ビジターセンターを出てから豊富で昼食あと、下サロベツ原野のパンケ沼に向う。
沼といっても湖のようだ。
標高0mにあるため、海水が混じり、ヤマトシジミ、イトウなども棲息しているとのこと。
広いパンケ沼の遊歩道を歩いている間、ついに誰にも会わなかった。
8月末の原野、草木はすっかり伸びきって、湿地帯という雰囲気はない。
ウメバチソウ
花の姿が家紋の梅鉢型に似ていることから名付けられた。
背丈のある野草のなかにあってあまり目立たない。
やはり、こういう白い花は春が似合うかもしれない。
ナミキソウ
海辺の砂地に生えるので、浪来草となった。
湿地帯なのに、ここも砂漠化しつつあるということか。
ミゾソバ
ママコノシリヌグイかと期待したが、茎のトゲはそんなに痛くない。
葉の形からウシノヒタイと呼ばれている。