百舌鳥鳴いて 一際高し 秋の声
(もずないて ひときわたかし あきのこえ)
10449 【季語】 百舌鳥 【季節】 三秋
秋日和 冷ややかながら 続いてる
(あきびより ひややかながら つづいてる )
10450 【季語】 秋日和 【季節】 三秋
耳元で 力なく蚊の 鳴きし声
(みみもとで ちからなくかの なきしこえ)
10451 【季語】 蚊 【季節】 三夏
花水木 揃って立ちし 赤い実よ
(はなみずき そろってたちし あかいみよ)
10452 【季語】 水木の実 【季節】 晩秋
山々は 黄葉進み 黄の増して
(やまやまは こうようすすみ きのまして)
10453 【季語】 黄葉 【季節】 晩秋
鶏頭の 撫でて見たきや その肌を
(けいとうの なでてみたきや そのはだを)
10454 【季語】 鶏頭 【季節】 三秋
秋痩せで 穿けしズボンの 十二本
(あきやせで はけしずぼんの じゅうにほん)
10455 【季語】 秋 【季節】 三秋