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平成の松 受難

2012年12月19日 | 環境

平成の松並木のあった場所 ここから下流の橋まで、松並木が続いていた。

 

年輪は25~27本が数えられた

「平成の松並木」は昭和が終わって平成になった時、時の町会連合会が記念植樹したと聞いている。

地域内を東西に流れる薄川の右岸堤防に、約百米に渡わたって数十本が植えられた。

植樹当時は雑草にまぎれて気付かなかったけれど、関係者の丹精ですくすくと成長し、現在は見事な松並木を形成していた。

しかし 積雪期、並木に陽光を遮られた道は雪解けが進まず、交通安全上の課題となっていた 。

又道路を跨いだ耕地に、並木の日影が年ごとに伸びて、作物の生育を著しく阻害した。

伐採論が過去何回か台頭したらしいが、何故かわからないがその都度立ち消えたという。

その並木が忽然と消えた。

理由は種々あるだろうが、河川敷内樹木除去事業の一環として伐採されたのだろう。

 

 そこで心配になるのは松並木に続いて、近隣の有志が植樹し育まれた、彼岸桜とレンギョウの植栽である。

河川敷樹木除去の対象になっているのだろうか?

心配になって河川管理事部所に問い合わせたところ、「美しい物は残します」という嬉しい返事をいただいた。

 

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