俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

博多祇園山笠

2013年07月09日 | 俳句

扇風機 首の骨鳴り 首も垂れ
(せんぷうき くびのほねなり くびもたれ)
15992 【季語】 扇風機 【季節】 三夏


蝉時雨 我も民も その日暮しよ
(せみしぐれ わしもみんも そのひぐらしよ)
15993 【季語】 蝉時雨 【季節】 晩夏


水打って 涼しくなれば 豪雨なし
(みずうって すずしくなれば ごううなし)
15994 【季語】 打水 【季節】 三夏


炎天下 雲ひとつな気 晴天に
(えんてんか くもひとつなき せいてんに)
15995 【季語】 炎天下 【季節】 晩夏


俤は 俤として 雲の峰
(おもかげは おもかげとして くものみね)
15996 【季語】 雲の峰 【季節】 三夏


焼酎は 湯割り水割り 朋と割り
(しょうちゅうは ゆわりみずわり ともとわり)
15997 【季語】 焼酎 【季節】 三夏


草茂る 土手の川風 息をして
(くさしげる どてのかわかぜ いきをして)
15998 【季語】 草茂る 【季節】 三夏


山笠や 半ドン休暇の おまけまで
(やまがさや はんどんきゅうかの おまけまで)
15999 【季語】 山笠 【季節】 晩夏
山笠=博多祇園山笠 この季節、山笠に参加する高校生は半ドンとなる。


親子して 褌姿の 山笠のぼせ
(おやこして ふんどしすがたの やまのぼせ)
16000 【季語】 山笠 【季節】 晩夏
山笠(やまかさ 山・ヤマ)に熱中する男のことを「山のぼせ」又は「のぼせもん」という。


コメント
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