俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

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          千秀

五月雨桔梗

2013年07月13日 | 俳句

雨の中 五月雨桔梗 見入る嫁
(あめのなか さみだれききょう みいるよめ)
16013 【季語】 五月雨桔梗 【季節】 (仲夏)
五月雨桔梗  桔梗の季節は初秋だが、、。


夜濯ぎや 洗って欲しくも 静かにも
(よすすぎや あらってほしくも しずかにも)
16014 【季語】 夜濯ぎ 【季節】 晩夏
夜濯ぎ=夜に洗濯すること。


堪らずに 家内を逃げて 夜涼みを
(たまらずに やないをにげて よすずみを)
16015 【季語】 夜涼み 【季節】 晩夏


水無月や 故人の顔の 偲ばれて
(みなづきや こじんのかおの しのばれて)
16016 【季語】 水無月 【季節】 晩夏


夕立や デジタルテレビの 雨模様
(ゆうだちや でじたるてれびの あめもよう)
16017 【季語】 夕立 【季節】 三夏
デジタルテレビは雨に弱いらしい。録画鑑賞に支障有り。


夕立も 豪雨は遠慮 小さきを
(ゆうだちも ごううはえんりょ ちいさきを)
16018 【季語】 夕立 【季節】 三夏


雨蛙 跳び付く先は 何あらん
(あまがえる とびつくさきは なんあらん)
16019 【季語】 雨蛙 【季節】 三夏


夕立を 逃げて駆ければ 足滑り
(ゆうだちを にげてかければ あしすべり)
16020 【季語】 夕立 【季節】 三夏


鬼瓦 字と言えど 夏旱
(おにがわら あざなといえど なつひでり)
16021 【季語】 夏旱 【季節】 三夏


梅雨雲も 天から見れば 真っ白け
(つゆぐもも てんからみれば まっしろけ)
16022 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏