俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

立春

2009年02月05日 | 俳句

『立春と 聞けば心も 華開く』
(りっしゅんと きけばこころも はなひらく)

『心して 立春大吉 待ちのぞみ』
(こころして りっしゅんだいきち まちのぞみ)

『西向けば 梅が枝餅の 甘さかな』
(にしむけば うめがえもちの あまさかな)

『トンネルを 抜けるとそこは 梅の園』
(とんねるを ぬけるとそこは うめのその)

『韓流の ドラマで過ごす 春の風邪』
(かんりゅうの どらまですごす はるのかぜ)

『鬼は内 豆に巻き寿司 食べにけり』
(おにはうち まめにまきずし たべにけり)

『世の中は 鬼なる人が 豆を蒔く』
(よのなかは おになるひとが まめをまく)

『日向ぼこ 陽射しは高く 陽は長く』
(ひなたぼこ ひざしはたかく ひはながく)

『紅椿 存在強き 主人公』
(べにつばき そんざいつよき しゅじんこう)

『風匂う いざ鎌倉の 余寒かな』
(かぜにおう いざかまくらの よかんかな)

『風光る 町の角々 風光る』
(かぜひかる まちのかどかど かぜひかる)

『我もまた 擽り欲しき ねこやなぎ』
(われもまた くすぐりほしき ねこやなぎ)

コメント
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