半夏生 山の神様 厚化粧
((はんげしょう やまのかみさま あつげしょう))
15943 【季語】 半夏生 【季節】 仲夏
半夏生(はんげしょう)=夏至から数えて11日目の7月2日頃から
七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生。
山の神=奥さんのこと。
七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生。
山の神=奥さんのこと。
夏の夢 娘と共に 花活ける
(なつのゆめ むすめとともに はないける)
15944 【季語】 夏 【季節】 三夏
窓締めを 嫁に頼れば 寝冷えして
(まどじめを よめにたよれば ねびえして)
15945 【季語】 寝冷え 【季節】 三夏
翳りなき 娘の娘 向日葵と
(かげりなき むすめのむすめ ひまわりと)
15946 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏
乙女像 日陰作るや 松ぼくり
(おとめぞう ひかげつくるや まつぼくり)
15947 【季語】 日陰 【季節】 晩夏
火玉散る 線香花火の 潔さ
(ひだまちる せんこうはなびの いさぎよさ)
15948 【季語】 線香花火 【季節】 晩夏
涼しかな 鏡の前で 仁王立ち
(すずしかな かがみのまえで におうだち)
15949 【季語】 涼し 【季節】 三夏
夢ながら 裸で登る 夏木立
(ゆめながら はだかでのぼる なつこだち)
15950 【季語】 夏木立 【季節】 三夏
蜀葵 背より高きぞ 我が家紋
(たちあおい せよりたかきぞ わがかもん)
15951 【季語】 蜀葵 【季節】 仲夏
紫陽花の 青きと紅き 門番に
(あじさいの あおきとあかき もんばんに)
15952 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏
半夏雨や 毒々しくも 大雨に
(はんげうや どくどくしくも おおあめに)
15953 【季語】 半夏雨 【季節】 仲夏
孫電話 飛び出す言葉 蝉時雨
(まごでんわ とびだすことば せみしぐれ)
15954 【季語】 蝉時雨 【季節】 晩夏
昼寝する 我に突進 吾子蛙
(ひるねする われにとっしん あこがえる)
15955 【季語】 昼寝 【季節】 三夏