薄い モルゲンロート 大喰岳 槍ヶ岳 常念岳
朝 晴れ渡った空の下で朝日が新雪を染める。
夕刻 道路沿いの家の多くにイルミネーションが施されてまばゆく点滅する。
消費電力の少ないLEDのお陰なのかどうかわからないけれど、電力の無駄遣いと目くじら立てる人もいなくなった。
長い夜の慰めなのだろう、自治体や施設の大がかりな電飾がニュースになって、人を集めているようだ。
日没は12月3日から12月10日までが最も早く16:31分で、日の出は1月2日から1月12日が最もおそく7:00となっている。
今年の冬至は12月22日(土)で恒例により南瓜を食べる。
伊那遠山郷の霜月祭が始まっているとラジオニュースで流れていた。
古代から八百万の神々は、太陽からエネルギーを貰って活動する、しかし旧暦霜月の時期になると、太陽の光が弱くなって神様は今一つ元気が出ない。
そこで信仰厚い人々は、神々に入浴して元気になってもらおうと大釜で湯を沸かした。それが霜月祭の始まりだという。
煮えたぎる湯を素手で払い参詣者に飛ばす。
熱いしぶきを浴びた人は、その時から1年間無病息災を約束される。