俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

嫁の秋

2009年09月26日 | 俳句

虫鳴いて 秋と知れども なお暑し
(むしないて あきとしれども なおあつし)
10527 【季語】 虫 【季節】 三秋


萩日和 咲いても散っても 新薬師
(はぎびより さいてもちっても しんやくし)
10528 【季語】 萩 【季節】 初秋


風通る 三年坂の 七味屋の
(かぜとおる さんねんざかの しちみやの)
10529 【季語】 風爽やか 【季節】 三秋
清水寺に通じる三年坂に有名な七味屋がある。


秋の蝶 風に逆らい 蜜を吸う
(あきのちょう かぜにさからい みつをすう)
10530 【季語】 秋の蝶 【季節】 三秋


インフルで 無くとも風邪は 引くものさ
(いんふるで なくともかぜは ひくものさ)
10531 【季語】 風邪 【季節】 三冬


早々と 賀状準備の 嫁の秋
(はやばやと がじょうじゅんびの よめのあき)
10532 【季語】 秋 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする