俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

シャボン玉

2009年02月18日 | 俳句

『春電車 みんな居眠り 舟を漕ぐ』
(はるでんしゃ みんないねむり ふねをこぐ)

『日輪を 受けて出勤 春うらら』
(にちりんを うけてしゅっきん はるうらら)

『白梅や 下弦の月の 月あかり』
(しらうめや かげんのつきの つきあかり)

『一面の 菜の花畑 海の風』
(いちめんの なのはなばたけ うみのかぜ)

『春霞 生駒に掛かる 白い雲』
(はるがすみ いこまにかかる しろいくも)

『我が前の 一尺ばかり うぐいす飛ぶ』
(わがまえの いっしゃくばかり うぐいすとぶ)

『往き帰り 雛人形の 姿見て』
(いきかえり ひなにんぎょうの すがたみて)

『冴え返る 鼾と風邪に 相関あり』
(さえかえる いびきとかぜに そうかんあり)

『七色の 虹が回りるよ シャボン玉』
(なないろの にじがまわりるよ しゃぼんだま)

『川柳 風に任せて ふうらふら』
(かわやなぎ かぜにまかせて ふうらふら)

『寝ころんで 菜の花畑を ごろごろと』
(ねころんで なのはなばたけを ごろごろと)



コメント (3)
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