
やっと観ましたよ「愛がなんだ」
とても評判が良かった今作、ちょっとだけ想像と違った。
若いお嬢さんのテルコさんがもっと純粋無垢に恋愛に突っ込んでいく物語かなって思ってたけど、
もっとね、広い意味での「愛ってなんだ」って考えた。
テルコは大好きなマモちゃんになりたいんだよ。
そこからくるラストのシーンがね、へーーって思いましたね、
恋愛っていう枠を通り越した、生きていくことにおいて愛するってなんだろ、、、って考える話なんだなーって感じた。
これってね、結構一筋縄ではいかなくて、
人によって感じかたが全然違うかもしれなくて、そこがこの作品の面白さかなって思う。
はるかはるか遠くの若かりし頃の片思いの記憶を思い返してみるに、どうして彼のことが好きだったのかって理由は全然わかんないもんな。
ただただ好きだったし、好きってフィルターで物事とらえるから、結構自己チューだったなぁって、、、、、あぁ懐かしい(笑)
失恋もね、物理的に失恋するっていうより、ある日突然自分で気づくっていうね、、そんなもん。
葉子さんへの思いを断ち切る決心をしたコンビニ前でのナカハラ君の独白。
自分がすべてを受け入れることで彼女を裸の王様にしてしまっているって話は
個人的に胸に刺ささって反省したりして、、、、(超個人的な話)
この、追いケチャップのシーンはアドリブなんだって、色っぽすぎ☆

岸井ゆきのさん、成田凌くん、チャーミングではまり役でしたね。
ありえなさそうだけどありえるって思える日常でした。
愛がなんだ 2018年 ☆☆☆☆☆
監督:今泉力哉
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也
原作:角田光代
28歳の会社員・テルコ(岸井ゆきの)は、マモル(成田凌)のことが好きになって以来、仕事や友人がどうでもよくなるほどマモル一筋の生活を送っていた。一方、マモルにとってテルコは、ただの都合のいい女でしかない。ある日、二人は急接近しテルコは有頂天になるが、突然マモルからの連絡が途絶えてしまう。