以前から冗談半分で欲しいと思っていたキーボードを、衝動買いしてしました。
m3.comという医者向けのサイトで貯めたポイントをアマゾンのギフトポイントに変換したところ、
3万円にもなったのでチョッピリ肝太くなっていたのです。
( 肝太く は キモブトク と読んで欲しいのですが、方言かも知れません。
懐が暖まって、購買能力がアップした状態を意味します。 )
さて、何の基礎知識も無かったので、アマゾンでの売れ筋ナンバー1の機種を選択したところ1万499円でした。
想像していたよりも安価なので驚きました。
こいつには様々な機能が付いています。
まずは、リズムを出すことができますので、JAZZのスイングというか、4ビートを選択しました。
さらに、コード伴奏というシステムをオンにすると、左手で和音を1回抑えるだけで、その和音にリズムをつけて、次の和音が押さえられるまで延々と繰り返されます:
ラドミの和音をタで、シレファの和音をパで表すならば
うんタータんタんタ
うんパーパんパんパ
といったぐあいです。
右手のメロは楽譜無しでも弾けますので、まずは枯葉(Autumn Leaves)を弾いてみました。
すると、ちゃんとJAZZらしい音が出るではありませんか!
感動しました。
3、4回練習するとミスタッチも無くなり余裕さえ生まれてきました。
そこで、アドリブのメロを練習してみました。
それらしいフレーズも弾けるのですが、難関は元のメロに戻るタイミングです。
そのタイミングに着目して、もっと演奏を聴きこむ必要があるようです。
ただし、このままでも十分に楽しむことができるし、おそらくは脳の老化防止にもなるような気がします。
1時間も練習した後には、脳に、いつもとは違う疲れを感じるのです。
2曲目は朝日のごとく爽やかに(Softly as in a morning sunrise)を
3曲目は帰ってくれて嬉しいわ(You'd be so nice to come home to)を練習し順調だったのですが、
4曲目の黒いオルフェでつまづきました。
この曲は妙なコード進行が含まれていて、ラドミ、シレファ、ソシレなんていう和音では対応できないのです。
左手で黒鍵を押さえる和音を習得する必要に迫られています。
楽器店で楽譜を立ち読みしようかなどと考えましたが、今、" 黒いオルフェ楽譜 " でグーグル検索したところ
ヤマハの楽譜配信サイトがヒットしました。
なんと3百数十円で黒いオルフェの楽譜がプリントアウトできたのです。
つくづく便利な世の中になったもんだと思います。
楽譜については、私に違和感は有りません。
幼少のころバイオリンを4年間習い、小学校の高学年では妹とともにピアノを1年半ほど習ったからです。
そう言えば、大学ではダンパの演奏バンドでアルトサックスを吹いていた時代もありました。
なんだか面白い展開になってきました。
1万円で、これだけQOLが上がるのですから、私にしては珍しくも賢い消費体験でした。
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