俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

天神祭

2013年07月25日 | 俳句

豪雨止み 時を待たずに 蝉時雨
(ごううやみ ときをまたずに せみしぐれ)
16074 【季語】 蝉時雨 【季節】 晩夏


贈りたし 夏の夜空の 星一つ
(おくりたし なつのよぞらの ほしひとつ)
16075 【季語】 夏 【季節】 三夏


予報士の 言い訳ばかり 夏旱
(よほうしの いいわけばかり なつひでり)
16076 【季語】 夏旱 【季節】 晩夏


炎天へ 飛び出す前の 気付け水
(えんてんへ とびだすまえの きつけみず)
16077 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


いつ止むや 耳に染み入る 蝉の声
(いつやむや みみにしみいる せみのこえ)
16078 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


喧し いつ八日目や 蝉の声
(かまびすし いつようかめや せみのこえ)
16079 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


十六夜の 天神祭 既望あり
(いざよいの てんじんまつり きぼうあり)
16080 【季語】 天神祭 【季節】 晩夏
十六夜=満月の次の日の月  既望=満月の後の日の月 望=満月


どれ鳴くや 三十七種の 蝉の声
(どれなくや さんじゅうななしゅの せみのこえ)
16081 【季語】 蝉 【季節】 晩夏
日本の蝉の種類は、三十七種あるそうです。


油照り 元気が良いのは 子と女
(あぶらでり げんきがよいのは ことおんな)
16082 【季語】 油照 【季節】 晩夏


三伏の 元総理らの 為体
(さんぷくの もとそうりらの ていたらく)
16083 【季語】 三伏 【季節】 晩夏
三伏=夏の最も暑い時期。
夏至後の第3の庚(かのえ)の日を初伏、第4の庚の日を中伏、
立秋後の最初の庚の日を末伏といい、この三つをあわせていう。


夏旱 ゆとり政治家 もうゴメン
(なつひでり ゆとりせいじか もうごめん)
16084 【季語】 夏旱 【季節】 晩夏
ゆとり教育ってありましたね。底の浅い教育。政治家に多い?


五才時が 良いと言いし子も 夏休み
(ごさいじが よいといいしこも なつやすみ)
16085 【季語】 夏休み 【季節】 晩夏