韓国が、産経新聞の前ソウル支局長を、情報通信網法の名誉毀損で在宅起訴した。
これが許されると、言論の自由が無くなって、言論統制ができることになる。
今回産経新聞が書いた記事は、朝鮮日報が書いた記事を元に、断定せずに記述しているだけ。
朝鮮日報では、男の名前(チョン・ユンヒ氏)も掲載されていた。
一方、産経新聞は韓国内向けに書いた記事でなく、日本語で書かれた記事である。
記事内容を書いた新聞社は、起訴すらしない。
引用したら、起訴されるのはおかしな話。
これに対する政府の見解:
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/11/2014101100731.html?ent_rank_news
記事の抜粋:
これに対し、与党セヌリ党は「検察が産経新聞の加藤達也元ソウル支局長を起訴したのは、虚偽の報道によって韓国大統領の人格と品格を毀損したことに対する当然の措置だ」と突っぱねた。
イ・ジャンウ院内報道官は記者会見で「法の前には誰も例外ではない。産経新聞は外国メディアだが、事実確認という最低限のメディアの使命を無視したまま、虚偽の報道をしたことについて明確な責任を取るべきだ」と述べた。
同報道官は「さらに、一国の大統領に向かって市場街でしか話されない根拠のないうわさを報じたのは、産経新聞自ら無責任なメディアだということを傍証している。加藤元ソウル支局長の虚偽報道は韓国に対して行われたため『治外法権』の対象にならず、韓国で法を犯したなら国内法が適用されるのは至極当然だ」と説明した。
抜粋は、以上
この報道官がいっている虚偽は、何を根拠にしているのか?
政府は、いつでも虚偽であろうがなかろうが虚偽と言えば適用できることになる。
大統領の人格と品位は既に毀損されている。
毀損:1.物をこわすこと。物がこわれること。「器物を―する」
2 利益・体面などをそこなうこと。「名誉を―する」
◆「棄損」とも書く。
もう一度、記事を見直して見よう・
産経新聞の加藤達也前支局長が引用した朝鮮日報のコラム要旨
http://mainichi.jp/select/news/20141009k0000m030103000c.html
産経新聞の日本語のコラムの要旨:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000120-mai-int
これくらいの記事で、朴大統領がお怒りになるようなので、多分、本当の話のようにも見える。
自ら7時間の詳細な空白を説明したら良い話。
この起訴自体が、朴大統領のレイムダックが進んでいることを証明していると考える。
案の定、米国国務省も批判。
韓国人が事務総長をしている国連の事務総長報道官からも批判されてしまった。
残念な結果となってしまったのは、国として国際感覚が乏しい現れである。