
土曜日に、”風立ちぬ”を観てきました。
まあ面白かったのですが、私が好きな、ナウシカ、ラピュタ、紅の豚にはおよびません。
考えてみれば、ジブリ作品は、ヒロインのボーイッシュで喜怒哀楽に富むキャラを魅力として成り立っていたように思えます。
アルプスの少女で言えばハイジのようなキャラです。
一方、堀辰雄のヒロインはクララ系のキャラです。アニメのヒロインとしては魅力が足りません。
主役の堀越二郎は完璧な、”いい人”です。
川端康成の伊豆の踊子の中で、踊り子の一座が主人公である一高生を誉める下りがあります。
たしか、”いい人って、やっぱりいいよね。”みたいなセリフだったように覚えています。(不確かです)
しかし最近は、小説でもドラマでも、完全な”いい人”はもてはやされません。
アニメの風立ちぬは、”いい人”と”クララ”の悲しい物語です。
もともとアニメの題材としては無理があったような気がします。
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