『節分や 豆が苦手は 鬼なるか』
(せつぶんや まめがにがては おになるか)
『節分や 鬼が気になる 気にかかる』
(せつぶんや おにがきになる きにかかる)
『節分や 海苔巻き一本 喉つまり』
(せつぶんや のりまきいっぽん のどつまり)
『我が恵方 北北西に 春来たり』
(わがえほう ほくほくせいに はるきたり)
『柊の 葉も丸くなり 挿せぬ今』
(ひいらぎの はもまるくなり させぬいま)
『立春や 到に冬の抜け 春気分』
(りっしゅんや とうにふゆのぬけ はるきぶん)
『春が来た 風の音色に 春が来た』
(はるがきた かぜのねいろに はるがきた)
『東風吹かば 身も心をも 西方を』
(こちふかば みもこころをも さいほうを)