代だったんでしょうね
、、、って余談ですが(笑)


この映画、韓国では10万人にも満たない興行成績だったそうです
当時は若手の俳優さんばかりで注目度が低かったのかもしれないけど、興行成績といい映画って結びつかないこと多いんだと、ちょっと実感です

校3年生のミンジュ(ユン・ゲサン)は受験に対してイマイチ真剣になれず、やりたいことも、この先どうすればいいかも判らない。自信が持てなくて片想いの同級生スジン(キム・ミンジョン)ともまともに口を利けずにいた。ようやく受験が終わったある日、友人のチャンソプ(オン・ジュワン)やドンワン(イ・ジュンギ)と一緒にに酒を飲んで騒ぎ、調子にのって父の車を運転中に轢き逃げ事件に遭遇してしまい、ひょんなことからその場に偶然居合わせたジョンソク(ド・ジウォン)のバレエ教室に通うことになる。


アンティーク~西洋骨董洋菓子店~

2009年06月25日 | 韓国
本日はレディースデイなので友達のPちゃんと映画鑑賞しました
明日で上映終了ということもあって
ホームシアターのような小さな映画館は満席状態でした

アンティーク~西洋骨董洋菓子店~  2008年  
(原題:서양골동양과자점 앤티크)
監督:ミン・ギュドン
出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ

 


日本でドラマもアニメも大ヒットした、よしながふみの人気漫画「西洋骨董洋菓子店」
原作の大ファンだというミン・ギュドン監督がミステリータッチでリメイクしたそうですが
私は両方とも見てないので事前知識ゼロで映画に臨みました



これってコメディなの、もしかしてミュージカル?
アンティークというからにはもっと静かで独特な雰囲気かと思いきや
ガチャガチャと騒がしくて落ち着かない始まり方で
突然歌いだすわ踊りだすわで
前半は放棄して帰りたい心境に・・・・・・・・・

映画館でそんな心境になったのは初めてかもです(笑)

キム・ジニョク(チュ・ジフン)9才の時にある事件が起きて
その後、彼は失った記憶に怯えながら生きるんだけど
それがケーキ店を始めた理由であり
そして連続誘拐事件と繋がる
前半のワチャワチャしたコミカルな雰囲気からミステリー仕立てへになってきて
後半になってやっと浮いた腰が落ち着いたような気持ちになったけど
でも
どっちつかずで、もったいないな~~
あまりのわかりにくさに眠くはならなかったですけど(^^ゞ



キム・ジェウク君ははフランス人の元カレとキスシーンなどなどあったけど
綺麗な感じで拒否感は全くなかったです
でもドキドキ感もなかったけど苦笑)
私的には魔性のゲイに迫られても拒否するジフン君の方がよっぽど魔性な雰囲気で
カレが元カレとキスしちゃったりしたらかなりドキドキしそうな気がしました

白い巨塔の副医院長キム・チャンワンが謎の人物で
重要な役どころみたいですけど最後まで謎(不明)のままでした(笑)
天国の階段のテ・ミラ役のイ・フィヒャンや
イ・ソンギュンと結婚したチョンヘジンも
物語と関係ないところでいろんな人がでてくるのでおもしろかった

あれ?
結局だれが犯人?って思いつつ終わりましたけど
 (映画終了後思い返してみて無事事件解決させましたけど)

観終わって最初に言ったのは
「どこがアンティークなの?」
素直に謎です
 (Pちゃんは「腰が痛い」、、、でした





甘いものが苦手なのに女性客が多いからという理由でケーキ店をオープンしたキム・ジニョク(チュ・ジフン)。天才パティシエを迎え入れたが、ミン・ソヌ(キム・ジェウク)は魔性のゲイで女性恐怖症、そして高校時代にジニョクに愛の告白をした男だった。ソヌのケーキに惚れたヤン・キボム(ユ・アイン)とジニョクを「坊っちゃん」と呼ぶナム・スヨン(チェ・ジホ)が助手として加わり店はオープンする。そんななか、町内では連続誘拐事件が発生する。


ペパーミント・キャンディー

2009年06月22日 | 韓国
ペパーミント・キャンディー(原題:박하사탕)  2000年  ☆☆☆☆☆
監督:イ・チャンドン
出演:ソル・ギョングムン・ソリ、キム・ヨジン




20年ぶりに同窓会に現れたキム・ヨンホ(ソル・ギョング)。ヨンホは突然鉄橋の線路の上に立って自殺をしようとする。彼は40歳にしてすべてを失う人生をどう歩んできたのか。


ストーリーは時間を逆行して1999年から1979年の20年前までさかのぼります
トンネルの出口に向かって走っていると思った列車は
時間をさかのぼるように後ろ向きに進んでいきます

ひと言で言うと暗い映画です
笑えるところ楽しいところがない映画
主人公に思い入れて可愛そうで泣いてしまう映画でもない
でもなぜか切なく、それでも「人生は美しい」と感じる(感じたい)映画



普通はものごとって何かが起きて結果が生じますよね
でも先に結果を見ると、なぜそうなったのかそれがどういう意味があるのか
最初はちょっとわかりにくくて、
ヨンホの人生に思い入れができなくて少し退屈に見てたんです
でも時が遡るのつれてだんだん彼の人生が見えてきます
そして
兵役中、光州事件に関わった衝撃的な事件が
彼のその後の人生を大きく変えたことを知って理解しました

その事件のために彼は初恋の人スニムのところに帰れなかったんでしょうか
そのあとの人生の選択を間違ってばかりするんでしょうか

20年前のピクニックで
「いつかカメラを担いで、名もない花を撮り続けたい」と話すヨンホと
ハッカ飴をさしだすスニム
ヨンホの兵役中にいつも手紙に添えられたハッカ飴
そして20年後死の床にいるスニムに贈ったハッカ飴
映画の冒頭はわからずに見ていたけど
意識のなくなったスニムが流した一筋の涙の意味が20年前に遡ってやっとわかります

はじめての場所にもかかわらずヨンホがそこを知っているような気がしたのは
20年後の自分を予感していたからでしょうか

純粋で希望に満ちた青年ヨンホが切なくて
そして20年後
そのカメラをたった4万ウォンで売ってしまうヨンホが悲しかった



ヨンホ役ソル・ギョングの演技が圧巻で
純粋で無垢な青年から堕落しきった中年男まで完璧に演じてました
このときソル・ギョングは新人でまだ世間に知られてない俳優だったそうで
いや~~ビックリです
突然こんな俳優が現れたらビックリするでしょうね
初恋の人スニムはずっとどこかで見たことあるって思った見てたんですけど
太王四神記に出てたムンソリさんでした

NHKが共同制作
韓国で日本の大衆文化が開放された後の初めての日韓合作品だそうです
そして、いい映画ってやっぱり音楽がいいですよね




イ・チャンドン監督インタビュー→シネマコリア

春の日は過ぎゆく

2009年06月22日 | 韓国
春の日は過ぎゆく (原題:봄날은 간다)  2001年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督 ホ・ジノ
出演 ユ・ジテ、イ・ヨンエ




風の音、波の音、川の流れる音
自然の音が重要な役割をしているので
ゆったりと静かに流れるようなとても心地良い映画でした



どこにでもあるような出会いと別れなのに
いや、どこにでもありそうだからジーンとくるのかなぁ

ジテさんは、陽だまりのように暖かな、心の優しい青年サンウでしたねぇ
川の音を録音している時にウンスが気持ちよさそうに鼻歌を歌って
それに気付いたサンウは嬉しそうにこっそり録音する
その時のサンウの愛おしそうな優しい笑顔がすごく良かった

若い頃にこういう作品を残せたジテさんって幸せな俳優さんだわ
しかも相手はイ・ヨンエだし(笑)

ウンスから「別れましょ」といわれた時のサンウ
しばらく黙ってから「なぜ愛は変わるんだ」ってつぶやくシーン
「優しくするから」「僕を愛してる?」って、、、
若いから愛に一直線なサンウが可愛く切ないです



失恋して苦しんでるサンウに、痴呆のおばあちゃんが
「つらいんだね」「バスと女は去ったら追うもんじゃないよ」って慰めるのもよかった
呆けちゃって昔の楽しい思い出だけに生きるおばあちゃんが可愛い

成熟した大人の寂しい女を演じるウンスはとても魅力的で素敵でした
(イ・ヨンエさんってなんともいえず上品で本当に綺麗ね~)
「キムチ漬けられる?」というサンウにとっては何気ない言葉でも
ウンスにはいろんなものが見えちゃったのね
結婚生活は愛だけじゃ成り立たないから
リアルな問題です(笑)
真っ直ぐなサンウの気持ちが眩しかったと思うのよね
でも同時に負担でもあって、、

両方の気持ちが理解できるのよね
結婚は相性もあるしタイミングもあって
縁なのよ、、(おばちゃんがよく言う台詞だわ、笑)




録音技師のサンウ(ユ・ジテ)とラジオ局のDJ兼プロデューサーのウンス(イ・ヨンエ)は番組制作のための取材で初めて出会う。年上で離婚経験のあるウンスはサンウを自分のアパートへと誘い二人は恋におちる。人生は「孤独」だと考えるウンスと「変わらぬ愛」を信じるサンウ。二人はしだいにすれ違い、そして別れていく。


私たちの幸せな時間

2009年06月20日 | 韓国
私たちの幸せな時間 (原題:우리들의 행복한 시간 )  2006年  ☆☆☆☆☆
監督 ソン・へソン
出演 カン・ドンウォン、イ・ナヨン




泣かないでください
人生が地獄だったけど
あなたは世界に愛があることを
教えてくれた


~우리들의 행복한시간~ 
韓国のベストセラー小説を映画化
原作者は人気女性作家の孔枝泳(コン・ジヨン)さん
翻訳は蓮池薫さんがされてるそうです
ユンスが犯罪を犯すまでの過去や
自殺未遂を繰り返すユジュンの心のつらさが丁寧に描かれているそうです
読んでみたくなりました



死を持って罪を償うとは何か・・・難しいテーマを含んでるけど
似たもの同志の二人が自分をさらけ出すことでお互いを癒しあい
自分を再生していく様を描いていました
男女のラブストーリとも違う

ユンスは初めて生きたいと思うようになり
ユジョンはもう二度と死のうと思わなくなる

でも、この幸せな時間は突然終わるんだってわかってるんですよね。。。



カン・ドンウォンとイ・ナヨン
ぴったりな配役でした
カン・ドンウォンの訛りがすごくてますますピッタリ(笑)
スタイルがよくてイケメンでアイドル的なイメージがあるけど
私の中で気骨のある男性のイメージ
作品選びにこだわりを感じますね
独自の存在感があります
イ・ナヨンさんも素敵
ちょっと変わった女の子の役が似合うこちらも独自なイメージな人
大好きな女優さんです

最後のシーンは息を止めてぎゅっと力が入りました




三度目の自殺に失敗した元歌手のユジョン(イ・ナヨン)は、シスターの伯母(ユン・ヨジョン)に連れられて刑務所を訪問する。彼女は精神病院での治療の代わりに死刑囚のユンス(カン・ドンウォン)との週に一度の面会を引き受けた。最初は反発し合う二人だったが、やがて自分たちがよく似ていることに気づく。死刑囚ユンスと自殺常習犯のユジョン。貧しく不幸な生い立ちのユンスと裕福な家で育った元歌手のユジュン。毎週木曜日の10時から13時。刑務所の面会室で二人は幸せな時間を過ごす。

リメンバー・ミー

2009年06月20日 | 韓国
リメンバー・ミー(原題:동감 )  2000年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:キム・ジョングォン
出演:ユ・ジテ、キム・ハヌル 、ハ・ジウォン




いい映画でした
ハヌルちゃんが演じるソンウは私と年代が近いと思う(たぶん、笑)
彼女のその後の人生を実感をもって想像できるので「しみじみ度」が高いです
20年って長いけど、過ぎてしまうとアッという間(遠い眼、、、)
今ここに至るのも私の運命だったんだなぁ…なんて…



のび太がドラえもんの道具で未来へ行って、未来の自分と会うような話だわ
未来にも過去にも行くわけではないですけど
すごく自然な物語になってました

どんな些細なことでも自分の将来がわかってしまうのはきっとつらいことなんでしょうね
というか、決まっている未来なんて本当はないもの
自分の行動によって決まってくるんだものね
運命なんて終わってみて初めて言える言葉です

この映画は数週間の出来事だけど、長い人生を感じさせてくれます
途中でこの2人が親子だったらどうしよう…
なんて要らぬ心配しました
始まりは1979年のソンウの視点で話が進み
最後は1999年のインの視点で物語が終わるのも時間の流れを感じて面白かった



やっぱりジテさんですね~~
彼はうまいです
電源が入ってないのに交信できる無線機に「ボア?」って驚いた顔
ソンウと交信を始めた頃の楽しそうな顔
そして自分の一言で彼女の人生を変えてしまったことに気付くところや、現在のソンウと会うところなど、すべてにおいて光ってました

20年後のソンウ(ハヌルちゃん)が現れる時、おばさんが出てきたら
ハヌルちゃんが老け顔ででてきたらどうしようって心配しちゃいました
コントになっちゃいそうで…ここまで来たらきれいなままのハヌルちゃんでよかった
2人が会話をしないですれ違うのもよかったなぁ、、、
インの思いは通じたはずだし、ソンウが自分の人生を責任を持って生きてるって言ってるような気がしました
</object>

1979年に生きるソンウ(キム・ハヌル)は月食の夜、手に入れた古い無線機で大学生チ・イン(ユ・ジテ)と交信する。2人は同じ大学生の学生だったことがわかって大学で待ち合わせるが何故か会えない、、2人は違う時代に生きていたから。20年の歳月を隔てて毎日交信する2人。そこにそれぞれのラブストーリーが展開する。

氷雨

2009年06月20日 | 韓国
氷雨(原題:빙우 )  2000年  
監督:キム・ウンスク
出演:ソン・スンホン、キム・ハヌル 、イ・ソンジェ







はるか昔に井上靖の『氷壁』を読んだ気がするんだけど、似てるような違うような、それとも関係ない?
二人の男性と女性っていうのは同じだけど、女性は登山しないはず・・・でもほとんどストーリ覚えてないです
小説はものすごく深い心理描写があったような気がするけど、映画はそこまでは難しいよね
話がもっと展開するのかなぁって思ってるうちに終わっちゃいました

命をかける勢いで大恋愛をする(笑)スンホンしか見たことがなかったので、ギョンミン(ハヌル)に片思いするウソン(スンホン)がすごく新鮮でした
韓国では不倫ってものすごいことだと思うんだけど、おさななじみのギョンミンは不倫で苦しんでいて、純情な青年ウソンはで、ギョンミンが好きでも手も足もでない、相手になりませんって感じです
こんな可愛いスンホンを見たのは初めてです
大学生で野球してるウソン
野球のユニフォームがあまりにも似合っててビックリ、お尻が大きくないと似合わないはずだけど大きいのかな(^^)

ジュンヒョン役のイ・ソンジェはデイジーに出てましたね
派手な印象ではないのですが、ちょっと色っぽい男優さんです(いい感じの髭具合で、あぁ~、わたしゃ髭に弱いオナゴじゃ~^^)



ウソン(ソン・スンホン)は尊敬する先輩ジュンヒョン(イ・ソンジェ)たちとアラスカ・アシアク登山に参加する。しかし、途中で一行を猛吹雪が襲い仲間とはぐれたふたりは氷の洞窟に避難した。脚を痛めて身動きの取れなくなった先輩ジュンヒョンを気遣うウソン。ジュンヒョンは朦朧とした意識のなかで今なお忘れることのできない愛した女性の記憶を語りはじめる。しかしその女性はウソンが幼い頃から想いを寄せていたギョンミン(キム・ハヌル)だった。


デイジー

2009年06月20日 | 韓国
デイジー(原題:데이지 )  2006年  
監督:アンドリュー・ラウ
出演:チョン・ジヒョン、チョン・ウソン、イ・ソンジェ




映画館の大きなポスターの『消しゴムの次に泣ける』と妙に安っぽい宣伝文句に目がいく
なんだかな~と、ちょっとやる気をなくしつつ(←何のやる気か?)中へ・・・

はい、でも確かに泣いちゃいました(←笑)
毎度ながら、映画館を出たときの泣きはらした目が恥ずかしかった~

映像がとても綺麗な映画でした
舞台のオランダ・アムステルダムが綺麗な街で、デイジーのお花畑などの田園風景も綺麗ということもあるけど、なによりもチョン・ジヒョンがとっても魅力的
彼女の演じるへヨンは
デイジーのように可憐で清らかな魂を持つ女性
それに尽きるかなぁ・・・

画学生と殺し屋とインターポールの刑事の人間関係を成立させるために、出だしはちょっと退屈だった
パクウィも一方的に恋するストーカーそのものだし
このまま終わったら怒るぞ~っと思いながら見てたけど、後半からラストは十分に引き込まれました

現実を突きつけて終りっていう終わり方じゃないので、悲しいだけじゃなくて、そこに愛した現実が存在したんだっていう温かさが残った
だから、3人とも悲しい結末なのに見終わってもただ悲しいだけじゃないのね
私はこういう終わり方けっこう好きです


</object>

ヘヨンは幻に恋していた。どこかで自分を見守りながらデイジーの花を贈り続けてくれる男性。名前も顔もわからないその人を彼女は運命の恋の相手だと信じていた。そんなヘヨンの前に現れるひとりの男。シャイなまなざしで自分をみつめる彼をヘヨンは運命の人だと確信する。しかし彼女は知らなかった。男の正体がインターポールの捜査官であることを。そしてある事件を通じて彼が追うことになる暗殺者こそが本当の幻の恋人であったことを。


私の頭の中の消しゴム

2009年06月20日 | 韓国
私の頭の中の消しゴム(原題:내 머리 속의 지우개)  2004年  
監督 イ・ジェハン
出演 チョン・ウソン 、ソン・イェジン




このごろめっきり涙もろくなったワタシが
どんな状態で映画館を出てきたかは想像通りでごじゃいます
(無残でみられたもんでない、笑)
待ち時間にパンフレットを見ている時点で目頭がツーン
(い、いかん、まだ早いよ)

ワタクシ、実はガテン系の無口な男性にチョー弱いオナゴなのです
オットケーー、理想の男性にこんなところで遭遇するとは!
チョルスーー私達こんなところで出逢ってしまったのね(笑)

無愛想なチョルスにキュンキュンしがなら
結婚式のシーンで感動してすでにウルウルしてハンカチ使用
(ヤベッ泣いてるの私だけ…)

我慢して目立たないように泣いてたけど
スジンの「あなたは今泣いているでしょ?」
の手紙をチョルスが読むシーンでもうダメ~~
(あきらめ~もう泣いちゃえ~)
最後のコンビニのシーンではほとんど嗚咽状態………
ラブストーリだけど家族愛も素敵…

自分、泣きすぎだっちゅーーの
泣きたい方にお薦めします(*^^)v

</object>

建設会社の社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)は天真爛漫なお嬢様。建築家志望のチョルス(チョン・ウソン)とコンビニで運命的に出会い二人はすぐに恋におちてた。温かい家族に囲まれて育ったスジンと違いチョルスは孤独に生きてきた男だったがスジンの献身的な愛に結婚することを決意、二人は晴れて新婚生活を迎える。建築士の試験にも受かり、幸せいっぱいの二人だった。しかし、スジンはある時から物忘れがひどくなり、自分の家への道順すら忘れてしまうようになった。病院で、スジンは若年性アルツハイマー症だと診断される。


猟奇的な彼女

2009年06月20日 | 韓国
猟奇的な彼女 (原題:엽기적인 그녀)  2001年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督 クァク・ジェヨン
出演 チャ・テヒョン、チョン・ジヒョン




可愛い顔して実は強烈キャラの「猟奇的」な女の子と
ちょっと頼りない男の子の青春ラブ・コメディー

キョヌかわいい(笑)

期待どおりにと~~っても面白かったです
チョン・ジヒョンちゃん可愛かったけど、私はなんといってもチャ・テヒョン君が良かった~

冒頭にテヒョン君のお尻を見てすっかり好きになっちゃいました
後ろ向きとはいえ全裸っ!
いや、なかなか品のある色気を感じない可愛らしさで
あれでキョヌがどれだけ愛すべき男の子だってことが理解できたんですから
ものすごい演技力よね(笑)

最後に、なるほど~って思わせてくれて、、、
この映画最高




除隊後に復学したキョヌ(チャ・テヒョン)。ある日地下鉄の駅で酒に酔いよろけて線路に落ちそうな彼女(チョン・ジヒョン)を助けてあげる。ところがこの小さな親切が仇になる。彼女はハゲ頭おじさんのカツラの上にあっという間に吐いてしまい、キョヌをまるで自分の彼氏のように呼びながら倒れてしまう。名前も知らない彼女を背負って旅館を探してさ迷い高い宿泊費まで渡したのに、今度は突然警察が押し入り破廉恥犯扱いされてしまう。


僕の彼女を紹介します

2009年06月20日 | 韓国
僕の彼女を紹介します(原題:내 여자친구를 소개합니다)  2004年  
監督 クァク・ジェヨン
出演 チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク







観終わって最初に思った感想は
えっ、「私の彼氏を紹介します」じゃないの?
どっちでもいいか

冒頭のシーンから結末はなんとなく想像がつきましたね
キュートで可愛いくて無鉄砲で礼儀知らずの婦人警官ギョンジン(チョン・ジヒョン)を
温厚でやさしい高校教師ミョンウ(チャン・ヒョク)が振り回されながらも見守りつつ物語が進むのですが

う~~ん・・・
二人がとっても可愛くて退屈しないで最後まで楽しかったけど・・・

よくわかんない(プッ)  なんかヘン

面白い要素はいっぱいあるんだけど
ラブコメ風あり、銃撃戦あり、メロドラマ風あり、最後はデミ・ムーアのゴーストになって
いっぱいありすぎて何を観たんだか観終わった後わかんなくなった、という印象でした
こんなになにもかも突っ込んで、映画としてまとまらないでしょ

最後のシーンは?????で終わったんですが
猟奇的な彼女のファンにはたまらないサービスだったんですね

ミョンウも双子だった!って瞬時にひらめいて(なぜか)
わ~~~~って思ったら
チャ・テヒョンが出てきたので
ひっくり返っちゃいました(笑)

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若き婦人警官ヨ・ギョンジン(チョン・ジヒョン)は街で偶然に逃亡中のひったくりを目撃し追跡して犯人を逮捕する。しかしその気弱な男(チャン・ヒョク)は犯人を追っていただけで誤認逮捕だった。謝ろうともしない頑固な婦人警官と高校教師コ・ミョンウ。二人は奇妙な縁で引かれあっていく。


マラソン

2009年06月20日 | 韓国
マラソン(原題:말아톤)   2005年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督 チョン・ユンチョル
出演 チョ・スンウ、キム・ミスク、キム・ミスク、ペク・ソンヒョン




ハングル初心者にはとってはありがたい映画なんですよね(笑)
チョウォンが簡単な言葉を話すし
パンマルが少なくて、丁寧な言葉が多いからとてもわかりやすいです
チョウォンは弟にまで敬語を使ってしまうんですから

映画を観た日の前日に丁度ハングル教室で習った言葉が出てきて嬉しくなりました
『チャルセンギョッチ』~ハンサムでしょ~


感情表現が上手くできないチョウォンに写真に写るときのスマイルの方法を教えます
19歳の息子とこんなふうにコミュニケーションするってちょっと羨ましいです^^

飲酒運転の罰で施設で200日活動をすることになった
元マラソンの金メダリスト
お母さんに頼まれて気乗りがしないままコーチをしていたのですが
チョウォンと接するうちにだんだんと心を許すようになります

何でも自分の真似をするので足を上げてみたけど・・・


チョウォンには弟がいます
お母さんはチョウォンを育てるのに一生懸命で
自分のことはおざなりにされていると感じています
お父さんが家にいないのもそのせいだと思っています


お兄さんになったよね^^
「天国の階段」でソンジュの子供時代を演じたペク・ソンヒョン君です

「ピガチョロチョロネリョヨ」~雨がザーザー降っています~
お母さんが倒れて手術した悲しみと不安を精一杯の言葉で表現する兄を見つめます
最後はお母さんをいたわる優しい息子です
ちなみにお父さん役はアン・ネサン氏

フルマラソンに初めて挑戦するチョウォンは途中で走れなくなります

『止まったらだめなのに』

そうつぶやいたチョウォンの脳裏に浮かんできたのは


大好きなお母さんがくれる大好きなチョコパイ
小さい頃はそれが欲しくて山道を歩きました
お母さんが頑張れって励ましてくれたことがちゃんとわかってたんです
だから今はチョコパイがなくても走れるんです


チョウォンはまた走りだします
いつも買物に行くスーパーを、プールを、地下鉄を、野球場を
そして大好きなシマウマのいる草原を
チョウォンがいる世界は小さな世界かもしれないけど
そこで精一杯生きているチョウォンが
走っていくチョウォンが
私にはとっても幸せだと思えました


そして一番大好きなシーンは
駄目って言われても『チョウォンの脚は100万ドルの脚』
そういってお母さんの手からすり抜けて走り出すシーン





泣けました

子供を育てながら、これが一番良い方法だなんて思ってる母親はいないですよね

でも、お母さんが精一杯降り注いだ愛情があるから
チョウォンはここで走り出すことができたんだと思います


映画の最後に自閉症が障害として認定されたのは1999年と出てました
たった8年前なんですね

15年くらい前に働いていた職場に
一人でお子さんを育てている同僚がいて
その方の息子さんが自閉症だったことを思い出しました
周囲の人にどれだけ理解されるかというのは本当に大事なことだと思います


ところで。。。
なんでこんなにキャプってるんだろ(笑)

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シマウマとチョコパイが好きなチョンウは体は20歳だが精神年齢は5歳の自閉症の男の子。彼の予測不能な行動や感情表現は騒動を巻き起こすけれど、チョンウは純粋で無垢な心を持っている。彼は駆け足だけは誰にも負けなかった。