俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋彼岸

2009年09月20日 | 俳句

虫の夜や マウスの動き 矢の如し
(むしのよや まうすのうごき やのごとし)
10460 【季語】 虫 【季節】 三秋


稲雀 つがいと見えて 睦まじし
(いなすずめ つがいとみえて むつまじし)
10461 【季語】 稲雀 【季節】 三秋


甘樫の 丘より流る 紅葉風
(あまかしの おかよりながる もみじかぜ)
10462 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋


我が前を 飛び立ちもせず 稲雀
(わがまえを とびたちもせず いなすずめ)
10463 【季語】 稲雀 【季節】 三秋


秋彼岸 貪るほどに 眠り入る
(あきひがん むさぼるほどに ねむりいる)
10464 【季語】 秋彼岸 【季節】 仲秋


秋澄むや メタボ健診 どうなった
(あきすむや めたぼけんしん どうなった)
10465 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋


聞き取れぬ 虫の音程の 鼾かな
(ききとれぬ むしのねほどの いびきかな)
10466 【季語】 虫 【季節】 三秋


秋天は 終点となりぬ 自分党
(しゅうてんは しゅうてんとなりぬ じぶんとう)
10467 【季語】 秋天 【季節】 三秋
秋天=秋の空


コメント
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