俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春来る

2007年02月05日 | 俳句

『猫柳 風に吹かれて 堀あたり』
(ねこやなぎ かぜにふかれて ほりあたり)

『梅一輪 知る人ぞ知る 色も香も』
(うめいちりん しるひとぞしる いろもかも)

『鬼も消え 娘と迎えし 立春』
(おにもきえ むすめとむかえし りっしゅん)

『まだ降らぬ 雪に失望 春浅し』
(まだふらぬ ゆきにしつぼう はるあさし)

『極楽の 近い順に 春が来る』
(ごくらくの ちかいじゅんに はるがくる)

『おでん鍋 ちくわぶ馴染めず 辛子なく』
(おでんなべ ちくわぶなじめず からしなく)

『春が来て 戀の句など 詠まんとす』
(はるがきて こいのくなど よまんとす)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする