俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

吾亦紅

2009年09月27日 | 俳句

背子が来ぬ 背子が来ぬとて 吾亦紅
(せこがこぬ せこがこぬとて われもこう)
10533 【季語】 吾亦紅 【季節】 晩秋


布団干し パンパンたたきゃ 秋暑し
(ふとんほし ぱんぱんたたきゃ あきあつし)
10534 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


邯鄲の 声を聞き聞き 昼寝する
(かんたんの こえをきききき ひるねする)
10535 【季語】 邯鄲 【季節】 初秋
邯鄲=コオロギ


俗に言う 赤い花なら 曼珠沙華
(ぞくにいう あかいはななら まんじゅしゃげ)
10536 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


ひそやかに 鳴いては寂し 秋の虫
(ひそやかに ないてはさびし あきのむし)
10537 【季語】 秋の虫 【季節】 三秋


老いたれば 林檎より柿が 好みなり
(おいたれば りんごよりかきが このみなり)
10538 【季語】 柿 【季節】 晩秋


コメント
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