俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

八十八夜

2009年05月02日 | 俳句

『八十八夜 上弦の月 春の月』
(はちじゅうはちや じょうげんのつき はるのつき)

『天に向く 水木に合わせ 我も向く』
(てんにむく みずきにあわせ われもむく)

『晩春の 日陰冷たく 風きつし』
(ばんしゅんの ひかげつめたく かぜきつし)

『花筏 堰の関所を 妹助く』
(はないかだ せきのせきしょを いもたすく)

『目に青葉 駅吊り広告 夏の旅』
(めにあおば えきつりこうこく なつのたび)

『粽なく 柿の葉寿司の 酢の効きて』
(ちまきなく かきのはずしの すのききて)


コメント
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