俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

油照

2013年07月08日 | 俳句

見上げれば 猛暑酷暑の 真夏空
(みあげれば もうしょこくしょの まなつそら)
15980 【季語】 真夏 【季節】 晩夏


息詰まる 暑さのほどの 日頃かな
(いきづまる あつさのほどの ひごろかな)
15981 【季語】 暑さ 【季節】 三夏


漫才の 廃れて久し 暑さかな
(まんざいの すたれてひさし あつさかな)
15982 【季語】 暑さ 【季節】 三夏


関節の 音喧き 極暑かな
(かんせつの おとかまびすき ごくしょかな)
15983 【季語】 極暑 【季節】 晩夏


灼けし砂 掘り返え見れば 砂の色
(やけしすな ほりかえみれば すなのいろ)
15984 【季語】 灼く 【季節】 晩夏


炎昼や 猛酷極と 限りなし
(えんちゅうや もうこくごくと かぎりなし)
15985 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏


節電下 熱中症の 報多し
(せつでんか ねっちゅうしょうの ほうおおし)
15986 【季語】 熱中症 【季節】 ー


油照 三枚舌の 選挙戦
(あぶらでり さんまいじたの せんきょせん)
15987 【季語】 油照 【季節】 晩夏


片蔭に 憩いて眺む 日当たりを
(かたかげに いこいてながむ ひあたりを)
15988 【季語】 片蔭 【季節】 晩夏


向日葵の ソッポを向きたる 自立心
(ひまわりの そっぽをむきたる じりつしん)
15989 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


梅干しを 喰らうは男 句は女
(うめぼしを くらうはおとこ くはおんな)
15990 【季語】 梅干し 【季節】 三夏
梅干しの俳句は、女性に多い。


辛子なき 冷やし中華の 酢に噎び
(からしなき ひやしちゅうかの すにむせび)
15991 【季語】 冷やし中華 【季節】 三夏



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする