9日に赤星さんとワカサギ釣りに行って来た。
前回の記事を投稿した日の夕方に、休みだが用事があると言っていた赤星さんから、空いたとの連絡が来た。
「もう、タナゴの心算で準備しちゃったんですけど。」
「タナゴ以外がイイですねぇ。久々にバスも行ってみたいし。」
(ええぇ、この時期にですかぁ?)
「それなら、本当は来週に下見をしてから行ってみようと思っていた所があるんですが、其処に行ってみますか?場所は埼玉南部なんですけど、12月に入ってもポツポツ釣れているみたいですよ。」
「それでイイです。」
「まぁ、駄目だったら権現堂でワカサギでも...。」
恐らく、わざわざ千葉から来る程の場所では無いと思うが、こちらも何度か赤星さんの地元新川へ無駄足を運ばされているので、まぁお互い様であろう。
他に情報を調べてみると、渡良瀬でワカサギが釣れ始めているようだ。しかも前回貧果に終わった牛久と、ほぼ同じ日の午後だそうだ。
うーん、あっちだったか。
赤星さんに、その旨を連絡すると、権現堂までなら行くが渡良瀬はチョット遠いかなと返事が来た。どうやら渡良瀬と聞いて、足利や桐生の方を想像したらしい。
そんな遠くだったら、こっちだって行かないっつーの。
埼玉県南の某沼に9時に待ち合わせとしたのだが、赤星さんより15分位遅れる旨と、息子も同行していると連絡が来た。エロ親子見参である。
こちらは時間通りに着き、リグった後、沼を一周してみる。
縮小柴山といったような場所だが、はっきり言ってノー感じである。やっちまったか?
程なく赤星親子も到着。一応やってみますか。
案の定こちらは無反応。赤星さんには小バスかギルっぽいアタリがあったそうだ。
10時のJSYの開店を狙って移動。
権現堂経由で渡良瀬へと向かう。
権現堂のポイントに差し掛かったが、人っ子一人居ない。今シーズンは駄目なのであろう。
ジョイフルで昼飯を食ってから渡良瀬のポイントへ。
駐車場も結構埋まっていて、釣り場も釣り堀状態であった。
釣れる期待は持てるが、入れる場所があるだろうか?
ところで、釣行前に赤星さんに、「牛久と違って渡良瀬では、初心者が使うような、デカい玉浮きを用意しておいた方がイイですよ。」と言っておいた。
実際に先行者の仕掛けを見ると、更に大型化しているようだ。
何とか釣り座を見つけキャスト。
しかし殆どの釣り人が放置プレイで、ラインが左へ左へと流れて来て釣り辛い。
橋の方まで様子を見に行って帰って来ると、赤星さんが早くも鈴なりでゲットしたらしい。しかも牛久スタイルだと言う。
「郷に入って郷に従うだけが能じゃないんですよ。」
うーん、やられた。
実は、リグっている時に、赤星息子が、
「ウチのパパは、釣り名人なんだよ。」と言って来たので、
「じゃあ、俺より釣ったら名人と認めてやるよ。」と言ったのだが、おっぱい星人なら当たっているが、釣り名人と呼ぶには抵抗がある。
そのうちに、息子までもが「来たよ。」と言って一匹釣っている。
うわっ、俺が下手なだけ?情けなす。
玉浮きを小さくしたり戻したり、オモリを1個にしたり2個にしたり...試行錯誤を繰り返す。
そして、軽くシェイクしながら手前に寄せて来ると、漸くアタリが...。
とりあえず2匹付いていて、一釣行一匹の呪縛からも解放された。ふぅ~やれやれ。
廻りでは朝から組が、70.80とか中には150といった様な景気の良い話をしている。
こちらも、ポツポツ釣れ始めたが鈴なりにはならない。
因みに赤星さんが釣ったのは、権現堂用に買った短めのハイパー仕掛けのようだ。
うーん、ハイパーかぁ。こっちは12本位ある長い仕掛けを買ったので、此処では釣り辛いだろうなぁ。
そんな事を考えていると、いつの間にか赤星さんの仕掛けとオマツリしていた。
赤星さんが手繰り寄せて、一方のラインを切っている。
プチッ、げぇ、切られたのは此方の仕掛けだ。しかも玉浮きは元の位置に浮いている。
アコギなだいぢさんでも、やらない様な暴挙だ。とんだ名人である。
赤星さん曰く、ラインの色が似ていて切り間違えたという事だったのだが...。
とりあえず、浮いていた玉浮き以下の仕掛けは、ラバジをリグった赤星さんが回収してくれた。
その間に此方はハイパーを結んでみた。
思った通り、仕掛けが長すぎて投げ辛い。
餌無しには反応が無いので、赤虫を付けてみる。12本だとチト面倒臭い。
オモリを2個にしてみたのだが、玉浮きは沈む。結構深いようだが、タナを広範囲に探れるというものだ。
赤星さんは牛久スタイルで、鈴なりになるか根掛かりになるかを繰り返している。
魚は底の方に居るようだが、枯れ草の様な物も生えていて根掛かりし易いのだ。
引っ掛かったのを回収しようとして、針が取れたと言ってはリグり直している。
此方は、鈴なりにしようと粘ってシェイクしていると、逆に外れたりで、1匹・2匹とポツリポツリ。
15時前に入漁料の回収が来た。
近くで釣っていたオジサンが「もう帰るから、俺の券を百円で売ってあげるよ。」と言ってくれたが、回収員の前で言われてもねぇ...。
まぁ全く釣れないのに入漁料だけ取られるのは納得出来ないのだが、これだけ楽しめるのなら文句は無い所である。
16時にゲートが閉まるという放送が流れた。
赤星さんが、今日何度目かの根掛かり後のリグり直しをしていると、息子が近くに来て駆け廻っている。そして息子のズボンに仕掛けが絡んだ。
「何やってんだ!こっち来んな!向こうへ行ってろ!」
赤星さん、マジ切れ。大人げ無い。
しょんぼりして離れて釣りをしていた息子が暫くして、
「餌が無くなった。そっちへ来るなって言うから行かれない。パパが餌を付けに来て。」
息子の勝ち。
16時が近付き、辺りも暗くなり始めた。まだ、アタリはあるのだがゲートが閉まる前に止めなければ。釣れていると、もう少しとか言って粘りたがるのが、釣り人の性であるが、時間で区切られれば踏ん切りがつく。
結局、釣果は自分が14匹。赤星親子が25匹であった。赤星さんは根掛かりと子供の世話で、思った以上には釣れて無かったようだ。
さて、負け惜しみでは無いが、朝から来ていれば、もっと釣れたであろうが、まぁ一人で食うには丁度良い位の釣果だったと思う。
これも釣り人の性であるが、釣れれば釣れるだけ釣ってしまう傾向がある。
キャッチ&リリースなら、まだしもキャッチ&イートなら食う分だけを心掛けたい。
次回は、手賀沼タナゴ釣行の予定である。
前回の記事を投稿した日の夕方に、休みだが用事があると言っていた赤星さんから、空いたとの連絡が来た。
「もう、タナゴの心算で準備しちゃったんですけど。」
「タナゴ以外がイイですねぇ。久々にバスも行ってみたいし。」
(ええぇ、この時期にですかぁ?)
「それなら、本当は来週に下見をしてから行ってみようと思っていた所があるんですが、其処に行ってみますか?場所は埼玉南部なんですけど、12月に入ってもポツポツ釣れているみたいですよ。」
「それでイイです。」
「まぁ、駄目だったら権現堂でワカサギでも...。」
恐らく、わざわざ千葉から来る程の場所では無いと思うが、こちらも何度か赤星さんの地元新川へ無駄足を運ばされているので、まぁお互い様であろう。
他に情報を調べてみると、渡良瀬でワカサギが釣れ始めているようだ。しかも前回貧果に終わった牛久と、ほぼ同じ日の午後だそうだ。
うーん、あっちだったか。
赤星さんに、その旨を連絡すると、権現堂までなら行くが渡良瀬はチョット遠いかなと返事が来た。どうやら渡良瀬と聞いて、足利や桐生の方を想像したらしい。
そんな遠くだったら、こっちだって行かないっつーの。
埼玉県南の某沼に9時に待ち合わせとしたのだが、赤星さんより15分位遅れる旨と、息子も同行していると連絡が来た。エロ親子見参である。
こちらは時間通りに着き、リグった後、沼を一周してみる。
縮小柴山といったような場所だが、はっきり言ってノー感じである。やっちまったか?
程なく赤星親子も到着。一応やってみますか。
案の定こちらは無反応。赤星さんには小バスかギルっぽいアタリがあったそうだ。
10時のJSYの開店を狙って移動。
権現堂経由で渡良瀬へと向かう。
権現堂のポイントに差し掛かったが、人っ子一人居ない。今シーズンは駄目なのであろう。
ジョイフルで昼飯を食ってから渡良瀬のポイントへ。
駐車場も結構埋まっていて、釣り場も釣り堀状態であった。
釣れる期待は持てるが、入れる場所があるだろうか?
ところで、釣行前に赤星さんに、「牛久と違って渡良瀬では、初心者が使うような、デカい玉浮きを用意しておいた方がイイですよ。」と言っておいた。
実際に先行者の仕掛けを見ると、更に大型化しているようだ。
何とか釣り座を見つけキャスト。
しかし殆どの釣り人が放置プレイで、ラインが左へ左へと流れて来て釣り辛い。
橋の方まで様子を見に行って帰って来ると、赤星さんが早くも鈴なりでゲットしたらしい。しかも牛久スタイルだと言う。
「郷に入って郷に従うだけが能じゃないんですよ。」
うーん、やられた。
実は、リグっている時に、赤星息子が、
「ウチのパパは、釣り名人なんだよ。」と言って来たので、
「じゃあ、俺より釣ったら名人と認めてやるよ。」と言ったのだが、おっぱい星人なら当たっているが、釣り名人と呼ぶには抵抗がある。
そのうちに、息子までもが「来たよ。」と言って一匹釣っている。
うわっ、俺が下手なだけ?情けなす。
玉浮きを小さくしたり戻したり、オモリを1個にしたり2個にしたり...試行錯誤を繰り返す。
そして、軽くシェイクしながら手前に寄せて来ると、漸くアタリが...。
とりあえず2匹付いていて、一釣行一匹の呪縛からも解放された。ふぅ~やれやれ。
廻りでは朝から組が、70.80とか中には150といった様な景気の良い話をしている。
こちらも、ポツポツ釣れ始めたが鈴なりにはならない。
因みに赤星さんが釣ったのは、権現堂用に買った短めのハイパー仕掛けのようだ。
うーん、ハイパーかぁ。こっちは12本位ある長い仕掛けを買ったので、此処では釣り辛いだろうなぁ。
そんな事を考えていると、いつの間にか赤星さんの仕掛けとオマツリしていた。
赤星さんが手繰り寄せて、一方のラインを切っている。
プチッ、げぇ、切られたのは此方の仕掛けだ。しかも玉浮きは元の位置に浮いている。
アコギなだいぢさんでも、やらない様な暴挙だ。とんだ名人である。
赤星さん曰く、ラインの色が似ていて切り間違えたという事だったのだが...。
とりあえず、浮いていた玉浮き以下の仕掛けは、ラバジをリグった赤星さんが回収してくれた。
その間に此方はハイパーを結んでみた。
思った通り、仕掛けが長すぎて投げ辛い。
餌無しには反応が無いので、赤虫を付けてみる。12本だとチト面倒臭い。
オモリを2個にしてみたのだが、玉浮きは沈む。結構深いようだが、タナを広範囲に探れるというものだ。
赤星さんは牛久スタイルで、鈴なりになるか根掛かりになるかを繰り返している。
魚は底の方に居るようだが、枯れ草の様な物も生えていて根掛かりし易いのだ。
引っ掛かったのを回収しようとして、針が取れたと言ってはリグり直している。
此方は、鈴なりにしようと粘ってシェイクしていると、逆に外れたりで、1匹・2匹とポツリポツリ。
15時前に入漁料の回収が来た。
近くで釣っていたオジサンが「もう帰るから、俺の券を百円で売ってあげるよ。」と言ってくれたが、回収員の前で言われてもねぇ...。
まぁ全く釣れないのに入漁料だけ取られるのは納得出来ないのだが、これだけ楽しめるのなら文句は無い所である。
16時にゲートが閉まるという放送が流れた。
赤星さんが、今日何度目かの根掛かり後のリグり直しをしていると、息子が近くに来て駆け廻っている。そして息子のズボンに仕掛けが絡んだ。
「何やってんだ!こっち来んな!向こうへ行ってろ!」
赤星さん、マジ切れ。大人げ無い。
しょんぼりして離れて釣りをしていた息子が暫くして、
「餌が無くなった。そっちへ来るなって言うから行かれない。パパが餌を付けに来て。」
息子の勝ち。
16時が近付き、辺りも暗くなり始めた。まだ、アタリはあるのだがゲートが閉まる前に止めなければ。釣れていると、もう少しとか言って粘りたがるのが、釣り人の性であるが、時間で区切られれば踏ん切りがつく。
結局、釣果は自分が14匹。赤星親子が25匹であった。赤星さんは根掛かりと子供の世話で、思った以上には釣れて無かったようだ。
さて、負け惜しみでは無いが、朝から来ていれば、もっと釣れたであろうが、まぁ一人で食うには丁度良い位の釣果だったと思う。
これも釣り人の性であるが、釣れれば釣れるだけ釣ってしまう傾向がある。
キャッチ&リリースなら、まだしもキャッチ&イートなら食う分だけを心掛けたい。
次回は、手賀沼タナゴ釣行の予定である。
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