俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

若葉風

2009年05月29日 | 俳句

『前過る 太りし椋鳥 夏の影』
(まえよぎる ふとりしむくどり なつのかげ)

『雲隠れ 月は見えねど 羅か』
(くもがくれ つきはみえねど うすもの)

『退職後 ビヤガーデンの風 懐かしく』
(たいしょくご びやがーでんのかぜ なつかしく)

『水遊び 水掛け合って 汗となる』
(みずあそび みずかけあって あせとなる)

『麦の秋 パンと言うより ビールだね』
(むぎのあき ぱんというより びーるだね)

『若葉風 止まりて入る 昼電車』
(わかばかぜ とまりてはいる ひるでんしゃ)

『若葉風 背には光が 射している』
(わかばかぜ せなにはひかりが さしている)

『すがすがし 足湯に入れば 若葉風』
(すがすがし あしゆにいれば わかばかぜ)

コメント
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