俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

博多山笠

2013年07月01日 | 俳句

海山の 開きがあって 山笠あり
(うみやまの ひらきがあって やまかさあり)
15931 【季語】 山笠 【季節】 晩夏
七月一日今日から博多山笠が始まります。


凌霄花 動物院の 壁に咲く
(のうぜんか どうぶついんの かべにさく)
15932 【季語】 凌霄花 【季節】 晩夏
凌霄花=のうぜんかずら、のうぜんか


昼飯を 食べれば次は 昼寝かな
(ひるめしを たべればつぎは ひるねかな)
15933 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


炎昼や ひときわ黒き 影法師
(えんちゅうや ひときわくろき かげぼうし)
15934 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏


昼顔の 蔓がオイデと 誘うジム
(ひるがおの つるがおいでと さそうじむ)
15935 【季語】 昼顔 【季節】 仲夏


わたつみは 凪をもたらし 夕映えぬ
(わたつみは なぎをもたらし ゆうはえぬ)
15936 【季語】 夕映え 【季節】 晩夏
わたつみ=海神(「わだつみ」「わたづみ」 とも) 海を支配する神。海神。
わたつみの豊旗雲に入り日さし今夜の月夜さやに照りこそ(万葉集 一五・天智天皇)


梅雨らしき 気配も見せず 月変わる
(つゆらしき けはいもみせず げつかわる)
15937 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


梅雨きのこ マンガが浮かぶ パンツ茸
(つゆきのこ まんががうかぶ ぱんつたけ)
15938 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


緑陰や 数あるベンチ 人は居ず
(りょくいんや かずあるべんち ひとはいず)
15939 【季語】 緑陰 【季節】 三夏


虹立つや 消え去る前に 教えたき
(にじたつや きえさるまえに おしえたき)
15940 【季語】 虹立つ 【季節】 三夏


守護霊も 背後霊をも 親し夏
(しゅごれいも はいごれいをも したしなつ)
15941 【季語】 夏 【季節】 三夏


昼寝覚め 目口開かぬ 現あり
(ひるねざめ めくちひらかぬ うつつあり)
15942 【季語】 昼寝覚め 【季節】 三夏



コメント
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