はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

戦い終わって日が暮れて

2012年09月24日 | ゴルフ
昨日は阿蘇グランヴィリオホテルの東コースを、妹と由真とカミさんとの4人でラウンドしました。
久々の妹との勝負です。全員がフロントティーを使用しました。
インスタートの10番ロングホールで、私はOBも無いのに12も叩いてしまうという最悪の滑り出しで、
ダボだった妹にいきなり5打差をつけられてしまいました。
しかし、18番のロングで妹も9を叩き、前半は53対53の引き分けに追いつくことができました。
後半、好調な私は5番ホールを終わって3オーバーであったのに対して妹は8オーバーでした。
つまり、残り4ホールで5打差です。勝負の行方が少し見えて来たように思えました。
しかし6番のロングで池に打ち込んでダボとした私を、妹がパーで3打差に迫ってきました。
7番ホールを互いにボギーとして、残り2ホールで3打差ですので、悪くない展開です。
事件は8番ホールで起きました。
このホールは250ヤードしかないミドルホールですが、ローカルルールがあって、男性は200ヤード以上飛ぶクラブの使用が禁止されています。
9番ウッドで放った私の球は、方向性も、そう悪くは無かったのですが、行ってみると、恐ろしく深いラフに沈んでいました。
サンドウェッジで70ヤード飛ばすために全力でスイングしたのですが、ラフにからまってトップしてしまい、グリーンをオーバーしてしまいました。
そこからの寄せにも失敗し、結局4オン2パットのダボでした。
一方、妹はドライバーで球をフェアウェーに運び、残り60ヤードをピンの左上4mに乗せました。
角度的には45度斜め上からの下りのスライスラインですので、3パットの危険性との戦いになります。
ところが、なんと、このパットが入ってしまったのです。
妹は何も考えずにパットしたと言います。
この時勝負の女神は、私を見捨てて、妹を選んだのだと思います。
ダボとバーディーで3打差が一瞬にして消えてしまいました。
最終18番ロングで私は第2打をワンペナゾーンに打ち込みダボとしました。
第4打目の残り110ヤードを8番アイアンでピシッと乗せた妹は、1打差で私に大逆転勝利を収めました。
終わってみれば、私が98打の35パット、妹は97打の34パットでした。

由真は4バーディー、4ボギーのパープレイで、29パットでした。
飛距離も順調に伸びてきて、250ヤード近く飛んだホールもありました。
ただ、最近では、普通にパーを取っても、”ナイスパー”との声を、誰からもかけてもらえません。
むしろ、ボギーになってしまった時の方が、”めずらしくダメだったね。”などとの声がかかります。
考えてみれば、一日に十数回も、”ナイスパー”とか、ナイスバーディー”と声をかけるのってチョット疲れますよね。

帰りの車の中で、肉体的疲労が原因で、私はため息をつきました。
すると、助手席の妹がクスクスと笑うのです。
負けたせいでのため息と勘違いしたようですので、私は、”違うっ!”と叫んだのですが、妹は、さらに楽しそうに笑うばかりでした。