ロゴマークのパクリかどうかで問題提起されている。
問題のロゴと内容は、次の記事の通り。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141022/dms1410221830010-n1.htm
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf/about-siaf-detail
ロゴを見る限り、似ている。
著作権は、法律上は、先願主義。
私が自分で作ったと言っても、先に出願されていたら、アウト。
法律は、争うことを想定しており、その時の判断基準として、先願主義としている。
これは、世界共通である。
どう対応するのかは、札幌国際芸術祭の運営機関に委ねるが、選考する立場の人達の対応は難しい。
坂本さん達が選考したのは、ある意味正しかったとも言える。
他のデザイナーが作成し、ある企業の企画担当者達が選考したロゴと同じレベルのロゴを、坂本さん達も選考していたと言える。
論文のコピペを検出するソフトがあるが、同じように似たデザインのロゴを自動的に検出するソフトで、似ているデザインを選考対象作品から排除する必要がある。
選考委員も、全部のロゴを知っている訳でもない。
この手の選考には、事前チェックが必要だということが分かった。
これが分かっただけでも良かったと、考えるべきと思う。